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豚汁模型!

ブログタイトルは滅茶苦茶ですが、とりあえずゆるゆる細々とテツドウモケイをいじりたいなあ、というのが信条の脱力系ブログ(?)です。

2017'03.13.Mon
前回からもう半月も経ってしまいました。時が流れるのは早いです。
さて、高知の街で飲んだくれて道に迷い、なんとかホテルにたどり着き、三日目の朝を迎えます。

 さっそく土佐電の桟橋車庫を除くと、復刻塗装の200形がいました。ご覧のように、冷房装置が乗っていないとかいう、夏場は地獄な車両です。冷房なしの路面電車は阪堺でも乗りました。阪堺は冬場にしか動かないようですが、土佐電はどうなのでしょうね。維新号も向こうに見えますが、こちらは復元車なのでスルー。

 桟橋車庫の前景です。見てるだけでワクワクしますね。
 ローソン電車の居るあたりまでは、職員さんに声をかければ入れるようなんですが、持病のビビりが出て敷地外から見るだけに。
 そんなこんなしているうちに昼食の時間になったので、予告通りカツオの藁焼きをいただくことにします。場所は定番のひろめ市場の明神丸。

 いやもうほんとうまいっすな。カツオのおいしさもさることながら、藁焼きって初めて食べたんですが、魚の臭みがいい具合に抜けて、さらに香ばしさがバーナーで炙っただけのたたきとはまるで違う。手間がかかるやり方ですが、それだけのおいしさがあるものでした。
 このひろめ市場ってのがまたいいところで、ソウダガツオの鰹節(これが本当にうまかった)、祖母の好物の佃煮盛り合わせ(好評でした)、岩のり(これもうまかった)など、お土産をたんまり買い込みました。中でも地酒コーナーでは店員のおばちゃんに勧められるがままに試飲試飲また試飲。試飲だけで日本酒半合は飲んでしまったと思われます。その中でも特にうまかった高知酒造の滝嵐と、ゆずのリキュールをチョイス。仲のいい旅行仲間(酒好きの集まりでもある)と旅行をしたときに開けようと決めています。
 余談ですが、高知の人は真昼間からお酒を飲むのが文化(?)なのですね。まだ昼前だというのに、ジョッキがタワーになっているテーブルがいくつもありました。まあ、ツマミの旨さには事欠かないので、自然なことなのかな、とも思いましたが。あとで知り合いに、「高知は酒好きには天国」と言われましたが、まさしくその通りですね。
 そんなこんなでお土産を買いすぎ、松山で買ったポンジュースとあわせて、高知駅前の郵便局で宅配を頼むことになるのでした。

 さて、前置きが長くなりましたが、予告通り高松に移動します。高松へは特急南風で土讃線を行きますが、乗るのはまたしてもこの気動車。もう3列車目です。

 途中では大歩危小歩危を通りますので、このような景勝地を眼前に眺めることができます。道路よりも高いところを線路は通っているので、乗っているだけでも楽しい路線かもしれません。
 南風はそのまま乗っていると宇多津から本州に向かってしまいますので、琴平で下車してリレー快速に乗り換えて高松まで参ります。

 リレー快速で乗ったこの電車も、211系っぽくはあるんですが全く違う電車で、国鉄末期で会社は同じだったのだから、211系の増備でもよかったのではないかと素人目には思うんですが、何か事情があるんですかね。
 そうこうしているうちに高松に到着です。

 新しい系列にはあまり興味はないですが、マリンライナーが二本並ぶというのも壮観です。

 2000系気動車だけではなく、N2000系にも乗ってみたかったんですが、どうやら使用範囲が徳島寄りメインらしく、結局乗れませんでしたね。

 さて、ここまで見ていただいた方にはお察しの方も多いと思いますが、高松に来た目的は何と言っても琴電です。高松駅から高松築港駅まで、若干迷いながらやってきました。(写真は別日です)
 京急1000系の、それも初期車がまだまだ元気に活躍していました。そして琴電に乗って瓦町へ。瓦町から志度線に乗り換えます。
 以前の瓦町駅は、それはもう地方私鉄の乗換駅として風情のある駅だったのですが、バブル期にそごうが入ってきて駅舎を丸ごとビルにしてしまいまして。その後、そごうの経営破たんによって琴電にも莫大な負債がのしかかり、民事再生法適用の末路を辿ったのは記憶に新しいところです。
 
 瓦町は琴平線・長尾線・志度線の分岐点でして、そのうちの志度線に乗り換えるわけですが、このビルのおかげで志度線だけ線路が分断されていてホームが遠く、そりゃあもう乗り換えが不便です。以前の瓦町ならば構内踏切を渡ってすぐだったのですがね。昨今ではバリアフリーの観点から構内踏切が見直されつつあるのですが、それはまたの機会に。

 志度線に乗って今橋へ。ここは志度線の車庫のある駅で、前から一度来てみたかった駅です。
 前述のように志度線は線路が分断されていて、検査などを自前でこなさねばならないのですが、そのための設備がコンパクトにまとまっているのがこの今橋です。地方私鉄のレイアウトセクションで車庫をやりたい場合は、真っ先に参考になる駅として挙がると思います。
 古町や後日紹介する仏生山も含めて、地方私鉄の車庫めぐりについては、同人誌などの紙媒体で発表しようと準備を始めております。そのあたりの話もおいおいしていきたいところです。

 今橋は本当に絵になる駅です。カーブホーム、コンパクトな車庫、構内踏切、雑然とした駅前の通りetc... と、高知から高松への移動で時間がかかったせいで、そろそろ日没、タイムアップのようです。
 翌日は最終日。四国に来た最大の目的が待っています。しかし天気予報は雨。空に祈りながら、高松の宿で一夜を明かしました。

 またまた次回に続きますが、次回が最終回です。楽しんでいただいている方、申し訳ありませんがもうしばらくお待ちください。
 それではまた(^^)ノ

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2017'02.28.Tue
前回、特急あしずりを高知まで乗り通さずに伊野で下車したことは触れましたが、伊野で下車した理由はこれです。

 まっすぐ進んでいるのが土佐電鉄伊野線の線路ですが、この途切れたレールの先に何があるかというと、、、

 こんな場所に出ます。この場所、かつて伊野車庫と呼ばれた車庫で、現在は廃止されているのですが、写真でわかるようにその痕跡がはっきりと見て取れます。
 以前から来たかった、家の軒先をかすめて怪しげな線路が敷かれているこの場所ですが、現在は駐車場や、地域の子供の遊び場として使われているようでした。伊野の券売所を兼ねた電停待合室も、以前は昭和の路面電車の面影を色濃く残していました。もっとも、乗った限りでは今の時代まで有人のままというわけには、どうにもいかなそうな気がしましたが。

 伊野線はガードレールもないこんな幹線道路沿いを走ります。道路や民家を掠めながら進む併用軌道を単線で結び、途中の交換駅ではタブレット交換の様子も見ることができます。
 こうした運行形態は、名鉄美濃町線の廃止を指をくわえてみているほかなかった私としては、感慨深いものがあります。

 伊野線ではりまや橋まで行きました。土佐電鉄は伊野線と、伊野線に直通運転を行う後免線に対して直角に交わる桟橋線で構成されており、その交差点ははりまや橋電停で、土佐電鉄を乗りこなすには自然とこのはりまや橋での乗降が多くなります。
 よって、橋自体には全く興味はなかったのですが、せっかく来たからと1枚だけ写真を撮りました。感想としては、日本3大ガッカリ観光地の座を一向に明け渡さないことに納得の一言でしょうか。

 はりまや橋には興味はありませんが、はりまや橋にやってくる電車には興味津々なので引き続きカメラを向けます。最古参の200形の、それもトップナンバーが普通にやってきます。1950年竣工とありますから、2017年現在で車齢は67年ということになりますね。いくら車体更新を行っているといっても、さすがに物持ちがよすぎる気がします(^^;

 名鉄軌道線の忘れ形見、590形も普通にやってきます。土佐電鉄の電車は、車と同じようにブレーキをかけるとテールランプが点くのですが、この590形も例外ではなく、LEDのテールランプがブレーキのたびに点灯するのが面白いです。
 この590形も1957年製の古老で、当然吊りかけ制御。全国的にはほとんどが淘汰された吊りかけ制御の電車ですが、ここ土佐電鉄ではごくごく普通にやってきます。と言いますか、吊りかけ制御以外の方式を持つ電車が、全電車の中で試験的に製造されたリトルダンサー100形の1編成だけというのは、さすがに問題がある気がします。

 はりまや橋の交差点を600形が行きます。
 車両にバラエティがないせいであまり注目されない土佐電鉄ですが、主力の600形も1957年製造初年度の吊りかけ駆動でありますし、吊り掛け駆動車が最後まで残るのは、この土佐電鉄のような気がします。もっとも、吊り掛け駆動車が淘汰されるのが先か、路線がなくなるのが先か、という問題も忘れてはいけないところですが・・・。

 夜の帳も落ちかけてきたころ、山陽電鉄からやってきた800形と、車体更新車1000形が並びます。そろそろ夜ご飯にすることにしましょう。
 いろいろ調べてみましたが、さすがは酒とカツオの街高知。どこに入ってもハズレを引くことの方が少ないようです。その中で、名物であるカツオの藁焼きは翌日の昼間に専門店で食べると決めていたので、カツオ以外もおいしいお店をリストアップ。高知の地魚を豊富に扱う魚頭大熊さんの暖簾をくぐりました。

 まずはお決まりのビールとカツオで完敗乾杯しております。ちなみに目の前をフグが泳いでいますが、高いばっかりであまり好みではないのでオーダーしていません。言う必要もないかもしれないですが、やっぱり高知のカツオはうまかった。  
 お次は刺身盛りと貝と野菜の炒め物これも実に美味でした。特に刺身は、普段の飲み会などですと遠慮して他の人に譲ることもあるのですが、一人旅ならではの独り占めで、これは他人には渡したくないというものばかりでした。

 さらにこちらはウツボのから揚げ。食材としてはあまりメジャーではない魚ですが、中国四国地方ではわりに食べられている魚のようで。白身魚のフライをあぶらっぽくしたような料理でしょうか。お酒に大変よく合いました。ごちそうさまでした。
 ビールを飲み、日本酒まで飲み干してへべれけになった私は、ホテルとは逆方向を延々と歩き、高知の街で一人迷子になった所で、二日目は終了となります。三泊四日の行程の内半分が消化され、三日目は香川に移動となります。

 それでは次回もお楽しみに(^^)ノ


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2017'02.14.Tue
私としてはかなりのハイペースで更新です。時間のあるうちに書き記しておきます。

 取ってつけたようにというか、単純に忘れていたのですが、松山での昼食は郷土料理を食べましたので、遅ればせながらご紹介。うかがったのは郷土料理を扱うかどやさん。

 画像だけ出されてもなんのこっちゃというところですが、このお盆には二種類の愛媛の郷土料理が乗っています。
 一つ目が「鯛めし」。醤油ベースのタレに卵を落としたものに混ぜ、鯛の刺身を乗っけた白米にぶっかけるという豪快なもの。松山の料理で、右下に見えているのがそのタレですね。
 二つ目が「さつま汁」。魚をすりつぶしたものと麦みそを混ぜ、薬味を乗せてまたまた白米にぶっかけます。こちらは宇和島の郷土料理で、お好みによっては麦飯でも楽しめます。
 かどやさんは白米がお代わり自由なのですが、まあこれが進む進む。結局麦飯1杯プラスで白米をお茶碗3杯たいらげました。とても美味なるものでした。このほかじゃこ天やみかんなど、様々な地場のものを買い食いしています。遠くに来たからにはその土地のものを食べたいですからね。

 さてさて、気を取り直して、二日目の行程をご紹介。
 宿を出て伊予鉄市内線でJRの松山駅へ。ここから高知を目指すことになりますが、鉄道ファンのはしくれとして、いくら高速バスが便利でも、そこは鉄道を使おうと思うもの。
 しかし難しいのは乗継ぎで、松山から高知へ乗り継げるのは日に4本のみ。しかも最初の1本はかなり早朝に松山を発車せねばならず、一日目に場末の飲み屋で痛飲(^^;)していた身としてはいささか辛い。ということで松山を9時代に出る列車で移動を始めることにしました。

第1ランナー 松山発9:03 特急宇和海 宇和島行
 まずは宇和海で松山から宇和島まで行きます。実はディーゼル特急は初めて乗るのですが、全く持って快適ですね。うるさいと言われる方もいたのですが、私は気にならなかったです。
 そうこうしているうちに宇和島に到着。宇和島着は10:24です。

 宇和島の駅前には、かなり精巧にできた宇和島軽便鉄道の機関車のレプリカがあります。これ、一見しただけではレプリカだと分からず、調べて初めて分かった次第で。ロッド回りとかかなり細かく作ってありますよね。
 宇和島では南へ向かう列車を待つのに少し時間があるので、駅前で早めの昼食にするつもりだったのですが、いやはや駅前に定食屋の一つもありません。宇和島ほどの町なので何かしらあるだろうと高をくくっていたのですが、いやはや下調べはしておくべきですね。やむなくコンビニのイートインコーナーで昼食です。メインストリートは駅前ではないのでしょうか。
 さて、コンビニでご飯を食べている間に列車が入ってきたようです。

第2ランナー 宇和島発11:36 普通4818D 窪川行
 今回の移動でどうしてもネックだったのが予土線の宇和島から窪川までの区間で、全線通しで走る列車は1日に普通列車が6本のみ。高知まで繋がる列車となるとそのうちの4本に限られるという典型的な閑散路線で、結局乗りとおしたのは私含め3組の御同業(^^;)のみでした。
 宇和島を11:30に出た列車は約2時間かけて窪川まで走るのですが、実はこの区間を走るキハ32にはトイレがついておらず、終点まで持つか不安だったのですが、途中の江川崎でトイレ休憩運転停車があったので事なきを得ました。

 その江川崎駅の様子です。本当にすごいところまで来ました。四国という土地は、隣町まで行くのにひと山越えなければならないような感覚で、この予土線も深い山中を走っています。この江川崎駅でさえ割と大きな駅なのですから、他の駅は推して知るべし、です。
 もうひと山越えたところで、高知側の玄関口、窪川に到着です。窪川到着は13:47です。

 土佐くろしお鉄道のドぎつい列車がお出迎えします。ここから高知までは特急でひとっとびなので楽ちんです。普通列車の数はこの先の須崎駅まで少ないのですが、窪川からは土佐くろしお鉄道からやってくる特急あしずりが来るので、窪川からの乗り継ぎはさして大変ではありません。

第3ランナー 窪川発14:02 特急あしずり 高知行(撮り忘れたので、別日に高知駅で撮影した同型車です)
 窪川から高知まではさしたる山越えもなく、海沿いの風光明媚なルートをひた走ります。そしてこのまま高知へ行ってもいいのですが、私は1人伊野駅で下車。勘の鋭い方なら、わざわざ伊野で降りた理由がお分かりでしょうかね?

 もちろん、「いの」と平がなの大きな行先板を掲げたこの電車に乗る目的もありますが、それならあしずりに乗ったまま高知で降りても乗れるはず。伊野でわざわざ途中下車した目的があります。この写真の中にヒントが写っていますが、わかりますかね?

 それではまた次回お会いしましょう(^^)ノ



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2017'02.12.Sun
高浜駅を堪能した後は、伊予鉄道の車庫と工場がある古町に向かいます。
 そして古町の様子はこんな感じ。

 鉄道線の車庫に向けて1枚と、

 軌道線側の車庫から1枚。ここ古町は、鉄道線と路面電車が敷地を共有するという、知る限りでは日本で唯一の車庫です。ということは、ひっきりなしに電車がやってくるので楽しい駅、ということにもなりますね。とはいえ、伊予鉄道を走る電車は種類が限られるので、慣れてくると同じ顔ばかりで飽きが来るのも事実。関東では既に乗れなくなった電車ばかりが来る中で、贅沢な話ですがね。

 京王5000系が普通に見られるのだから、本当に贅沢な話です。

 軌道線の方も、旧型車がまだまだ健在でした。吊り掛け駆動の轟音をまき散らしながら市内を闊歩する姿は最高の一言です。

 唯一残念だったのは、東武20000系モドキな左の電車に乗ってみたかったのですが、あいにくお昼寝中だったこと。朝夕のラッシュ時を中心に動くようで、この日は当分動かなそうでした。ちなみに、この後すぐに塗装が変わったようですね。

 古町は大変楽しいところでした。
 そして、この駅、というか伊予鉄道の面白いところはまだあります。

 わかりづらい写真ですが、50型が走っている線路と交わって2本線路が交差しているのが分かります。これ、鉄道線なんですね。日本でも珍しい平面クロスです。路面電車と鉄道線という組み合わせはおそらくここだけのはずです。更にもう一枚。

 伊予鉄道は平面クロスが二か所もあるという、なんとも鉄道模型のような鉄道なのです。これはJRの松山駅から目と鼻の先の大手町駅にあります。鉄道線と市内線の乗り継ぎ駅ということで、結構な乗降客があります。

 その大手町付近を、京都市電からやってきた2000型が通ります。50型は全てが同じ形に見えても若干形状が違うのに対し、たまに明確に形が違う電車がやってくるのが楽しいです。

 さてその後は道後温泉を(外観だけ)見て、

 ここも来てみたかった、記録が残っておらず築年数が不明なほどに古い駅舎がに残る松前(まさき)駅に立ち寄って、1日目は終了と相成りました。2日目は高知へ移動となります。


 それでは次回をお楽しみに(^^)ノ

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2017'01.26.Thu
旅行に行ったという話はしましたが、ではどこに行ったのか。表題の通り四国に行ってまいりました(今回は文章ばかりです)

 今回この時期に四国に行くことになった理由は主に次の3点で、
①琴電のレトロ電車が走る
②3年会っていない松山在住の友人に会う(結局先方の都合で会えなかったのですが)
③長い休みが取れるうちに、移動に時間のかかるエリアを回っておきたい
 まあなんのこっちゃというところですが、今回の旅行ではやはり③を痛感しました。四国マジ山。山しかない。四国の下2/3は山。一つ向こうの街に行くためには山ひとつ越えなきゃいけないというところで、色々とイメージを覆されました。

 さてそれでは四国へとさっそく向かうわけですが、大学時代ならば費用の節約のために深夜バスを選択していたところでしょうが、さすがに座りすぎて「けつの肉がボロボロ取れる夢」(※1)を見るのは嫌なので、今回は松山行のスカイマーク、すなわちLCCを初めて使ってみました。
 実は飛行機は高校時代の修学旅行以来で、一人で乗るのははじめてという、乗り物系オタクとしてはあるまじき体たらく。車なら散々乗りまわしたんですがね。
 結論から言って、LCCいいですね。成田の第三ターミナルという一番端っこの滑走路から飛ぶので、その分駅から歩かなければならないですし、席も前の席との距離がかなり狭く圧迫感のあるものでしたが、それを差し引いても松山まで片道一万円弱というのは大変に魅力です。普通なら3万円してもおかしくないですが、機内での食事なんて持ち込んだコンビニおにぎりで充分派の私には、LCCのサービスで充分でした。

 四国に乗り込んだのちの移動手段ですが、四国という土地は大変に都市間高速バスが発達しておりまして、JRの特急はかなり不便というか、正直太刀打ちできないな、というのが実際載ってみての感想です。
 そんな中あえてJRのみで移動しようと考えたのは、25歳以下ながら四国内全線乗り放題で、特急自由席にも乗り放題、しかも連続3日で9500円という大変お得な「四国若者応援きっぷ」の存在が大きかったです。この切符、発売期間が非常に限られますが、定期的に売っているみたいなので、25歳以下の方にはかなりオススメな切符です。もっとも、これを書いている人間はもうすぐ使えなくなってしまうのですが。

 といういらない情報を発表をしたところで、まずは松山から。
 松山と言えば道後温泉に漱石記念館、松山城といったあたりが定石かと思いますが、唯一道後温泉の外観を見たくらいで、全く観光らしい観光はしてきませんでした。
 個人的な話で恐縮ですが、その泉質はもちろんのこと、温泉は秘境であればあるほどいいと思っている時代錯誤な人間(※2)なので、まあいいか、ということで外観の写真すらスマホで適当に撮っただけです。

 ではまずどこに行ったのかというと、ここに行きました。

 と、写真だけ出されても分からないと思うので解説しておくと、伊予鉄道の高浜という駅です。最近地方私鉄のレトロ駅とか、小車庫とか、そういったものにハマっておりまして、この駅も駅舎もさることながらシチュエーションも最高の駅です。どういう駅かというと、

 中央のエントランスを出るとすぐに港というわけです。この港は瀬戸内海の小島を結んでいる定期航路のある港なのですが、昨今見られなくなりつつある電車→船の乗り継ぎが今もなお昔ながらの形態で残っている貴重な駅なのです。1枚目の写真でチラッと写っていますが、昔ながらの売店が健在なのもこの駅が気に入っている一つでもあります。
 加えて、訪れて気に入ったポイントがこちら。

 通常、バスの発着というと駅前のロータリーで行われることが多いですが、この駅は港がすぐ前にあるという特殊性からスペースが取れず、線路に沿う形で側道が敷かれ、そこにバスが発着するようになっています。加えて、手前の階段は駅本屋から直接行けるようになっており、スペースの問題と利便性を両取りした、非常に合理的な形状のバス停と言えます。
 模型の話に移りますが、レイアウトにおいて駅前のスペースに何があるとリアリティが生まれるかという命題に対し、私はバスの発着場であると思っています。しかしスペース上の問題で、Nゲージと言えどもバスが発着するだけのロータリーはなかなか設置することができません。そういった事例に対する解決策として、高浜駅はかなり参考になる駅ではないかと思っています。

 高浜には本当に駅を見に来ただけなので、申し訳程度ながら車両も添えておきます。
 一大勢力となった元京王3000系は井の頭線時代に何度も撮影しているので有難みも半減ですが、私が写真を撮るようになったころにはもう5000系は動物園線から撤退してしまった後なので、片鱗にだけでも触ることができてうれしい限りです。

 このあとは古町にある車庫に赴きました。この車庫も特徴的な車庫なのですが、長くなってきたのでその話は次回にしたいと思います。
 それではまた次回にお会いしましょう(^^)ノ



 (※1)人気移動旅番組、水曜どうでしょうのミスターこと鈴井貴之氏が乗車時間14時間を誇る東京発博多行深夜バスはかた号に乗った際に見た夢。
(※2)温泉のためだけにわざわざ静岡の寸又峡に仲間を連れまわすくらいには秘境好き。

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