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豚汁模型!

ブログタイトルは滅茶苦茶ですが、とりあえずゆるゆる細々とテツドウモケイをいじりたいなあ、というのが信条の脱力系ブログ(?)です。

2017'10.22.Sun
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2016'08.26.Fri
前回からずいぶん時間が開いてしまいましたが、続きを紹介いたします。前回同様、贔屓目100%ですのでご注意くださいまし。


やこうれっしゃ(西村繁男著 小峰書店)
 有名な絵本ですね。その道の鉄道オタク(笑)に言わせると、モデルになった急行能登の編成や各車の寝台の配置、最後尾の新聞輸送用スニ41から、はたまたオハネフ12とスハネ16の台車の違いまで完璧というとんでもない書き込みの絵本です。ケチをつけるとすると、金沢までEF58が入っていることと、東北仕様の電暖対応のEF58ではない点でしょうか。それくらい細かいところまでみないとケチがつけられないすばらしい本です。
 「津軽海峡冬景色」に歌われた上野発の夜行列車はすでに消滅してしまい、1983年という初版発行年の時代からは遠くなってしまいましたが、往時の人の営みが生き生きと描かれており、親子で現代との違いを語り合うにはもってこいの絵本だと思います。


チンチンでんしゃのはしるまち(横溝英一著 福音館書店)
 長崎の路面電車が題材のこの絵本は、路面電車の一日が詳細にわかる絵本です。というのも、路面電車というのは普通の鉄道以上に人に密着した交通機関であり、人と交通の関わりが視覚で直接わかるという本はほかにあまりないと思います。小さい子にはちょっと難しいですが、少し大きくなってから読み聞かせてあげたい本ですね。
 鉄道オタクを養成する要素(笑)もきっちり詰め込まれており、仕業前の点検から電車そのものや鉄道員の一日について学んだり、交差点における信号やポイント転換などの路面電車のシステムについても詳しく学ぶことができる本です。


うみのでんしゃ ぼくらの江ノ電(中島章作著 小峰書店)
 またしても路面電車ものですが、こちらの本は電車というよりも街並みの書き込みがとにかく丁寧な絵本です。江ノ電沿線の街並みが、色彩鮮やかに描かれています。もちろん、描かれるバスは神奈中です(笑)
 絵はリアルなタッチですが文章では電車は擬人化されており、文章中、とある場面で横須賀線が悪ぶる場面があるのですが、そのせいで私は小学校に上がるくらいまで横須賀線は悪い電車なのだと思っていました(笑)


ぐんぐんはしれ ちゅうおうせん(中島章作著 小峰書店)
 初版発行が1988年で、時代的には201系に統一されてきたあたりということで、一昔前の中央線が存分に走り回っています。今の時代についてでしたら、福音館書店から出ている「いちばんでんしゃのうんてんし」のほうがいいかもしれません。
 この絵本は電車そのものというよりも、中央線の主要駅の各駅についてや中央線沿線の風景など、中央線の走る東京郊外の沿線風景にスポットが充てられています。個人的には、日野の車庫のページにずいぶん時間を使って読んでいました(笑) 高尾にある大きな天狗の石造についても見開きページで紙面が割かれていますし、今読んでも面白い本だと思います。


前回も含めてずいぶん紹介したのですが、まだまだ読んだ本はあります。どれだけ読んだんだか(^^;
また機会がありましたら紹介します。それでは(^^)ノ



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2015'12.25.Fri
以前に「大学時代小説を書くサークルにいた」という話をなんだったかの記事でしたような気がしますが、大学時代に書いた小説の中の1本に鉄道を題材にしたものを書いたことがあったを思い出したので、ブログの保守がてら投稿します。
 題材は「草軽電鉄」です。自分でも何でそんなマイナーかつ、とうの昔に消えた鉄道をネタにしたのかは忘れましたが、当時の自分としてはそこそこ上手に書けたような記憶があります。
 少々長めのお話(原稿用紙60枚ほど)ですので、お暇なときに読んでいただければ嬉しいです。当然ながら本作の内容はすべてフィクションです。
 読んでいただける方はこちらをクリックしてください。小説ページにジャンプします。

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2015'08.20.Thu
以前このブログで、「私の鉄道趣味のルーツは、祖父母の住んでいた家の近くを走っていた京浜東北線の103系にある」という話はした気がしますが、幼少期に実際に私が住んでいた(というか今も住んでいる)家は鉄道とは何ら縁のない、クルマ社会の町にあります。
 幼少期の見聞きしたものが、成長したのちの性格や趣味嗜好などに影響を与えるというのは、教育学ではもはや疑うことのない定説ですが、ではクルマ社会で育った私が何故ここまで鉄道を好きになったのか。
 自分なりに、答えは絵本だと思っています。近所にあった図書館に私が大好きな乗り物系の絵本がたくさん揃っており、幼いころはよく母に連れられて赴いていました。こんなに鉄道が好きになったのも情操教育のたまものですね(違う
 というわけで、今日の記事は幼いお子様を育ててらっしゃる保護者のみなさまにもお役にたつような内容になりますので、そういったみなさまにも参考にしていただければ幸いです(そんな来訪者がいらっしゃるかは知りません

 まず最初は、私が一番好きだった絵本から紹介します。

 いやいやバスの3ばんくん(砂田 弘  (著) 富永 秀夫 (イラスト) 小峰書店)
 さんざん鉄道鉄道言っておいて最初がクルマものというのもいかがなものかとは思いますが、現に好きだったのだから仕方ない。
 3ばんくんの「3ばん」とは、駅から出ている系統のことで、3番は病院行き。団地や遊園地に行くほかのバスたちをうらやましく思いながら、病院を往復する毎日に嫌気がさしている3ばんくん。ある出来事をきっかけに、わがままばかりだった自分にも大事な役目があることに気が付きます。
 乗り物系の絵本であると「○○へ行った」というお話の多い中で、バスを擬人化して物語調に仕立てたところが楽しい絵本です。病人を運ぶという大切な使命を通して、自分の価値に気づいていくというところも、大人が読んでも楽しめる本ですね。


 かもつれっしゃのワムくん(関根 栄一  (著), 横溝 英一 (イラスト) 小峰書店)
 以下はAmazonの商品紹介から引用です。「「ワム」とは屋根のある貨車です、そして屋根のない貨車は「トラ」、コンテナ専用車は「コキ」、タンク車は「タキ」、冷蔵車は「レム」、石炭専用車は「セキ」と呼びます。貨車のワムくんの番号は93287です、ワムくんは周囲が草ぼうぼうの線路の上におかれて、近くに置かれる貨車と話をします。ある日、ワムくんの扉が開かれて、りんごの箱が運びこまれました。ワムくんは貨車の「トラ」に連結されて、長い旅が始まりました。
 今の時代セキだのレムだの誰がわかるんだというところは、作者が読者を国鉄の世界へ誘わんとする巧妙なトラップです。現に私が引っ掛かりました。・・・・・・え? 違う? そうですか。あとワムくんがワラ1なのにとび色で、私鉄所有車というのも鉄的には見逃せないポイントですね。
 内容は、いつも引き込み線(この引き込み線も中小私鉄の貨物側線だったり、あるいは表紙の電気機関車も私有機関車だったりするところも、地方私鉄ファンとしては萌えポイントです)でひなたぼっこしかできず、広い世界に憧れを持つワムくんが、ひょんなことから荷を積んで日本中を駆け巡るという物語です。海底トンネルではほかの貨車たちが魚に化けてしまって、ワムくんだけが取り残されるようなことになってしまったりと、荷をもらって仕事に出ていくというリアルな一面と、貨車が魚に変化してしまうというファンタジー色が見事に調和した、大変に楽しい本です。
 最後のオチはちょっとうーん、となってしまうものの、親子で読んで楽しい本だと思います。


 はたらきもののじょせつしゃけいてぃー(バージニア・リー・バートン(著, イラスト)  いしい ももこ (翻訳) 福音館書店)
 またしてもクルマものですが、ちょっと奇をてらって除雪車がメインのお話です。
 バージニア・リー・バートンの絵本といえば「いたずらきかんしゃちゅうちゅう」がとみに有名ですが、同じ乗り物系絵本でも私が好きだったのは「けいてぃー」でした(もちろん「ちゅうちゅう」も読みました)。バートンはアメリカの作家でしたが、この作品はどこか北欧のような静かで、雪がしとしとと降り積もる街を、武骨な旧式の除雪車であるけいてぃーは黙々と雪をかいて働きます。その姿に幼い私は大変に心を打たれたのでした。
 また、この絵本は一般的な絵本のスタイルとは異なり、「じぇおぽりす」という名の架空の町の鳥瞰図が大きめの紙面いっぱいに描かれ、その中を「けいてぃー」が走り回る、という体をとっていました。「ウォーリーを探せ」にも通じるような、そんな遊び心のある本です。彼女が雪をかき終わるとハートマークになる、なんてところもバートンの遊び心を感じます。

 長くなってしまったので今回はこの辺で。まだまだ読んだ本はありますので、折に触れてご紹介したいと思います。
 それではー(^^)ノ





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2014'04.12.Sat
さて、粛々と模型購入報告ブログと化している豚汁模型でありますが、今日は消費増税の影響かスッカラカンだった銀座の某店でこんなものを買ってきました。


 TMS1978年6月号です。前々からこの号を探していたのですが、なんと100円でした。迷わずレジへ持っていった次第です。余談ですが、袋もまたいいですね。機芸出版社の代理店だからでしょうが、中古本でもわざわざこの袋に入れてくれるあたりが粋ですよね。
 この号では、まず初めに読者のNゲージレイアウトを大々的に紹介し(どうやら機芸出版社に送られてきた写真をほぼ全て載せたようです)ています。中の関水金属(まだKATOではなかったころです)の広告を見ると、スカートが台車にあわせて首を振るEF66(笑)や、現在でも発売されているワキ5000やコキ5500が新製品として取り上げられています。広告欄を見ても、鉄道模型社をはじめとして、松戸のわらそうや西武百貨店のしぐなるはうす、西荻窪のニットー教材(後に一部スタッフが独立しモデルワーゲンの原型となります)、更には先刻惜しまれつつ閉店した伊勢崎のエルホビーなど、かつての名店が並びます。ユニバーサル模型社やコンドル模型、エコーモデルなど、現在も盛業中な店も並ぶ中で、巣鴨のさかつうや赤羽のヤマナカ模型など、行ったことのある店が30年以上の時を越えて活字として読めるというのも一種の感動を覚えます。
 さて、この号をわざわざ買ってきたのは、松井久明氏による「鯨川地方鉄道の車両たち」という記事が掲載されているためです。


 カラーページを含めて10ページにまとめられたこの記事。現在ではネット上でもよく見られる、自分の夢想した架空鉄道について紹介した記事ですが、この当時フリーランスの、それも地方私鉄を扱った記事は皆無と言ってよく、方々の架空鉄道のブログでその影響は多大であったと記されています。この記事が発表されなければ、おそらくは、現在の架空鉄道を楽しんでいる界隈の版図は大きく異なったものになったでありましょう。
 また、模型界においてもこの「鯨川地方鉄道」は多大な影響を及ぼし、かの「地鉄電車」シリーズでおなじみの宮下洋一氏も、この鯨川地方鉄道に大いに触発されたことを述懐しています。氏は1981年・82年のTMSコンペで連続受賞(81年は佳作、82年は特選)していますが、当時は宮下氏いわく「機関車至上主義のような風潮」があり、全く日の当たらなかった地方私鉄系フリー電車(しかもペーパー自作)で出品、受賞したことから大きな話題となりました。その後宮下氏はRM MODELS誌上で次々とジオラマセクションを発表し、16番の世界では下火になりかけていた地面モノを再興させたことはご存知の方も多いはずです。
 そして、Nゲージを中心に扱ってきたこのブログにおいて、この松井氏の鯨川地方鉄道→宮下氏中越地方鉄道の流れ(実際にはこれ以外にも系譜がありますが、ここでは割愛します)を受けた製品として、鉄道コレクションの存在を触れないわけには行かないでしょう。鉄道コレクションの第一弾にはフリースタイルの電車として、モ1031(元デザインは鶴見臨港鉄道モハ100)と、モ1032(元デザインは銚子電鉄モハ500・上田丸子電鉄モハ2320)という車両が含まれていましたが、これこそが時を越えてNゲージの製品として表れた「鯨川」の末裔ではないかと私は思っています。鉄道コレクションの第一弾が発売された当時はNゲージをもう触っていたのでよく覚えているのですが、まず考えたのが「どうしてこんな地味な車両が!」ということでした。考えても見てください。当時は私鉄モノといえばGMのキットを組み立てるくらいしかなく、まだマイクロエースもここまで私鉄モノを出してはいませんでした。それを天下のTOMIX様々が発売するなんておかしな話です。おそらく、「鯨川地鉄」や、この後松井氏が発表された「イワキ交通」(とれいん1987-1)、宮下氏の「中越地鉄」、同じ系統の会田充彦氏の「湘南交通」(TMS1979-8・TMS1982-7)、Nゲージでの発表はおそらく初めてであろう広瀬晴一氏の「神奈川電鉄」(TMS1995-1~3)などに影響された方がTOMIXの企画室にいたのではないかと邪推します。ちょっと手を加えれば「いかにも」どこかの地方私鉄・3セクにいそうな車両をこの後ラインナップし続けるわけですが、TMSなどで発表された「鉄道模型による架空鉄道あそび」がその源流にあるのではないかと、いち地方私鉄ファンであり架空鉄道ファンでもある私は思うわけです。

 さて、長々と語ってきましたが、肝心の記事の内容に関して触れてみます。
 この当時の私鉄モノといえば大手私鉄ばかりでマイナーな地方私鉄にぴったりの車両など製品化さえされていないわけで、ほぼ全ての車両がペーパーによる自作となるわけですが、野暮ったいけれどもしっかりとまとまったそのスタイルは、いかにもどこかにいそうな地方私鉄車両ではないかと錯覚します。レタリングが手書き(!)であったり、テールライトが爪楊枝の輪切り(!!)であったりと随所に見られる古の技法には驚かされます。
 しかし、なんといっても言及すべきはその文章にありましょう。機をてらわず、時に失敗談なども織り交ぜられながら軽快に語られる語り口は、現在の模型記事にはない素朴な感じが大変に新鮮で、現在も色あせることはありません。
 そして、鉄道の「設定」を言い過ぎていないことも魅力の一つでしょう。模型誌での発表ですから、当然作者の世界だけで完結していることが大多数を占めるのが当然であると思いますが、この「鯨川」の記事は、大まかな路線図と基本設定が書き込まれているだけで、あとはいい意味で「適当」であるのです。こうすることで読者の想像力が書き立てられ、このなぞめいた地方私鉄に対してどんどん興味がわいてきます。線路幅は思い切って1435mmにしたかったが、国鉄との乗り入れも考えて1067mmに落ち着いた、などという文言もあり、松井氏自身も自由にこの地方私鉄について考えていたようです。

 なぜ今更こんな記事をまとめているかといえば、まあ書かないと覚えないという私の性格による備忘録的な側面が大きいのですが、やはりこの「鯨川地方鉄道」の記事のような、我々の鉄道模型という趣味そのもののたどってきた歴史を語り継いでいくためにも、私のような若い趣味人がその事実を記憶しておくことが重要であると考えたためです。1978年のTMSですから、ちょうど現在の40~50代くらいの方々に多大な影響を及ぼしたと考えますが、いかんせん我々20代には、現在の模型界、ひいては鉄道趣味界の源流についてまで知識を有している人は少ないように感じます。いかんせんネットで少し情報を集めれば、ここまでに書いたようなことは把握できるわけですが、私という若い世代がこうした記録を書いていることに意味があると信じ、ブログという形で書かせて頂きました。
 架空鉄道や鉄コレという「鯨川地方鉄道」の末裔として、最後にこの記事に経緯を表し、このあたりで締めさせて頂きます。長々と失礼いたしました。


参考文献・HP
鉄道模型趣味1978年6月号(機芸出版社)
模型鉄道 地鉄電車(宮下洋一著 ネコ・パブリッシング)
模型鉄道でよみがえる昭和の鉄道と暮らし―エコーモデル・その世界(ネコ・パブリッシング)
吊り掛け電車をもとめて(http://tsurikakedensha.blogspot.jp/)
軽便鉄模アンテナ雑記帳(http://d.hatena.ne.jp/keuka/)
神奈川電鉄をたずねて(http://rinji99100.web.fc2.com/kana/kana.htm)
資料館の倉庫から(http://caw99100.exblog.jp/)
モデルワーゲン(http://www.modellwagen.com/index.html)

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