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豚汁模型!

鉄道模型のごった煮をゆるくほそぼそ楽しむブログ

2024'05.01.Wed
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2012'06.09.Sat
 予告どおり、次の記事はEF57のレビューを書きます。
 なお津軽編成の比較は諸般の事情で掲載しません。楽しみにしていた方がいらっしゃったら申し訳ないです。

 まあ文章でどうこう言っても良さは伝わらないのでさっそく画像を載せることにします。
964f6543.jpeg どうですか、この男らしさ。EF58は流線型で美しい、いわゆる女性的といえるでしょうが、このEF57は、せり出したパンタグラフと長いデッキ、それに重厚な足回りなど、いかにも男性的と形容することが出来るでしょう。
 そこにKATOの造形力が加わるわけですから、プロポーションに関してはもはや何も言うことがない、パーフェクトであると言えます。
 細かいところではテールライトのレンズが入っていること、これがすごく前面を引き締めます。欲を言えば電暖灯にレンズでも入っていてくれれば、とも思いますが、そこは仕方ないですね。

DSCN4358s.jpg 従来、EF58では先台車の構造が災いして、カーブで真正面から車体を見ると、ひどく不細工に見えてしまっていました。構造上仕方ないとはいえ、「KATOのEF58は直線でしか見れない」なんてのはよく聞いたものでした。
 今回のEF57も、デッキがあるとはいえ台車の構造は同じ。先頭からは見れないのかなあ、と半ばあきらめていました。
DSCN4359s.jpg しかし、発売されたものをカーブに止めてみましたが、思ったほどひどくはありません。むしろ全然見れます。
 デッキつきという構造ゆえなのかもしれませんが、従来の弱点をひとつ克服してくれました。この点でも素晴らしい。




 一方で、賞賛ばかりしてきましたが、ちと褒められない部分もあります。例えばコレ。

DSCN4390s.jpg バリの処理が不十分なのがお分かりいただけるでしょうか。
 こういうものは個体差があるのでしょうが、少なくともバリの処理がいい加減なのは私が所持している固体だけではないようで(中にはもっとひどいものもネットで見つけました)、このあたりの製品管理はもう少しきちんとして欲しいと思います。他がパーフェクトなだけに、こういうところが際立ってしまっています。

 もう一つ改善をお願いしたいのは、足回りです。写真では分かりづらいと思いますので、四苦八苦しながら動画を作ってみましたので、ご覧いただければと思います。

 お分かりいただけたでしょうかね? 下手なりに分かりやすく作ってみたつもりです。

 色々と文句も言いましたが、総じて良い製品だと思います。これからもKATOさんにはお世話になることが多くなりそうです。
 それでは今日はこの辺で(^^)ノ
 

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2012'06.01.Fri
さっそくEF57の紹介に行きたいところですが、まずはそれ以外のお買い物を。
DSCN4324s.jpg 関東鉄道のキハ800です。鉄道コレクションの造形力には驚かされるばかりで、実車の野暮ったいながらも洗練された日車スタイルがたいへん好ましく表現されています。
 実車はバス窓の田舎っぽいデザインながら、製造時はクロスシートを備え、優等列車を中心に国鉄乗り入れ運用までこなした、いわば関鉄のエースとも言うべき車両です。
 心配されたHゴムの塗装も値段を考えれば充分見られるレベルであり、当初は後述の小湊のみの予定だったのを変更して買ってよかったと思っています。
 対向式一本のローカルホームが実に似合いそうな車両です。

DSCN4326s.jpg
 同じく日車製の小湊鉄道キハ200です。こちらは現在でも素晴らしい活躍を見せてくれるので、お馴染みの車両ですよね。いつか菜の花の季節に訪れてみたい鉄道です。
 モデルのほうは、以前にブラインド版のほうで製品化しており、今回も文句のつけようが無い出来。今回の製品では、2両でプレスドアやユニット窓の差異なども再現されており、より細部までこだわった内容になっています。こんなんが1000円ちょっとでホンマにええんかいな…(^^;
 次は同和鉱業小坂キハ2100の別バージョン(弘南や片上)をお願いしますよ、TOMIXさん!(やめろ


DSCN4343s.jpg
 実はこれ、ニセコのマニ36なんです。何でだかは分からないのですが、大学帰りにIMONに寄ってみたら、Assyパーツのセットがなぜか置いてあったというシロモノ。ホビーセンターカトーが増産したのかと勘繰っていますが、果たして……。
 モデルはスハ32の改造車ということで、TOMIXとの競作となっています。残念ながら両側点等構造のテールライトやリベットの出っ張り具合などで、出来のよさはTOMIXに軍配が上がるものの、本来割高なはずのAssyパーツ寄せ集めでもTOMIX単品より安いと言うコストパフォーマンスは、さすがKATOといったところでしょうか。

DSCN4345s.jpg こちらもマニ36ですが、こちらは津軽で新発売となったスロネ30が種車のグループです。ちなみに上に挙げたスハ32の改造車やオハ35の改造車など、丸屋根の車が圧倒的多数で、このような切妻車のほうが少数派でした。
 同じ種車ということでマニ37とそっくりですが、マニ37がパレット(新聞を束ね、転がして運べる台車のようなもの)に対応するため床がフラットになっていたため形式が分けられたもので、このマニ36はマニ37とほぼ同じ構造ながらパレットに非対応のためマニ36の形式が与えられたものです。
 表題のとおり、セットは今回買わなかったのでAssyパーツを組み合わせたものですが、それにしてもよくぞこんな車両を製品化したな(それだけ両数が少ないのです)と思いつつも、ソツなくまとめてくるあたりはさすがKATO。というか、マニ37をもう作ってるから当たり前ですかね。
 上のマニ36ともども、今のところ担当列車は与えられていませんが、荷物・郵便車はあればあるほど楽しいですからねえ(ねずみ算

DSCN4342s.jpg 参考までに、こちらがマニ37です。既に2両が導入されています。妙高編成と、今回車両を買って新たに組むことができた編成に組み込まれています。
 窓配置を見ると、そっくりと言うか同じですよね。ボディは共通で色だけ塗り替えているのかしら(^^;
 ちなみに、今回の津軽セットのリリースによって発売されたスハフ42のライトユニットによって、今までライト非点灯でしたが、2両ともテールライトがつくようになりました。これで最後尾を任せられますね。

DSCN4337s.jpg 今回の津軽の目玉のひとつと言っていいオハ46です。こちらもセットで買わずにAssyパーツでそろえています。セットを買わなかった理由は後で書きますね。あ、思わせぶりですが特に何もないです(^^;
 こちらも「よくぞこんなマイナーな車種を…」という類の車両です。オハ46には2種類があって、最初から新製されたグループと、後からスハ43から軽量化改造し編入されたグループです。この製品は前者に当たります。
 当時の急行型客車というのはスハ43が主力でした。乗り心地も使い勝手もよかったのですが、「重い」という致命的な弱点がありました。当時はガンガン両数を繋いで乗客をドンドン乗せようという時代。それに、横川~軽井沢間のある信越線の運用には、スハ43では重くて入ることが出来ません。そこで何とかしてスハ43を軽くし、牽引できる両数を増やせないかと言うことで考案されたのがこのオハ46です。各部の徹底的な軽量化の結果、スハ43と同等の性能ながら一つ等級が下の「オ」級として製造することが出来たのです。

DSCN4352s.jpg 比較画像です。後ろがオハ46で、手前がスハ43になります。
 分かりますでしょうか? 軽量化のために車体のフチにあたる部分を削っていたり、また屋根の材質も違います。窓も軽いアルミサッシになっていますね。
 ……言ってしまえば違いはたったこれだけなのです。しかし、そこは客車屋の性というもので、「おおぅ、スハ46かよ! よく作ったなあ、すげえなあ、欲しいなあ……」となってしまうのです。困ったものです(^^;
 しかも、気づいたらAssyパーツで2両分レジに持って行ってしまう始末。いいんだい、いいんだい! 基本セットには1両しか入らないから結果的に得してるんだい!(ダメだこりゃ


DSCN4335s.jpg ……気を取り直しまして。
 今回ある列車を組むにあたって、オロネ10もAssyパーツを調達して組んでいます。
 これはロングセラーなのでお馴染みですね。
 そのある列車と言うのは、この編成の核となる車両が発売されたからなのでして……。


DSCN4346s.jpg そうです! スロフ62です! ライトが点灯します!(うるさい
 スロフ62は、スロ62の乗務員室に手ブレーキをつけただけの車両で、窓配置も変わらず、言ってみればテールライトだけが外観上の特徴です。しかし、模型の世界だとこれは大きな差です。何せ光るのですよ!(しつこい
 スロフ62まで無加工で手に入るようになるとは、すごい世の中になったものです。ちなみに青い客車が出ると思わず買ってしまう病気が蔓延している井堀倶楽部(笑)内では、昨今のリリースラッシュに「オハネフ13……オハネフ13……」という呪い祈りの儀式が夜な夜な行われているとかいないとか。それは冗談としても、あながち夢物語でもなくなってきているところがKATOさんの凄いところというか、とんでもないところというか…(^^;
 この車もスハフ42のライトユニットを使って点灯化しています。ライトのON・OFF機能については、加工が面倒なため常時ON状態とし、加工を省略しています。


 車両の紹介はここまでです。で、これらの車両を買い込んで何の編成を作るかというと、その名もズバリ「津軽」です!

 ……何を言っているのかと言われそうですが、違うのです。私が組むのは12系化後の編成。すなわち、
マニ37(36)+オハネフ12+オロネ10+スロフ62+スハフ12+オハ12×5+スハフ12
 この編成です。なお編成の資料として東北天国さま、80's 国鉄時代の写真館さまを参考にしています。
 EF57が同時発売ということで、全車旧型客車の使われた編成というのも、一応検討はしたのです。しかし、色々検討しましたが、わざわざ割引販売でも2万円近いお金を払わずとも、上記の編成と予備車として保有している車両を組み合わせればそれらしい編成になるのですよね。
 そもそも、津軽の最後尾はスハフ42かオハフ45であってオハフ33ではないと思うのです。どうでもいいといわれればそれまでなのですが、そこはやはりこだわりたい。
 というわけで、Assyパーツでかき集めた言い訳でございました。秋口に控える大散財を見込んでのこともあり、無闇にお金を使いたくないのですよね。どこかのサラ金ではないですが、購入は計画的に。

 そんなわけでこの辺で。次回は新旧津軽編成の比較と、いよいよEF57のレビューを書こうと思います。

 ……大阪レポ? そんなもん無かったんや…………すみません、書きます。
 

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2012'05.03.Thu
 なんとかゴールデンウィーク中には大阪レポを書き上げちゃいたいですね…(トオイメ
 というわけでお久しぶりです。絶賛放置中ですがやめたわけではないです。とりあえず保守がてらに戦利品でも晒しておくことにします。

DSCN4308s.jpg あまり中古市場で見かけることは少なく、見つけたとしても高値安定のKATOEF58小窓車。少々難ありの品でしたが、津軽編成には不可欠の存在なのでそれを承知で購入。状態もいいですし、何より面倒なナックルカプラー化してあるのがいいですね。
 難というのはナンバーが付いておらず、しかも余りもないということ。しかし、この製品は元々非電暖車がプロトタイプのため宮原や広島所属の番号しか入っておらず、肝心の宇都宮車の番号は付属していないのですよね。ですから、この難は別に気にならないです。
 それに加えてあまり特定ナンバーにこだわるほうでもないので、所持している上越型の余り番号から見繕ってやろうと思っています。
 ま、真実は朗堂の交換用ナンバーをわざわざ通販してまで手に入れるのが面倒なだけですが(^^;

DSCN4307s.jpg 会場のジャンク箱から拾ってきた客車各種。後ろが新仕様のスハ43で、手前が旧製品のマニ60。そして手前奥がスニ40です。
 スニ40は別に買わなくてもよかったのですが、200円という安さと品番が3桁時代の製品ということで勢い余って購入。しばらくは予備車としての在籍が続きそうです(^^;
 マニ60は尾久の救援車だったオエ61 21にでも改造しようと思っています。21番はオハユニ61からの改造車なので、窓を埋めれば簡単に再現できるはず。手すりやテールライトもそれなりにはしてあげたいなと思ってます。
 スハ43は、旧客は何両あっても困らないのでジャンク箱にあったロットが古くて安いものを拾ってきました。
 単にそのままなのも面白くないので、1両は緩急車化改造されたオハフ45-200にでも改造しようかとたくらんでいます。一番端の窓を小さく加工して、あとは銀河か何かのテールライトでも取り付けてあげれば車体の加工は済むし、楽勝! ……かと思ってたんですが、これだけお手軽な改造なのにネットで作例が見当たらない……。何かこれ以外に難しい改造でもあるのかしら。テールライト点等化は若干面倒そうだとは思いますが……。

DSCN4309s.jpg 個人的に一番嬉しかったのがこれ。ワールド工芸のワフ21000です。市場から姿を消して久しく、しかも格安で購入できるとは思っていなかったので嬉しさもひとしおです。それにしても、朝一で行ったわけでもないのになんで残っていたんだろう…。
 Nゲージの世界でワフといえばKATOのワフ29500や河合のワフ各種などがありますが、ローカル線の蒸気列車に高確率でついていたこのワフは不思議とプラでの製品化がありませんでした。ワフ25000なんかよりよっぽどメジャーな形式だと思うんですけどね…。
 金属キットなので半田付け必須ですが、動力者でもないですし小さいので、瞬着でもどうにかなるんではないかと思っています。あるいは、半田付けの練習台にでもしましょうかね。



 ……なんとかGW中には大阪レポを終わらせたいですなあ…(トオイメ
 

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2012'01.31.Tue
 あけましておめでとうございます!(遅
 色々と手は動かしているのですが、なかなか忙しくしかも進歩も少しずつのため、気づけばもうすぐ2月に…(^^;
 定期的に更新したいのですが、ネタがないことにはどうにもなりません。ご勘弁くださいまし。
 さて久々の投稿である今回も例によって新規入線車両。手を動かしているほうは、進歩がお伝えできるまでもうしばらくお待ちくださいませ。

IMG_4128s.jpg TOMIXのマニ50です。前回品が出回らなくなって久しいですが、先日リニューアルされて発売されましたので喜び勇んで買ってきました。急いで撮ったのでインレタを貼り付けてないですね(^^;
 変更点としては、やはり点灯化となったテールライト。近年の旧型荷物車と同様に片側点灯ですが、構造上は両側とも点灯できる仕様になっています。また、ベンチレーターの別パーツ化や、ボディもシャープな表現になっています。
 ……個人的には、最後尾には組み込まないですし、前の仕様ののままでお値段据え置きでよろしくお願いしたかったですが(^^;

IMG_4126s.jpg EF58牽引の荷物列車9連。所持している荷物・郵便車をかき集めました。そのため、能登などの編成を組む場合はこの編成は組めません(^^;
 先日折よくニセコ用客車の床下ASSYが発売されましたので、このラインナップの中に郵便車が1両加わることになると思います。そちらも早いところ作らなければ。

 それでは短いですがこの辺でー(^^)ノ
 

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2011'12.22.Thu
 冬も寒くなってまいりまして、日本人にはこたつとみかんが恋しい季節です。
 そんな中私は相も変わらず車両の増備。いやはや、買うだけでなく手も動かさないと(^^;
IMG_4104s.jpg そんなわけで手に入れたのはKATOのEF81一般色。またもやカマの増備です。
 いつかは欲しいと思っていたローピンのEF81。そろそろあかつきや彗星、あるいは今話題の日本海あたりと抱き合わせで現行の手すりを別パーツ化した仕様の製品が出るのではないかとずっと期待していたのですが、出たのはラウンドハウス製の300番台だけ。とりあえず待ってはいたのですが、そろそろ我慢も限界でした。
 そんな折に、近所にあるリサイクルショップをなんとなく訪ねてみると、なんとこれが¥3480で出ているではないですか。しかも未取付のナンバーや付属品の具合からして買ってすぐに棚にしまいこんだのであろう新古品。これを逃す手はありません。すぐさまレジへと持っていったのでした。
 通常、試走をさせてくれない店で動力車の中古品を買うのは避けたほうがいいことです。しかし、なんと言っても状態がすばらしい。帰ってきて光にすかしてみると、ボディには傷ひとつありません。これはいい買い物をしたとニヤニヤしていると、一緒にリサイクルショップに行っていた母親からは白い目でした(^^;
IMG_4106s.jpg 最新製品であるEF80との1枚。やはりローピンにはローピンが決まりますね(^^)
 手すりが無いとはいえ、今回買ったEF81とEF80とでは十年単位で設計が違うはずです。それなのに並べても全く違和感無く並べられるKATOの造形力。こうやって新旧製品を並べるたびに思うことですね、これは。


 それでは今回はこの辺で。おそらくは年内最後の更新となるでしょうから挨拶もそれらしく。
 よいお年をー(^^)ノ

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茨城県古河市在住。「いばらぎ」ではなく「いばらき」です。
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