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豚汁模型!

鉄道模型のごった煮をゆるくほそぼそ楽しむブログ

2024'05.04.Sat
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2015'08.20.Thu
以前このブログで、「私の鉄道趣味のルーツは、祖父母の住んでいた家の近くを走っていた京浜東北線の103系にある」という話はした気がしますが、幼少期に実際に私が住んでいた(というか今も住んでいる)家は鉄道とは何ら縁のない、クルマ社会の町にあります。
 幼少期の見聞きしたものが、成長したのちの性格や趣味嗜好などに影響を与えるというのは、教育学ではもはや疑うことのない定説ですが、ではクルマ社会で育った私が何故ここまで鉄道を好きになったのか。
 自分なりに、答えは絵本だと思っています。近所にあった図書館に私が大好きな乗り物系の絵本がたくさん揃っており、幼いころはよく母に連れられて赴いていました。こんなに鉄道が好きになったのも情操教育のたまものですね(違う
 というわけで、今日の記事は幼いお子様を育ててらっしゃる保護者のみなさまにもお役にたつような内容になりますので、そういったみなさまにも参考にしていただければ幸いです(そんな来訪者がいらっしゃるかは知りません

 まず最初は、私が一番好きだった絵本から紹介します。

 いやいやバスの3ばんくん(砂田 弘  (著) 富永 秀夫 (イラスト) 小峰書店)
 さんざん鉄道鉄道言っておいて最初がクルマものというのもいかがなものかとは思いますが、現に好きだったのだから仕方ない。
 3ばんくんの「3ばん」とは、駅から出ている系統のことで、3番は病院行き。団地や遊園地に行くほかのバスたちをうらやましく思いながら、病院を往復する毎日に嫌気がさしている3ばんくん。ある出来事をきっかけに、わがままばかりだった自分にも大事な役目があることに気が付きます。
 乗り物系の絵本であると「○○へ行った」というお話の多い中で、バスを擬人化して物語調に仕立てたところが楽しい絵本です。病人を運ぶという大切な使命を通して、自分の価値に気づいていくというところも、大人が読んでも楽しめる本ですね。


 かもつれっしゃのワムくん(関根 栄一  (著), 横溝 英一 (イラスト) 小峰書店)
 以下はAmazonの商品紹介から引用です。「「ワム」とは屋根のある貨車です、そして屋根のない貨車は「トラ」、コンテナ専用車は「コキ」、タンク車は「タキ」、冷蔵車は「レム」、石炭専用車は「セキ」と呼びます。貨車のワムくんの番号は93287です、ワムくんは周囲が草ぼうぼうの線路の上におかれて、近くに置かれる貨車と話をします。ある日、ワムくんの扉が開かれて、りんごの箱が運びこまれました。ワムくんは貨車の「トラ」に連結されて、長い旅が始まりました。
 今の時代セキだのレムだの誰がわかるんだというところは、作者が読者を国鉄の世界へ誘わんとする巧妙なトラップです。現に私が引っ掛かりました。・・・・・・え? 違う? そうですか。あとワムくんがワラ1なのにとび色で、私鉄所有車というのも鉄的には見逃せないポイントですね。
 内容は、いつも引き込み線(この引き込み線も中小私鉄の貨物側線だったり、あるいは表紙の電気機関車も私有機関車だったりするところも、地方私鉄ファンとしては萌えポイントです)でひなたぼっこしかできず、広い世界に憧れを持つワムくんが、ひょんなことから荷を積んで日本中を駆け巡るという物語です。海底トンネルではほかの貨車たちが魚に化けてしまって、ワムくんだけが取り残されるようなことになってしまったりと、荷をもらって仕事に出ていくというリアルな一面と、貨車が魚に変化してしまうというファンタジー色が見事に調和した、大変に楽しい本です。
 最後のオチはちょっとうーん、となってしまうものの、親子で読んで楽しい本だと思います。


 はたらきもののじょせつしゃけいてぃー(バージニア・リー・バートン(著, イラスト)  いしい ももこ (翻訳) 福音館書店)
 またしてもクルマものですが、ちょっと奇をてらって除雪車がメインのお話です。
 バージニア・リー・バートンの絵本といえば「いたずらきかんしゃちゅうちゅう」がとみに有名ですが、同じ乗り物系絵本でも私が好きだったのは「けいてぃー」でした(もちろん「ちゅうちゅう」も読みました)。バートンはアメリカの作家でしたが、この作品はどこか北欧のような静かで、雪がしとしとと降り積もる街を、武骨な旧式の除雪車であるけいてぃーは黙々と雪をかいて働きます。その姿に幼い私は大変に心を打たれたのでした。
 また、この絵本は一般的な絵本のスタイルとは異なり、「じぇおぽりす」という名の架空の町の鳥瞰図が大きめの紙面いっぱいに描かれ、その中を「けいてぃー」が走り回る、という体をとっていました。「ウォーリーを探せ」にも通じるような、そんな遊び心のある本です。彼女が雪をかき終わるとハートマークになる、なんてところもバートンの遊び心を感じます。

 長くなってしまったので今回はこの辺で。まだまだ読んだ本はありますので、折に触れてご紹介したいと思います。
 それではー(^^)ノ





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2015'08.07.Fri
唐突ですが、こんなものをJRの窓口で発注してきました。

 サンライズです。人生初のサンライズに乗ることになりました。
 少ないお休みの中でどうにかこうにか都合をつけて(おかげで今年のお盆休みは消えてなくなりました……)広島に行くことになり、どうせ行くのだからと少し奮発してみました。
 これを買う時に知ったのですが、お盆期間などの争奪戦となる特急券を買うときは、以前は一か月前の朝10時に並んで、各地のマルスでの席の奪い合いをしていました。それが、最近になって朝の6時から主要駅の緑の窓口を開けて、予約を行うというシステムに変わっていたんですね。この切符を見てもお分かりかと思いますが、今回取れたのは上り列車です。本当は下り列車が取りたかったのですが、朝10時に窓口に並ぶと「満席です」のつれない声。学習したので、今度からはきちんと朝6時に来るようにします。
 ちなみに、右下に「乗継」と書いてあるのは、岡山から広島まで新幹線に乗り継ぐことで、サンライズの特急料金が半額になる割引を使っているためです。サンライズに長く乗るなら倉敷で降りるのが一番長く乗れますが、今回は割引を適用するために岡山までの切符を取ることにしました。

 で、本題はここから。
 先日の記事の中で模型を撮るレンズが壊れた話をしました。現在私は、高校の入学祝いに一部を補助してもらって買ったCanonのEOS Kiss Xという大変古い一眼レフを使っています。今はX7でしたっけ? もう中古ショップでも値段がつかないほど型落ちのカメラになってしまいました。あまり写真にこだわりはないので、壊れない限りはこれからも使い続けるつもりですが、ヨヨドバシで触った70Dがすごく感触が良かったので、少し心が揺れ動いています。
 それはさておき、私がkiss Xを購入する際、多少値段は張りましたがダブルズームキットで購入しています。ダブルズームキットというのは、一眼レフにはボディ部分とレンズ部分に分かれており、一眼レフは構造上、ボディだけでは動かないのでレンズをつけてやる必要があるのですが、それが2本入ったセットのことです。このときに入っていたのは、18-55mmという、比較的近い距離が撮れるレンズと、55-200mmという、わりと遠くまで望遠で撮ることのできるレンズが入っていました。
 今回壊れたのは18-55mmのレンズです。基本的に近い距離のものを撮ることは、鉄道写真を撮る上ではあまりないのですが、こと鉄道模型の撮影に限っては、撮る対象が小さいためどうしても模型に近寄らざるを得ず、近い距離を撮ることのできるレンズが壊れてしまったのです。
 原因はどうやらレンズの情報をカメラ本体に伝える電子部品の接触不良のようで、当初はCanonのカスタマーセンターで修理をしてもらおうと考えていました。ところが、よくよく調べてみると、このレンズはとうの昔に清算を終えており、メーカーでも修理を受け付けていないとのことでした。
 さて困った、というところで浮上してきたのが今回の広島旅行。俗称「撒き餌レンズ」と呼ばれる50mmの単焦点のレンズは持っているものの、それだけではいかにも心もとない。
 というわけでやっと本題です。今回購入したのはこちら。


 SIGMAの18-200mmという、「これ一本でとりあえず臨機応変に撮れる!」というレンズです。実はこのレンズ、すでに型落ちの品でして、マイナーチェンジされた新しい仕様の製品が世に出ています。
 ちなみに下がマイナーチェンジ後の製品です。

 マイナーチェンジ後の製品があるのを知ってそちらを購入するほうに傾きかけたのですが、なんと型落ちのほうのレンズが30000円を切る価格で新品として出ているのを発見。仕様を見比べても10000円の差は大きい、というわけで型落ちのレンズのほうを購入しています。
 まだ届いたばかりで、いろいろ試し撮りをしている最中なので、使用感については後ほど書いていきたいと思います。

 それではまた(^^)ノ

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2015'08.02.Sun
こんにちはあるいはこんばんは。なんとか生きております。記事を投稿しない間もアクセスしてくださった方、ありがとうございます。

 前回の投稿が3月14日ということで、お察しの方も多いと思いますが、学生の身分からステップアップ(ダウン?)して社会人をしておりました。
 職に就く前からわかっていたとはいえ、私が入った業種は完全に人手不足でして、週6出勤長時間時間外労働(月の残業時間が三ケタってのはどういうことかと)は当たり前というか、それが正規労働と化しているような業種でありまして、ブログに気を向けるどころか帰宅したら寝ることしかできないようなありさまがこの半年でありました。
 模型のほうも購入はしているのですが、お小遣い帳の役割も果たしていたこのブログに載せることもせず、買ってそのまま収納棚にしまいっぱなしです。今まで模型を撮っていたカメラのレンズが壊れたことも、それに拍車をかけました。あまりにも忙しくて、自分で見てから買いたい派で今まで通販など利用したことがなかったのですが、ついにジョーシンさんのお世話になってしまいました。利用してみると便利ですね、ジョーシンさん。これからもお世話になります。

 話は大きく変わりますが、ブログというのは一般的なサイトと違って、見る側が「見ない自由」をあまり行使できない形態ですよね。具体的にいえば、「鉄道ブログだと思って見に来たのに、政治の話もしてるよ。こんなん見たくないわー」というのがあり得ます。ブログは自分の日記を公開するものですから、当たり前といえば当たり前ですが、記事の取捨選択が見る側でしづらいんですね。
 何が言いたいかというと、より書く側の心情が出やすいツイッターなんかをやっていると思うのですが、「ブログに書く話題」自体はあるのです。それは政治の話であったり、仕事の話であったり、あるいはアニメの話であったりするわけですが、週1くらいのペースであれば更新していくことは可能なわけです(実現できるかどうかはともかく)。ですが、これまで更新しなかったのは、あくまでこのブログは「鉄道ブログ」なのであって、鉄道を扱ったブログなのに、見たくもない政治の話を突然はじめてしまうようなブログではないという「自負」のようなものがあったわけで。
 買った物を報告する場でしかなかった数年前からうすうす感づいてはいたことですが、この「自負」もそろそろ限界なのかな、と忙しくなってから考えるようになりました。
 まだこのブログを閉鎖をするつもりは毛頭ないですが、あまりに鉄道ばかりに縛られていると、このまま書けなくなってしまうのではないかな、と最近思います。大学時代に小説を書くサークルに在籍していたのも、こうやって文章を打ち出すこと自体が好きということがあります。なので、もう少し肩ひじ張らないブログの運営を今後はしていこうかな、という所信表明でありました(もちろん、鉄道の話題も続けます)。

 というわけで、少し模索する期間をいただきたいな、と思っております。
 文章ばかりで長々と失礼いたしました。

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2015'03.14.Sat
今日も更に続けます。お次はコレです。

 もともと「しなの」セットなどで出ていましたが、今回そのものズバリ「つばさ」ということで、幾分お値段は張りましたがフル編成で購入してしまいました。シビれます。かっちょいいです。
 個人的な好みですが、キハはゴツければゴツいほどかっこいいと思っています。スノープラウをくっつけたキハ52なんかモロ好みです。このキハ181も好きな形式で、前回「しなの」として生産されたときにはなんだかんだ理由をつけて買わなかっただけに、思いもひとしおです。実車を見たことは無いんですけどねw
 もう一つ個人的な事情として、たまに一緒に貸しレイアウトに走らせにいく友人に何故かJR北海道車フリークが多く、キハの特急を随分見せられて煽られていたんですね。広大なレイアウトを走る編成の長いキハの特急は大変に魅力的であり、そういった意味でも、今後は悔しい思いをしなくても済むので、いい買い物だったと思います(^^;

 上から見てみます。屋根についている室外冷風装置が嫌でも目立ちますね。この装置、実車の世界ではどうやら失敗作のようなのですが、模型的にはキハの魅力を引き立たせる物々しさが、他の国鉄色電車特急とは違った風体になって、かえって魅力的だと思います。

 そして前回、板谷峠の千両役者であるEF71を紹介しましたから、これも繋いでみます。碓氷峠にも通ずる補機運用がなんとも物々しくて素敵です。
 実車のほうのキハ181は板谷峠を自力で超えられるように設計されたようですが、前述した冷却機系のトラブルが頻発して、結局はEF71の力を借りて峠を登ることになります。このことが奥羽本線の電化を促進させるきっかけとなりました。・・・・・・KATOさんには是非とも485系1000番台もこの勢いでお願いしますm(||)m

 それでは今日はこの辺で(^^)ノ





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2015'03.09.Mon
さて第二段です。

 以外にも弊鉄では初導入である赤い電機機関車、EF71です。直流電機だけでも相当数所持しており、これ以上増やすとラチがあかなくなるのでなるべく控えていたのですが、板谷峠を上り下りする姿にときめきを抑えられず、どうにか資金の都合をつけて購入しています。
 国鉄最強の2700kWという巨大な電動機を持つ本機ですが、その主目的は峠を下る際に使用する回生ブレーキの要領に余裕を持たせるための大容量電動機で、実際の牽引能力は直流機なみとお粗末そのものであり、空転も頻発したと聞きます。そのためEF71は補機運用が主で、単独牽引での列車はあまり多くありません。その意味でも、ED78も一緒に出して欲しかったのですが・・・。


 EF71といえば相棒は50系客車でしょう。津軽やあけぼのも牽引しましたが、ED78との重連が多く、単独牽引というのは、短編成のため余裕のあった普通列車が主だったようです。
 50系の模型はTOMIXの旧製品です。近年リニューアルされ、KATOからも発売されますが、私としてはこれで充分だと思っています。最後尾のマニがは、昔はなぜ赤く塗らなかったのだろうと思っていましたが、模型で見るとアクセントとなっていいですね。

 さて、次回は上の写真でもチラッと写っているアレです。
 それではまた(^^)ノ

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茨城県古河市在住。「いばらぎ」ではなく「いばらき」です。
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