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豚汁模型!

鉄道模型のごった煮をゆるくほそぼそ楽しむブログ

2024'12.02.Mon
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2016'07.23.Sat
さてどんどん行きたいと思います。
 休止期間の間に増殖していたもの(もちろん勝手に増えたわけではなく魔法の紙を生け贄にして)としては、まずこれですね。

 東北の赤い電気機関車、ED75が増えました。なぜか2両も。
 八甲田だとか津軽だとかあけぼのだとか、この機関車を使うことのできる列車はすでに所有していたのですが、交流区間も守備範囲にすると、やれ盛岡のキハだ、やれ仙石線の旧国だ、と収拾がつかなくなることは目に見えていましたので、あえて購入していなかったのです。それが少し前の板谷峠フィーバーで完全に崩れ去った格好です。ただの言い訳が通じなくなったとでも言いましょうか(^^;


 手前のライトがついているのが、KATOのED75-1000です。某所のポポンデッタに状態の悪くないものが格安で転がっていたので拾い上げてきた次第。
 1000番台ですから、貨物列車の牽引から特急列車まで何でもござれの万能型です。東北本線を走行するほぼすべての列車を牽いたことがありますから、ウチの所属客車ですと連結相手を選ばないのがいいですね。

 お次はTOMIXから先日発売された基本番台のED75です。基本番台の中でもツララ切りのない初期型をモデルにしており、こちらはごく初期は優等列車にも起用されたものの、700番台が作られると普通列車や貨物列車の牽引に充てられました。

 さて気になるのは両メーカーの比較ですが、大きな差はありませんが個人的にはTOMIXに軍配が上がると思っています。
 やはり機関車は走行性能が大事だと思うわけですが、近年のKATO製品は走り出しがスムーズでなく、ロケットスタートとなってしまう車両も多く、ED75もこれにあたります。スロースピードでも滞りなく走るTOMIXのモーター性能には敵いません。屋根上の機器類も、TOMIXのほうが落ち着いた色合いで個人的には気に入っています。
 TOMIXの欠点もないわけではなく、TOMIXではお馴染みの細かい作業が苦手な人は敬遠してしまう別付けパーツの多さやパンタグラフの壊れやすさ、ヘッドライトの色は実物よりもかなりオレンジが濃く、ここは色味がリアルなKATO製品が優れている点だと思います。

 色々と注文を付けたものの、総じて両メーカーともいい製品を出していると思います。もうあとはメーカーの好みしかないでしょう。
 写真では重連にしていますが、走り出しはTOMIXのほうがいいので、動かないKATOのものに足を取られて空転してしまっている様子。しかしある程度スピードが出てくると、とりあえずは問題なく走ってくれます。勾配やカーブが連続するなどの複雑な条件では走らせていないため詳細はわかりませんが、両メーカーが混在してもとりあえずは問題ないと思います。
 そうそう、我が家では客車や貨車はKATOカプラーが標準装備なのですが、従来ですとTOMIX機に付属している交換用のTNカプラーを小改造してKATOのかもめナックルを入れています。しかし、今回のED75に付属している交換用のカプラーはこの改造ができない構造に変わってしまっています。対処法はないので、おとなしく交換用の別売パーツ(JC61)を買うことにしました。TOMIXとしてはKATOナックルへの改造は見越していないものなので仕方ありませんが、従来品が消える前にJC61はある程度の数を確保しておいた方がいいかもしれません。

 我が家の交流機を並べてみました。これ以上は増えないように祈りたいところですが、ED71あたりが出てきたら、おそらく買ってしまうでしょう。TOMIXは同じようなデザインのED61をすでに製品化していますし、すぐに出てきそうな気がしますよねえ(^^;

 それでは、また近いうちに(^^)ノ


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