2012'12.14.Fri
買い物の後、あけぼの入選の時間が迫っているためすぐにホームへ。
するとなにやらいい面構えの立ち食いそば屋があるじゃありませんか。しかも店名が八甲田。これは我々に食えと言っているようなものです。
早速注文、あっという間におばちゃんから「はい、かけそばね」の声。すすってみるとやっぱりあの懐かしい味。そしてものの数分で完食する一行。どこまでも国鉄です。ええ、我々国鉄党ですもの。
そんなこんなしていると、やってきましたやってきました。EF81-136号機牽引の上りあけぼのです。
うまくバルブ撮影できているように見えますが、実はお留守番していてくれた方に預けた荷物の中にカメラの遠隔スイッチを忘れたため、タイマーでシャッターを切って、事前に設定できるギリギリの30秒開けという、なんとも強引に撮った写真でもあります(^^; 帰ってパソコンで確認するまでうまく撮れたか分からなかったので、確認してホッとした一枚です。
余談ですが、まだカマ当てクイズは継続して行われており、DE10をmattunさんが、EF81をSEKKIさんが獲得しています。流れからして二台ずつあるんだろうとは思っていましたが、これってすごいことですよねえ。
発車の瞬間はまたも撮り忘れましたw それだけウッキウキですw
当たり前ですが(?)出発した後はもう酒宴です。寝台列車で地場のうまいつまみをパクつきながら酒を飲む。最高の贅沢じゃないですか。
酒場のテーブルは撮り忘れたのでこちらを見ていただくとして、手をつける前にとにかく気になったのが無造作に積まれていたコレ。ホーロー看板でお馴染みのノザキのコンビーフですよ! これ、ビールに合うんですよねえ(注:管理人は大学生です
このコンビーフはSEKKIさんが持ち込んだもののようですが、他に並んでいたのはヒラメ、中トロ、イカ、エビそしてちくわまでも地場のもので構成されたつまみの数々。用意してくれたひさしさんゴチです!
肝心の味のほうですが、これがまたうまいのなんの。特にイカ! さすがは本場津軽海峡のイカです。イカってのは普通淡白な味を楽しむものですが、ここのイカは甘い、とにかく甘い。小学生のときに泊まった宿から見た函館湾の光景は、イカ釣り漁船の光でかえってまぶしかったことを思い出しながら、イカをパクつくのでありました。
ここで、最後の良心こと担任教師mattunさんが何やら酒盛りしていたところとは別のベッドをゴソゴソやっています。
聞くところによると、「下りのときにベッドメイクをしないで寝た不届き者がいた」とのことで、自らベッドメイクを買って出てくれました。それにしても、とんでもない不届き者がいたものですねえ。
一段落した後も、たこわさをつまみながらMr.Sさんが提供してくれた高清水をちびちび、呑みがある程度落ち着いてきたら、青森でSEKKIさんが全員の分を買って冷やしておいたりんごをかじりながらのんびりと会話に花を咲かせていたところ、ここでnoto92さんがダウンw 座ったまま昇天していますw
ついさっきまでかずさんと楽しそうに呑んでいたはずなのですが、どうやらハイオクの入れすぎでエンジンブローを起してしまったようです。程なくしてmattunさんが整えておいたベッドへピットイン。そのままリタイアとなったのでした。
途中まもさんから入電が入るなどした後、そんなわけでこのあたりでということで、酒田あたり(このあたり、眠くて記憶があいまいだったりします(^^;)で宴もたけなわとなりました。当たり前ですが、ベッドに入った瞬間に就寝です(^^;
この後機関車交換を見届けるため長岡で起きているのですが、よく携帯のアラームで起きられたもんだなあと思います。あるいは他の方に起してもらったのかもしれませんが、なにぶん眠くてあまり記憶に残っておりませんw 長岡駅の写真は残っているので、起きたことは確かなのですが・・・・・・(^^;
翌朝、おそらくアラームもかけずに寝てしまったのでしょう。記憶はmattunさんにたたき起こされたところから始まっています。
目覚まし代わりにカメラを少しいじってみます。何気ないスナップですが、案外こういうのがあとで懐かしく感じたりするのかもしれません。
さて、皆さん起きだしてきたところで最後のカマ当てクイズです。現在残っているのは、かずさん、ひさしさん、noto92さんの3人。ここで勝ったのはかずさん! かずさんやりましたね! ・・・・・・と、何やらかずさん複雑な表情。やはり景品はKATOのEF64-1000です。カッコいいし、いいじゃないですか!
で、かずさんに贈呈が終わった後に何やらSEKKIさんがバッグをゴソゴソ。「景品が渡らなかったお二方には残念賞がありまして・・・」とのこと。あけぼのを牽くカマは入換のDE10を含めても全部で6台。参加者は8名。とすると、どうしても2人あぶれる計算になります。義理人情に厚いSEKKIさんのことですから、あぶれた2人にも何か景品があるのではないかと、私が下りでEF81を当てたあたりで薄々勘付いてはいたんです。まあせいぜい粗品だろうと、わざわざNゲージの機関車を6台も用意する人たちが何を根拠に粗品なんて残念賞にするかだなんて、疲労と酒の回った頭では思いもつきませんでした。
とんでもない残念賞が来たぞ!!!
喜多局でご覧になった方も多いであろう、ライトの光る推進回送車。これがなんと残念賞、いや、残念賞でもなんでもなくむしろ「当たり」なのでした。幹事グループのため残念賞の景品が何かを知っていたかずさんからすれば、最後の最後にこれを逃してしまった複雑そうな表情も分かるというものです。
それにしても、こいつは欲しいです。いや、私がもらったものが欲しくなかったとかそういう意味ではなく、単純に欲しい。だってコレ、カンテラどころか開いている貫通扉のテールマークも光るんですよ。これはどう考えても欲しいでしょう。
GETされたひさしさんとnoto92さんが心底うらやましくなった朝でした。
そんなこんないしているうちに、もう上野もすぐそこです。分かる人にはすぐ分かると思いますが、画像だともう尾久を過ぎてしまっていますね
こうなってしまうともう上野もすぐそこ。参加した皆さん全員が、窓から外を見つめて一言も発しようとはしません。名残を惜しむわけではありませんが、上野に到着までをかみ締めているのかもしれません。
そして・・・・・・。
う”えの~、う”えの~。
私にはしっかり聞こえました。たとえ聞こえなくていなかったとしても、私には聞こえました。
EF64も、ここまでお疲れ様でした。
いい旅が出来たのも、ひとえに機関車と機関士と、それにこのあけぼのに関わる大勢の人たちのおかげです。本当にありがとう。
そして、我らが聖地、上野駅13番線ホームはもとの静けさを取り戻します。
先ほどまでは青い機関車と青い客車が止まっていたはずですが、もうその賑わいもありません。
寂しいですが、これが列車旅というものです。
ここで皆さんで固い握手。職業も年齢も出身もバラバラですが、一つだけ「国鉄」という趣味だけが一緒の面々。これだけうまい酒が2日間ずっと呑みつづけられたと言う事は、一生モノの友達ということなのでしょう。私にとって見れば人生の大先輩ばかりですが、この集まりばかりは失礼ながら「友達」と呼ばせてもらいたい。ここまでご覧頂いた方なら分かってもらえるはずです。
最後の〆は上野駅で。
上り列車はずいぶんと駆け足でお送りしましたが、実際の時間感覚だと上りはとんでもなく早かったような気がします。単純に寝ていた時間が多かったというのもありますが、それ以上に徐々に少なくなっていく上野駅までの時間が余計に時計が早く回っていたと感じさせていたのでしょう。このブログでもそうした空気を感じ取っていただければ幸いです。
それくらいに楽しい旅でした。こんな楽しい旅はもう一生無いかもしれません。
こんなありきたりな言葉でしか言い表せませんが、ご一緒した8名の方、惜しくもお留守番になってしまった井堀倶楽部メンバー。そしてSEKKIさんのご家族に青森で触れ合った方、それにJRや八甲田丸の職員の方々など、たくさんの方のお力添えあってのことです。ありがとうございました。
上野駅を充分堪能した後、家路に就きました。
これにて了。
するとなにやらいい面構えの立ち食いそば屋があるじゃありませんか。しかも店名が八甲田。これは我々に食えと言っているようなものです。
早速注文、あっという間におばちゃんから「はい、かけそばね」の声。すすってみるとやっぱりあの懐かしい味。そしてものの数分で完食する一行。どこまでも国鉄です。ええ、我々国鉄党ですもの。
そんなこんなしていると、やってきましたやってきました。EF81-136号機牽引の上りあけぼのです。
うまくバルブ撮影できているように見えますが、実はお留守番していてくれた方に預けた荷物の中にカメラの遠隔スイッチを忘れたため、タイマーでシャッターを切って、事前に設定できるギリギリの30秒開けという、なんとも強引に撮った写真でもあります(^^; 帰ってパソコンで確認するまでうまく撮れたか分からなかったので、確認してホッとした一枚です。
余談ですが、まだカマ当てクイズは継続して行われており、DE10をmattunさんが、EF81をSEKKIさんが獲得しています。流れからして二台ずつあるんだろうとは思っていましたが、これってすごいことですよねえ。
発車の瞬間はまたも撮り忘れましたw それだけウッキウキですw
当たり前ですが(?)出発した後はもう酒宴です。寝台列車で地場のうまいつまみをパクつきながら酒を飲む。最高の贅沢じゃないですか。
酒場のテーブルは撮り忘れたのでこちらを見ていただくとして、手をつける前にとにかく気になったのが無造作に積まれていたコレ。ホーロー看板でお馴染みのノザキのコンビーフですよ! これ、ビールに合うんですよねえ(注:管理人は大学生です
このコンビーフはSEKKIさんが持ち込んだもののようですが、他に並んでいたのはヒラメ、中トロ、イカ、エビそしてちくわまでも地場のもので構成されたつまみの数々。用意してくれたひさしさんゴチです!
肝心の味のほうですが、これがまたうまいのなんの。特にイカ! さすがは本場津軽海峡のイカです。イカってのは普通淡白な味を楽しむものですが、ここのイカは甘い、とにかく甘い。小学生のときに泊まった宿から見た函館湾の光景は、イカ釣り漁船の光でかえってまぶしかったことを思い出しながら、イカをパクつくのでありました。
ここで、最後の良心こと担任教師mattunさんが何やら酒盛りしていたところとは別のベッドをゴソゴソやっています。
聞くところによると、「下りのときにベッドメイクをしないで寝た不届き者がいた」とのことで、自らベッドメイクを買って出てくれました。それにしても、とんでもない不届き者がいたものですねえ。
一段落した後も、たこわさをつまみながらMr.Sさんが提供してくれた高清水をちびちび、呑みがある程度落ち着いてきたら、青森でSEKKIさんが全員の分を買って冷やしておいたりんごをかじりながらのんびりと会話に花を咲かせていたところ、ここでnoto92さんがダウンw 座ったまま昇天していますw
ついさっきまでかずさんと楽しそうに呑んでいたはずなのですが、どうやらハイオクの入れすぎでエンジンブローを起してしまったようです。程なくしてmattunさんが整えておいたベッドへピットイン。そのままリタイアとなったのでした。
途中まもさんから入電が入るなどした後、そんなわけでこのあたりでということで、酒田あたり(このあたり、眠くて記憶があいまいだったりします(^^;)で宴もたけなわとなりました。当たり前ですが、ベッドに入った瞬間に就寝です(^^;
この後機関車交換を見届けるため長岡で起きているのですが、よく携帯のアラームで起きられたもんだなあと思います。あるいは他の方に起してもらったのかもしれませんが、なにぶん眠くてあまり記憶に残っておりませんw 長岡駅の写真は残っているので、起きたことは確かなのですが・・・・・・(^^;
翌朝、おそらくアラームもかけずに寝てしまったのでしょう。記憶はmattunさんにたたき起こされたところから始まっています。
目覚まし代わりにカメラを少しいじってみます。何気ないスナップですが、案外こういうのがあとで懐かしく感じたりするのかもしれません。
さて、皆さん起きだしてきたところで最後のカマ当てクイズです。現在残っているのは、かずさん、ひさしさん、noto92さんの3人。ここで勝ったのはかずさん! かずさんやりましたね! ・・・・・・と、何やらかずさん複雑な表情。やはり景品はKATOのEF64-1000です。カッコいいし、いいじゃないですか!
で、かずさんに贈呈が終わった後に何やらSEKKIさんがバッグをゴソゴソ。「景品が渡らなかったお二方には残念賞がありまして・・・」とのこと。あけぼのを牽くカマは入換のDE10を含めても全部で6台。参加者は8名。とすると、どうしても2人あぶれる計算になります。義理人情に厚いSEKKIさんのことですから、あぶれた2人にも何か景品があるのではないかと、私が下りでEF81を当てたあたりで薄々勘付いてはいたんです。まあせいぜい粗品だろうと、わざわざNゲージの機関車を6台も用意する人たちが何を根拠に粗品なんて残念賞にするかだなんて、疲労と酒の回った頭では思いもつきませんでした。
とんでもない残念賞が来たぞ!!!
喜多局でご覧になった方も多いであろう、ライトの光る推進回送車。これがなんと残念賞、いや、残念賞でもなんでもなくむしろ「当たり」なのでした。幹事グループのため残念賞の景品が何かを知っていたかずさんからすれば、最後の最後にこれを逃してしまった複雑そうな表情も分かるというものです。
それにしても、こいつは欲しいです。いや、私がもらったものが欲しくなかったとかそういう意味ではなく、単純に欲しい。だってコレ、カンテラどころか開いている貫通扉のテールマークも光るんですよ。これはどう考えても欲しいでしょう。
GETされたひさしさんとnoto92さんが心底うらやましくなった朝でした。
そんなこんないしているうちに、もう上野もすぐそこです。分かる人にはすぐ分かると思いますが、画像だともう尾久を過ぎてしまっていますね
こうなってしまうともう上野もすぐそこ。参加した皆さん全員が、窓から外を見つめて一言も発しようとはしません。名残を惜しむわけではありませんが、上野に到着までをかみ締めているのかもしれません。
そして・・・・・・。
う”えの~、う”えの~。
私にはしっかり聞こえました。たとえ聞こえなくていなかったとしても、私には聞こえました。
EF64も、ここまでお疲れ様でした。
いい旅が出来たのも、ひとえに機関車と機関士と、それにこのあけぼのに関わる大勢の人たちのおかげです。本当にありがとう。
そして、我らが聖地、上野駅13番線ホームはもとの静けさを取り戻します。
先ほどまでは青い機関車と青い客車が止まっていたはずですが、もうその賑わいもありません。
寂しいですが、これが列車旅というものです。
ここで皆さんで固い握手。職業も年齢も出身もバラバラですが、一つだけ「国鉄」という趣味だけが一緒の面々。これだけうまい酒が2日間ずっと呑みつづけられたと言う事は、一生モノの友達ということなのでしょう。私にとって見れば人生の大先輩ばかりですが、この集まりばかりは失礼ながら「友達」と呼ばせてもらいたい。ここまでご覧頂いた方なら分かってもらえるはずです。
最後の〆は上野駅で。
上り列車はずいぶんと駆け足でお送りしましたが、実際の時間感覚だと上りはとんでもなく早かったような気がします。単純に寝ていた時間が多かったというのもありますが、それ以上に徐々に少なくなっていく上野駅までの時間が余計に時計が早く回っていたと感じさせていたのでしょう。このブログでもそうした空気を感じ取っていただければ幸いです。
それくらいに楽しい旅でした。こんな楽しい旅はもう一生無いかもしれません。
こんなありきたりな言葉でしか言い表せませんが、ご一緒した8名の方、惜しくもお留守番になってしまった井堀倶楽部メンバー。そしてSEKKIさんのご家族に青森で触れ合った方、それにJRや八甲田丸の職員の方々など、たくさんの方のお力添えあってのことです。ありがとうございました。
上野駅を充分堪能した後、家路に就きました。
これにて了。
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茨城県古河市在住。「いばらぎ」ではなく「いばらき」です。
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