2012'06.01.Fri
さっそくEF57の紹介に行きたいところですが、まずはそれ以外のお買い物を。
関東鉄道のキハ800です。鉄道コレクションの造形力には驚かされるばかりで、実車の野暮ったいながらも洗練された日車スタイルがたいへん好ましく表現されています。
実車はバス窓の田舎っぽいデザインながら、製造時はクロスシートを備え、優等列車を中心に国鉄乗り入れ運用までこなした、いわば関鉄のエースとも言うべき車両です。
心配されたHゴムの塗装も値段を考えれば充分見られるレベルであり、当初は後述の小湊のみの予定だったのを変更して買ってよかったと思っています。
対向式一本のローカルホームが実に似合いそうな車両です。
同じく日車製の小湊鉄道キハ200です。こちらは現在でも素晴らしい活躍を見せてくれるので、お馴染みの車両ですよね。いつか菜の花の季節に訪れてみたい鉄道です。
モデルのほうは、以前にブラインド版のほうで製品化しており、今回も文句のつけようが無い出来。今回の製品では、2両でプレスドアやユニット窓の差異なども再現されており、より細部までこだわった内容になっています。こんなんが1000円ちょっとでホンマにええんかいな…(^^;
次は同和鉱業小坂キハ2100の別バージョン(弘南や片上)をお願いしますよ、TOMIXさん!(やめろ
実はこれ、ニセコのマニ36なんです。何でだかは分からないのですが、大学帰りにIMONに寄ってみたら、Assyパーツのセットがなぜか置いてあったというシロモノ。ホビーセンターカトーが増産したのかと勘繰っていますが、果たして……。
モデルはスハ32の改造車ということで、TOMIXとの競作となっています。残念ながら両側点等構造のテールライトやリベットの出っ張り具合などで、出来のよさはTOMIXに軍配が上がるものの、本来割高なはずのAssyパーツ寄せ集めでもTOMIX単品より安いと言うコストパフォーマンスは、さすがKATOといったところでしょうか。
こちらもマニ36ですが、こちらは津軽で新発売となったスロネ30が種車のグループです。ちなみに上に挙げたスハ32の改造車やオハ35の改造車など、丸屋根の車が圧倒的多数で、このような切妻車のほうが少数派でした。
同じ種車ということでマニ37とそっくりですが、マニ37がパレット(新聞を束ね、転がして運べる台車のようなもの)に対応するため床がフラットになっていたため形式が分けられたもので、このマニ36はマニ37とほぼ同じ構造ながらパレットに非対応のためマニ36の形式が与えられたものです。
表題のとおり、セットは今回買わなかったのでAssyパーツを組み合わせたものですが、それにしてもよくぞこんな車両を製品化したな(それだけ両数が少ないのです)と思いつつも、ソツなくまとめてくるあたりはさすがKATO。というか、マニ37をもう作ってるから当たり前ですかね。
上のマニ36ともども、今のところ担当列車は与えられていませんが、荷物・郵便車はあればあるほど楽しいですからねえ(ねずみ算
参考までに、こちらがマニ37です。既に2両が導入されています。妙高編成と、今回車両を買って新たに組むことができた編成に組み込まれています。
窓配置を見ると、そっくりと言うか同じですよね。ボディは共通で色だけ塗り替えているのかしら(^^;
ちなみに、今回の津軽セットのリリースによって発売されたスハフ42のライトユニットによって、今までライト非点灯でしたが、2両ともテールライトがつくようになりました。これで最後尾を任せられますね。
今回の津軽の目玉のひとつと言っていいオハ46です。こちらもセットで買わずにAssyパーツでそろえています。セットを買わなかった理由は後で書きますね。あ、思わせぶりですが特に何もないです(^^;
こちらも「よくぞこんなマイナーな車種を…」という類の車両です。オハ46には2種類があって、最初から新製されたグループと、後からスハ43から軽量化改造し編入されたグループです。この製品は前者に当たります。
当時の急行型客車というのはスハ43が主力でした。乗り心地も使い勝手もよかったのですが、「重い」という致命的な弱点がありました。当時はガンガン両数を繋いで乗客をドンドン乗せようという時代。それに、横川~軽井沢間のある信越線の運用には、スハ43では重くて入ることが出来ません。そこで何とかしてスハ43を軽くし、牽引できる両数を増やせないかと言うことで考案されたのがこのオハ46です。各部の徹底的な軽量化の結果、スハ43と同等の性能ながら一つ等級が下の「オ」級として製造することが出来たのです。
比較画像です。後ろがオハ46で、手前がスハ43になります。
分かりますでしょうか? 軽量化のために車体のフチにあたる部分を削っていたり、また屋根の材質も違います。窓も軽いアルミサッシになっていますね。
……言ってしまえば違いはたったこれだけなのです。しかし、そこは客車屋の性というもので、「おおぅ、スハ46かよ! よく作ったなあ、すげえなあ、欲しいなあ……」となってしまうのです。困ったものです(^^;
しかも、気づいたらAssyパーツで2両分レジに持って行ってしまう始末。いいんだい、いいんだい! 基本セットには1両しか入らないから結果的に得してるんだい!(ダメだこりゃ
……気を取り直しまして。
今回ある列車を組むにあたって、オロネ10もAssyパーツを調達して組んでいます。
これはロングセラーなのでお馴染みですね。
そのある列車と言うのは、この編成の核となる車両が発売されたからなのでして……。
そうです! スロフ62です! ライトが点灯します!(うるさい
スロフ62は、スロ62の乗務員室に手ブレーキをつけただけの車両で、窓配置も変わらず、言ってみればテールライトだけが外観上の特徴です。しかし、模型の世界だとこれは大きな差です。何せ光るのですよ!(しつこい
スロフ62まで無加工で手に入るようになるとは、すごい世の中になったものです。ちなみに青い客車が出ると思わず買ってしまう病気が蔓延している井堀倶楽部(笑)内では、昨今のリリースラッシュに「オハネフ13……オハネフ13……」という呪い祈りの儀式が夜な夜な行われているとかいないとか。それは冗談としても、あながち夢物語でもなくなってきているところがKATOさんの凄いところというか、とんでもないところというか…(^^;
この車もスハフ42のライトユニットを使って点灯化しています。ライトのON・OFF機能については、加工が面倒なため常時ON状態とし、加工を省略しています。
車両の紹介はここまでです。で、これらの車両を買い込んで何の編成を作るかというと、その名もズバリ「津軽」です!
……何を言っているのかと言われそうですが、違うのです。私が組むのは12系化後の編成。すなわち、
マニ37(36)+オハネフ12+オロネ10+スロフ62+スハフ12+オハ12×5+スハフ12
この編成です。なお編成の資料として東北天国さま、80's 国鉄時代の写真館さまを参考にしています。
EF57が同時発売ということで、全車旧型客車の使われた編成というのも、一応検討はしたのです。しかし、色々検討しましたが、わざわざ割引販売でも2万円近いお金を払わずとも、上記の編成と予備車として保有している車両を組み合わせればそれらしい編成になるのですよね。
そもそも、津軽の最後尾はスハフ42かオハフ45であってオハフ33ではないと思うのです。どうでもいいといわれればそれまでなのですが、そこはやはりこだわりたい。
というわけで、Assyパーツでかき集めた言い訳でございました。秋口に控える大散財を見込んでのこともあり、無闇にお金を使いたくないのですよね。どこかのサラ金ではないですが、購入は計画的に。
そんなわけでこの辺で。次回は新旧津軽編成の比較と、いよいよEF57のレビューを書こうと思います。
……大阪レポ? そんなもん無かったんや…………すみません、書きます。
関東鉄道のキハ800です。鉄道コレクションの造形力には驚かされるばかりで、実車の野暮ったいながらも洗練された日車スタイルがたいへん好ましく表現されています。
実車はバス窓の田舎っぽいデザインながら、製造時はクロスシートを備え、優等列車を中心に国鉄乗り入れ運用までこなした、いわば関鉄のエースとも言うべき車両です。
心配されたHゴムの塗装も値段を考えれば充分見られるレベルであり、当初は後述の小湊のみの予定だったのを変更して買ってよかったと思っています。
対向式一本のローカルホームが実に似合いそうな車両です。
同じく日車製の小湊鉄道キハ200です。こちらは現在でも素晴らしい活躍を見せてくれるので、お馴染みの車両ですよね。いつか菜の花の季節に訪れてみたい鉄道です。
モデルのほうは、以前にブラインド版のほうで製品化しており、今回も文句のつけようが無い出来。今回の製品では、2両でプレスドアやユニット窓の差異なども再現されており、より細部までこだわった内容になっています。こんなんが1000円ちょっとでホンマにええんかいな…(^^;
次は同和鉱業小坂キハ2100の別バージョン(弘南や片上)をお願いしますよ、TOMIXさん!(やめろ
実はこれ、ニセコのマニ36なんです。何でだかは分からないのですが、大学帰りにIMONに寄ってみたら、Assyパーツのセットがなぜか置いてあったというシロモノ。ホビーセンターカトーが増産したのかと勘繰っていますが、果たして……。
モデルはスハ32の改造車ということで、TOMIXとの競作となっています。残念ながら両側点等構造のテールライトやリベットの出っ張り具合などで、出来のよさはTOMIXに軍配が上がるものの、本来割高なはずのAssyパーツ寄せ集めでもTOMIX単品より安いと言うコストパフォーマンスは、さすがKATOといったところでしょうか。
こちらもマニ36ですが、こちらは津軽で新発売となったスロネ30が種車のグループです。ちなみに上に挙げたスハ32の改造車やオハ35の改造車など、丸屋根の車が圧倒的多数で、このような切妻車のほうが少数派でした。
同じ種車ということでマニ37とそっくりですが、マニ37がパレット(新聞を束ね、転がして運べる台車のようなもの)に対応するため床がフラットになっていたため形式が分けられたもので、このマニ36はマニ37とほぼ同じ構造ながらパレットに非対応のためマニ36の形式が与えられたものです。
表題のとおり、セットは今回買わなかったのでAssyパーツを組み合わせたものですが、それにしてもよくぞこんな車両を製品化したな(それだけ両数が少ないのです)と思いつつも、ソツなくまとめてくるあたりはさすがKATO。というか、マニ37をもう作ってるから当たり前ですかね。
上のマニ36ともども、今のところ担当列車は与えられていませんが、荷物・郵便車はあればあるほど楽しいですからねえ(ねずみ算
参考までに、こちらがマニ37です。既に2両が導入されています。妙高編成と、今回車両を買って新たに組むことができた編成に組み込まれています。
窓配置を見ると、そっくりと言うか同じですよね。ボディは共通で色だけ塗り替えているのかしら(^^;
ちなみに、今回の津軽セットのリリースによって発売されたスハフ42のライトユニットによって、今までライト非点灯でしたが、2両ともテールライトがつくようになりました。これで最後尾を任せられますね。
今回の津軽の目玉のひとつと言っていいオハ46です。こちらもセットで買わずにAssyパーツでそろえています。セットを買わなかった理由は後で書きますね。あ、思わせぶりですが特に何もないです(^^;
こちらも「よくぞこんなマイナーな車種を…」という類の車両です。オハ46には2種類があって、最初から新製されたグループと、後からスハ43から軽量化改造し編入されたグループです。この製品は前者に当たります。
当時の急行型客車というのはスハ43が主力でした。乗り心地も使い勝手もよかったのですが、「重い」という致命的な弱点がありました。当時はガンガン両数を繋いで乗客をドンドン乗せようという時代。それに、横川~軽井沢間のある信越線の運用には、スハ43では重くて入ることが出来ません。そこで何とかしてスハ43を軽くし、牽引できる両数を増やせないかと言うことで考案されたのがこのオハ46です。各部の徹底的な軽量化の結果、スハ43と同等の性能ながら一つ等級が下の「オ」級として製造することが出来たのです。
比較画像です。後ろがオハ46で、手前がスハ43になります。
分かりますでしょうか? 軽量化のために車体のフチにあたる部分を削っていたり、また屋根の材質も違います。窓も軽いアルミサッシになっていますね。
……言ってしまえば違いはたったこれだけなのです。しかし、そこは客車屋の性というもので、「おおぅ、スハ46かよ! よく作ったなあ、すげえなあ、欲しいなあ……」となってしまうのです。困ったものです(^^;
しかも、気づいたらAssyパーツで2両分レジに持って行ってしまう始末。いいんだい、いいんだい! 基本セットには1両しか入らないから結果的に得してるんだい!(ダメだこりゃ
……気を取り直しまして。
今回ある列車を組むにあたって、オロネ10もAssyパーツを調達して組んでいます。
これはロングセラーなのでお馴染みですね。
そのある列車と言うのは、この編成の核となる車両が発売されたからなのでして……。
そうです! スロフ62です! ライトが点灯します!(うるさい
スロフ62は、スロ62の乗務員室に手ブレーキをつけただけの車両で、窓配置も変わらず、言ってみればテールライトだけが外観上の特徴です。しかし、模型の世界だとこれは大きな差です。何せ光るのですよ!(しつこい
スロフ62まで無加工で手に入るようになるとは、すごい世の中になったものです。ちなみに青い客車が出ると思わず買ってしまう病気が蔓延している井堀倶楽部(笑)内では、昨今のリリースラッシュに「オハネフ13……オハネフ13……」という
この車もスハフ42のライトユニットを使って点灯化しています。ライトのON・OFF機能については、加工が面倒なため常時ON状態とし、加工を省略しています。
車両の紹介はここまでです。で、これらの車両を買い込んで何の編成を作るかというと、その名もズバリ「津軽」です!
……何を言っているのかと言われそうですが、違うのです。私が組むのは12系化後の編成。すなわち、
マニ37(36)+オハネフ12+オロネ10+スロフ62+スハフ12+オハ12×5+スハフ12
この編成です。なお編成の資料として東北天国さま、80's 国鉄時代の写真館さまを参考にしています。
EF57が同時発売ということで、全車旧型客車の使われた編成というのも、一応検討はしたのです。しかし、色々検討しましたが、わざわざ割引販売でも2万円近いお金を払わずとも、上記の編成と予備車として保有している車両を組み合わせればそれらしい編成になるのですよね。
そもそも、津軽の最後尾はスハフ42かオハフ45であってオハフ33ではないと思うのです。どうでもいいといわれればそれまでなのですが、そこはやはりこだわりたい。
というわけで、Assyパーツでかき集めた言い訳でございました。秋口に控える大散財を見込んでのこともあり、無闇にお金を使いたくないのですよね。どこかのサラ金ではないですが、購入は計画的に。
そんなわけでこの辺で。次回は新旧津軽編成の比較と、いよいよEF57のレビューを書こうと思います。
……大阪レポ? そんなもん無かったんや…………すみません、書きます。
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無題
こんにちは、SEKKIです。(^^;
いかがわしいカキコミ(木亥火暴)を見つけたのでツッコミを入れに来ました。(^^;
・・というのは冗談ですが、なかなかのラインナップで飽きさせてくれませんね。一回一回がセットでドンなので費用的になかなか手が出ません・・。(^^;
しかしながらいい環境になったものですね。(こういう範疇で仲ちゃんと話があっているところが楽しいですが・・(^^;)
ゴナナのレビューも楽しみにしておりますね!
いかがわしいカキコミ(木亥火暴)を見つけたのでツッコミを入れに来ました。(^^;
・・というのは冗談ですが、なかなかのラインナップで飽きさせてくれませんね。一回一回がセットでドンなので費用的になかなか手が出ません・・。(^^;
しかしながらいい環境になったものですね。(こういう範疇で仲ちゃんと話があっているところが楽しいですが・・(^^;)
ゴナナのレビューも楽しみにしておりますね!
無題
どうもこんにちは(^^)
いえいえ、いかがわしいなんてとんでもございません。むしろいかがわしいといえばEF57の男らしさといったらもう(以下略
私も費用捻出には四苦八苦しておりまして、今回は欲しい車両だけAssyでそろえる戦略にしました。欲しい車両が基本セットと増結セットに分散していましたから、わざわざ両方買うよりははるかに経済的といえます。買わないのが一番経済的なんですが(^^;
こうやって新製品が続々出てくる反面、単品で揃えづらくなってしまった環境っていいですかね?(^^; ちょうど旧客にはまりかけたくらいのときに10系客車の単品が市場に出回らなくなったので、あんまりその感覚は無いんですよねえ。やっぱり旧客の楽しみ方はセット販売ではないですし(というような範疇の話で話があっているんですかね(^^;
いえいえ、いかがわしいなんてとんでもございません。むしろいかがわしいといえばEF57の男らしさといったらもう(以下略
私も費用捻出には四苦八苦しておりまして、今回は欲しい車両だけAssyでそろえる戦略にしました。欲しい車両が基本セットと増結セットに分散していましたから、わざわざ両方買うよりははるかに経済的といえます。買わないのが一番経済的なんですが(^^;
こうやって新製品が続々出てくる反面、単品で揃えづらくなってしまった環境っていいですかね?(^^; ちょうど旧客にはまりかけたくらいのときに10系客車の単品が市場に出回らなくなったので、あんまりその感覚は無いんですよねえ。やっぱり旧客の楽しみ方はセット販売ではないですし(というような範疇の話で話があっているんですかね(^^;
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茨城県古河市在住。「いばらぎ」ではなく「いばらき」です。
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