2020'03.12.Thu
ずいぶん前の画像ではじまって恐縮ですが、この画像の一番下にある家、ここに家を一軒建てたいというのは構想段階から決まっていたのですが、その選定にずいぶんと難儀していました。
(↑画像はTOMYTECのHPより引用)
今までは右側の、洋館付きの平屋の建物を使う予定で製作していました。ただし、こんな洋館のついた家は、都会ならともかく、田舎の県道から逸れた農道にあるような家には似合いません。田舎のお金のある家なら、もっと敷地を買いますよね。
本来ならもうすこし「みすぼらしい」家が理想なんですが、こういう田舎のどこにでもありあそうな家ってのはこれくらいしか製品がないんですよね。あとはKATOの鉄道官舎キットくらいしかないですが、あれも社宅感が出すぎてしまってダメ。自作も考えましたがしかし、当初のコンセプトは「建物の自作をしない」です。理由はそうすると面倒くさくなって完成しなくなるから。完成させて遊ぶのが目的なので、妥協して完成させるつもりでした。
そんな風にうんうん悩んでいたところで、すばらしいニュースが。
こういう家が欲しかった! というわけで、某即売会でさっそく求めました。という訳で皆さんの町にも一軒はあるであろう家が出来ました!
— IORI (@IORI_koubou) September 15, 2019
実物は割と無数にタイプがありますがこれは多摩市に建っていたのをモデルにしています。
「公営住宅」一軒1400円で、来週から販売開始予定! pic.twitter.com/hhEc8jiBER
レーザーカットのペーパーキットで明治期の客車・貨車を主にリリースしているIORI工房さんの公営住宅です。瓦の違いで二種あるようです。Aということはさらにバリエーション展開があるのかしら?
非情に考えられたペーパーキットで、難なく箱にできました。レーザーカットなのでカッターを使っての切り出し作業がないので、プラモを作っているのと同じ感覚で組み立てられます。ちなみに接着はサーフェーサーとタミヤセメントの併用で、内部の角には補強としてプラ角棒を仕込んであります。
窓枠も仕込んで、塗装まで済ませました。まずは外壁の塗装を済ませてから窓枠をはめ込んでいます。
外壁はガイアのサーフェーサーEVOオキサイドレッドです。屋根との接地面は紙の白を生かしてそのままです。屋根はちょうどいい色が手元になかったので、タミヤのNATOブラックとレッドブラウンの混色。
窓枠はタミヤエナメルの銀で塗ってから木工用ボンドで接着しています。木工用ボンドなら塗装を侵しませんからね。
新旧比較です。ずいぶんみすぼらしくなりましたwいい感じです。
あわせて、前回から進んだ変化について。
書くのをすっかり忘れていたんですが、田んぼに枯れた稲を撒いておきました。刈り取った後で、放置されているようなイメージです。麻ヒモをほぐして細かく刻んだものを固着させ、アクリル絵の具の黄色を叩くように置いていって、稲特有の黄色みを表現しています。
山のハゲが気になるので、そこは後で直すとして、通称「裏側」セクションの線路わきに草を撒きました。お決まりのKATO扱いの草素材です。同時に、トンネルや石垣にもウェザリングを施しました。主にパステルの白をすり込むようにして汚しています。
レイアウトづくりも終盤戦に差し掛かろうとしています。やはり当初のコンセプト「製作方法はなるべく簡単に、積極的に先達の技法は真似する」は正しかったw はじめてレイアウトとして遊べるくらいには完成しそうです。
もう一息というところですが、今回はここまでです。
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茨城県古河市在住。「いばらぎ」ではなく「いばらき」です。
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