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豚汁模型!

鉄道模型のごった煮をゆるくほそぼそ楽しむブログ

2024'04.30.Tue
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2016'08.26.Fri
前回からずいぶん時間が開いてしまいましたが、続きを紹介いたします。前回同様、贔屓目100%ですのでご注意くださいまし。


やこうれっしゃ(西村繁男著 小峰書店)
 有名な絵本ですね。その道の鉄道オタク(笑)に言わせると、モデルになった急行能登の編成や各車の寝台の配置、最後尾の新聞輸送用スニ41から、はたまたオハネフ12とスハネ16の台車の違いまで完璧というとんでもない書き込みの絵本です。ケチをつけるとすると、金沢までEF58が入っていることと、東北仕様の電暖対応のEF58ではない点でしょうか。それくらい細かいところまでみないとケチがつけられないすばらしい本です。
 「津軽海峡冬景色」に歌われた上野発の夜行列車はすでに消滅してしまい、1983年という初版発行年の時代からは遠くなってしまいましたが、往時の人の営みが生き生きと描かれており、親子で現代との違いを語り合うにはもってこいの絵本だと思います。


チンチンでんしゃのはしるまち(横溝英一著 福音館書店)
 長崎の路面電車が題材のこの絵本は、路面電車の一日が詳細にわかる絵本です。というのも、路面電車というのは普通の鉄道以上に人に密着した交通機関であり、人と交通の関わりが視覚で直接わかるという本はほかにあまりないと思います。小さい子にはちょっと難しいですが、少し大きくなってから読み聞かせてあげたい本ですね。
 鉄道オタクを養成する要素(笑)もきっちり詰め込まれており、仕業前の点検から電車そのものや鉄道員の一日について学んだり、交差点における信号やポイント転換などの路面電車のシステムについても詳しく学ぶことができる本です。


うみのでんしゃ ぼくらの江ノ電(中島章作著 小峰書店)
 またしても路面電車ものですが、こちらの本は電車というよりも街並みの書き込みがとにかく丁寧な絵本です。江ノ電沿線の街並みが、色彩鮮やかに描かれています。もちろん、描かれるバスは神奈中です(笑)
 絵はリアルなタッチですが文章では電車は擬人化されており、文章中、とある場面で横須賀線が悪ぶる場面があるのですが、そのせいで私は小学校に上がるくらいまで横須賀線は悪い電車なのだと思っていました(笑)


ぐんぐんはしれ ちゅうおうせん(中島章作著 小峰書店)
 初版発行が1988年で、時代的には201系に統一されてきたあたりということで、一昔前の中央線が存分に走り回っています。今の時代についてでしたら、福音館書店から出ている「いちばんでんしゃのうんてんし」のほうがいいかもしれません。
 この絵本は電車そのものというよりも、中央線の主要駅の各駅についてや中央線沿線の風景など、中央線の走る東京郊外の沿線風景にスポットが充てられています。個人的には、日野の車庫のページにずいぶん時間を使って読んでいました(笑) 高尾にある大きな天狗の石造についても見開きページで紙面が割かれていますし、今読んでも面白い本だと思います。


前回も含めてずいぶん紹介したのですが、まだまだ読んだ本はあります。どれだけ読んだんだか(^^;
また機会がありましたら紹介します。それでは(^^)ノ



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2016'08.22.Mon
近いうちに、などと言いながら諸々の事情で遅くなってしまいました。
色々とタイミングが重なって、このたび長年の懸案だったあるツールを導入いたしました。

オンボロスマホで撮ったせいか、あるいはウデが悪いのか、ピントが微妙にあっていませんが、エアブラシを導入しました。セールで買ったので抑えられてはいますが、結構奮発いたしました(^^;
購入したのはこちらの二機種。

 中国資本のものなど、もっと廉価な機種もあるのですが、十年単位で使い続けることを考えてこのセレクトにしました。最近道具については「安物買いの銭失い」ではないですが、きちんとしたものを買っておいた方があとでメリットを実感することも多く、お財布的には厳しかったですが、あとで後悔しないほうに比重をかけました。
 やはりエアブラシの効果は絶大で、一発目から塗膜がかなり薄くできました(ここで画像をお見せできないのはマスキングに失敗したからです(^^;)。昨今の情景モノにおけるウェザリングにも必須のツールですので、どんどん失敗してコツを覚えていきたいと思います。
 もう一つ、手軽さについては缶スプレーに軍配が上がることはわかっていましたが、瓶の塗料は安くていいですね。しかも希釈するので見た目以上に結構塗れます。エアブラシは塗料を交換することは、いちいち洗浄しなくてはならず面倒なので、屋根や床下機器などの車体色以外は缶スプレーで、という使い分けもいいのかもしれません。
 どんどんいろんなものにチャレンジしていきたいと思います。それではまた(^^)ノ



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2016'07.28.Thu
さらに続けます。

 続きましては、KATOのDD13です。なぜか少数派の一つ目が先に出ましたが、二つ目のタイプも満を持して発売されました。KATOとしては品番が3ケタの時代から製品化されていましたが、その時代ではDD13が最高傑作だったと今でも思っています。
  リニューアルなったDD13ですが、初期型に引き続いてということで、安心して購入できる出来です。実車では活躍範囲を選ばなかった機関車なので、それこそ一家に一台なのではないでしょうか。
 惜しむらくは走行性能で、近年のKATOの動力にありがちな、スタート時の設定電圧が高くロケットスタートしてしまうこと。車両の入れ替えが主な働き場だったこの機関車ですから、そこは何とかしてほしかったところ。スムーズな走り出しで評価の高いTOMIXから既にDD13の製品化決定が発表されていますから、太刀打ちできるのかは怪しいところです。
 で、やはり次に掲載する写真がどんな写真かはお分かりですよね。

 ヤードの主力をいろいろ並べてみました。こうやって並べてみると、DE10がDD13の延長線上にあることがよくわかります。この3台が活躍できるような機関庫セクションを作ってやりたいところですが、いつになることやら。

 それではまた近いうちに(^^)ノ

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2016'07.23.Sat
さてどんどん行きたいと思います。
 休止期間の間に増殖していたもの(もちろん勝手に増えたわけではなく魔法の紙を生け贄にして)としては、まずこれですね。

 東北の赤い電気機関車、ED75が増えました。なぜか2両も。
 八甲田だとか津軽だとかあけぼのだとか、この機関車を使うことのできる列車はすでに所有していたのですが、交流区間も守備範囲にすると、やれ盛岡のキハだ、やれ仙石線の旧国だ、と収拾がつかなくなることは目に見えていましたので、あえて購入していなかったのです。それが少し前の板谷峠フィーバーで完全に崩れ去った格好です。ただの言い訳が通じなくなったとでも言いましょうか(^^;


 手前のライトがついているのが、KATOのED75-1000です。某所のポポンデッタに状態の悪くないものが格安で転がっていたので拾い上げてきた次第。
 1000番台ですから、貨物列車の牽引から特急列車まで何でもござれの万能型です。東北本線を走行するほぼすべての列車を牽いたことがありますから、ウチの所属客車ですと連結相手を選ばないのがいいですね。

 お次はTOMIXから先日発売された基本番台のED75です。基本番台の中でもツララ切りのない初期型をモデルにしており、こちらはごく初期は優等列車にも起用されたものの、700番台が作られると普通列車や貨物列車の牽引に充てられました。

 さて気になるのは両メーカーの比較ですが、大きな差はありませんが個人的にはTOMIXに軍配が上がると思っています。
 やはり機関車は走行性能が大事だと思うわけですが、近年のKATO製品は走り出しがスムーズでなく、ロケットスタートとなってしまう車両も多く、ED75もこれにあたります。スロースピードでも滞りなく走るTOMIXのモーター性能には敵いません。屋根上の機器類も、TOMIXのほうが落ち着いた色合いで個人的には気に入っています。
 TOMIXの欠点もないわけではなく、TOMIXではお馴染みの細かい作業が苦手な人は敬遠してしまう別付けパーツの多さやパンタグラフの壊れやすさ、ヘッドライトの色は実物よりもかなりオレンジが濃く、ここは色味がリアルなKATO製品が優れている点だと思います。

 色々と注文を付けたものの、総じて両メーカーともいい製品を出していると思います。もうあとはメーカーの好みしかないでしょう。
 写真では重連にしていますが、走り出しはTOMIXのほうがいいので、動かないKATOのものに足を取られて空転してしまっている様子。しかしある程度スピードが出てくると、とりあえずは問題なく走ってくれます。勾配やカーブが連続するなどの複雑な条件では走らせていないため詳細はわかりませんが、両メーカーが混在してもとりあえずは問題ないと思います。
 そうそう、我が家では客車や貨車はKATOカプラーが標準装備なのですが、従来ですとTOMIX機に付属している交換用のTNカプラーを小改造してKATOのかもめナックルを入れています。しかし、今回のED75に付属している交換用のカプラーはこの改造ができない構造に変わってしまっています。対処法はないので、おとなしく交換用の別売パーツ(JC61)を買うことにしました。TOMIXとしてはKATOナックルへの改造は見越していないものなので仕方ありませんが、従来品が消える前にJC61はある程度の数を確保しておいた方がいいかもしれません。

 我が家の交流機を並べてみました。これ以上は増えないように祈りたいところですが、ED71あたりが出てきたら、おそらく買ってしまうでしょう。TOMIXは同じようなデザインのED61をすでに製品化していますし、すぐに出てきそうな気がしますよねえ(^^;

 それでは、また近いうちに(^^)ノ


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2016'07.22.Fri
ここのところ更新が止まっていたのは、仕事のためというよりは、この車両の紹介をどうしたらいいかという問題の方が大きかったです。

 こ、この箱は・・・

 しかも中身はすでにコレですw
 455系を買った時の記事であれだけ「キハ58の非冷房が出ない限りHGで灰色のケースは買わない」と豪語していたにも関わらずこのザマです。TOMIXの485-1000、噂にたがわぬ素晴らしい出来です。

 HG製品ならではの丁寧な造形が光る好製品です。別体化されてリアルな造形のクーラー・ベンチレーターや、前面の雰囲気のとらえ方など、485系シリーズ全般に言えることですが、カッコいい模型です。まあ、お財布の中身もそれなりにそれなりに軽くしなければいけないのはご承知の通りですが・・・(^^; 
 485系の1000番台というのは、雪害に悩まされていた東北地方で使用するために、耐寒耐雪装備をてんこもりにした番台で、特に奥羽本線は板谷峠を超えて秋田へ向かう「つばさ」での活躍が特筆されます。この「つばさ」は山形新幹線開通に伴って485系での運転が終了するまで、ほぼ全列車が485系によって運転された列車で、上野口フリークの私が買った先頭車にはもちろん「つばさ」のヘッドマークを取り付けています。
 それなりの投資をしなければならない製品ですが、改善してほしいところがないわけではなく、例えばTOMIX製品にはありがちな、濃い色の塗装にかすれが見られたり、先頭車のTNカプラー化が、かえってオーバースケールでかっこ悪く、この連結器を使う列車はわずか(横軽用の489系を除けば、ゆぅトピア和倉を併結した雷鳥と、583系を併結したシュプールくらいでしょうか)でしたからこの辺はダミーカプラーでもよかったのではないかと思います。

 奥羽本線ということで、奥羽本線の役者たちを並べてみました。気づけばいろいろ揃っていますねえw 以前も言ったことですが、キハ181もかっこいいですね。
 冒頭で紹介の仕方を迷っていたというのは、以前はフル編成を買ったときは撮影もフル編成で行っていたのですが、あれは見た目の割に時間とスペースを取るために、なかなか負担が大きかったのです。
 今回は時間もあまりなかったので、フル編成はケース内だけにとどめました。これからはこういう撮影でいきたいと思います。
 撮影方法を迷っていた間に買ったものも随分あるので、ぼちぼち紹介していきたいと思います。

 それではまた(^^)ノ

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茨城県古河市在住。「いばらぎ」ではなく「いばらき」です。
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