2017'03.29.Wed
相変わらずの半月ごと更新ですがご容赦ください。
メインイベントが控えているために3日目の夜は痛飲せず、そのまま朝を迎えます。天気は予報通り雨。香川県は雨が少ない地域ですが、自分が行った日にわざわざ、と雨男ぶりを呪いたくもなります。
やる気が半減しながらも宿泊した高松から琴平へ移動します。
待ち時間も利用してうどんもしっかり頂きました。つるしこで大変に好みな味でしたが、一方で全国チェーンのはなまるうどんも、かなり頑張って地元の味に近づけているなというのが再確認できた次第。なお、はなまるうどんはよく食べる私ですが、丸亀製麺は大阪の会社なので私は外敵だと思っております(笑)
して、メインイベントとは何かと申されれば、
琴電名物、古典電車のイベント走行です。4両が動態保存されていますが、今日は琴電オリジナルの500号と、元近鉄の23号です。
雨でなければ沿線で走行写真をとらえたいところなのですが、かねてからの大雨で沿線で待つ気もなく、また手持ちの装備では曇天時にロクな写真が撮れないことは明確なので、潔くその板張りの車内と、響き渡る吊りかけサウンドを堪能することにしました。
23号は車内がニス塗りのまま残ったので、木のぬくもりを感じさせる車内が素晴らしいです。
何より素晴らしいのが、この編成で一般車として営業をしてしまうこと。つまり、乗車券さえ払えば乗れてしまうのです。むしろ特別料金を支払ってもいいとさえ思うのですが、そうしない会社の姿勢に頭が下がります。ちなみに上毛電鉄のデハ101も同じ形態での運転なので、関東の方で吊りかけサウンドを堪能したい方は、ぜひイベント時の上毛電鉄へ。
吊り掛けサウンドを堪能しているうち、あっという間に終点の高松築港です。
琴電は保線の状況があまりよくなく、乗り心地はまあ酷いもんです(笑) 乗馬してるのかというくらいに板バネが跳ねます。まあ、この電車に乗っている人で乗り心地を求める人はいないのでその辺は大丈夫でしょう。加えて、琴電の吊り掛け車はおそらく発電ブレーキを搭載(ブレーキ時にもモーター音がしていたための推測であり、資料をあたったわけではないです)していて、力行時のみならず減速時にも吊り掛けモーターの轟音を楽しむことができます。一度で二度お得とはまさにこのこと(?)ですね。
さて、名残惜しいですが旧型車は車庫に入ってしまいますので、今度は仏生山にある車庫を見に行くことにします。
さっそく4ドアの元京急700形がお出迎え。京急最晩年の大師線に間に合って、乗ったことがありましたっけ。
さらに2ドアの元京急600形もいます。この1070形と元京王5000系の1100形は乗車する機会に恵まれず。車外からスナップするにとどまりました。
そして、いましたいました。仏生山と言えばデカ。デカといえば仏生山です。
この手の工場特性一点ものハンドメイド感溢れる車両は、もうほどんと見られなくなりましたが、仏生山ではまだまだ現役というのは驚くべきことです。床下機器や台車は何度も入れ替わっているようで、それでも生き続けるサイボーグのような車両です。
駅を出ると、駅舎のすぐ脇に、まるで展示されるかのように120号が止まっています。これも大正生まれな琴電オリジナルの貴重な車両です。実はもう1両、300号が仏生山で休んでいるはずなのですが、あいにく姿を見かけず。工場の中かと思い工場の周りをウロウロしていると、留置中の車両の奥に床下だけチラリと発見。なんてこったい。
というわけで仏生山めぐりはウロウロして終わりました。
今まで仏生山は3路線の拠点工場なだけあってもっと大きな施設だと思っていたのですが、必要最小限度の狭いスペースに、これでもかと線路を敷きまわした模型のような工場であることが分かりました。スイッチバックも多用されており、苦しい線路配置であることが嫌でもわかります。が、趣味的にはとても楽しい工場でした。
仏生山で300号を見れなかった腹いせに、志度線沿線で保存されている335号を見学。屋根付きで大切に保存されていました。中にも自由には入れて、しかも状態がいいというのも、きちんと管理がされている証だと思いました。
そんなこんなで、四国での楽しい旅も終わりが近づきます。名残惜しいですが仕方ありません。うどんを食べて(本日2食目)、高松駅の改札をくぐりました。
宇和島ですれ違いになり、高松では車庫の奥にいて、もう出会えないと思っていたキハ185も、最後の最後で記録することができました。キハ185は剣山やむろとなど、徳島をメインにしていて、高松に入ってくるうずしおの運用はとても少なく、いい記録になりました。
ラストはやはり、サンライズ瀬戸で帰京です。二度目の乗車ですが、相変わらず快適ですこと。
広島に行くときに利用した際は同行者(妹)がいたためにシングルツインでしたが、今回は一人旅であるためソロ(上段)を選択。
荷物が散乱してて見苦しいですが、中はこんな感じ。身長180cmの私でも足が伸ばせて大変に快適です。ちなみに比較としてあけぼののソロも載せておきます。
あけぼのソロも十分に快適だったのですが、ベッドはサンライズの方が広いですね。収納スペースもサンライズの勝ちです。まあ、当たり前と言えば当たり前ですが。
そんなこんなで、最後が締まらないで申し訳ないですが、3泊4日にわたって滞在した四国旅行のレポートを終わりにしたいと思います。ここまで長々とお付き合いいただいた方、ありがとうございました。
最近は興味のある車両も少なくなってきたのですが、以前にちょこっとお話ししたように、地方私鉄の小車庫に大変興味がありまして、今後は時間を見つけてめぐってみたいと思っています。
最後にもう一度、ありがとうございました。それではまたお会いしましょう(^^)ノ
メインイベントが控えているために3日目の夜は痛飲せず、そのまま朝を迎えます。天気は予報通り雨。香川県は雨が少ない地域ですが、自分が行った日にわざわざ、と雨男ぶりを呪いたくもなります。
やる気が半減しながらも宿泊した高松から琴平へ移動します。
待ち時間も利用してうどんもしっかり頂きました。つるしこで大変に好みな味でしたが、一方で全国チェーンのはなまるうどんも、かなり頑張って地元の味に近づけているなというのが再確認できた次第。なお、はなまるうどんはよく食べる私ですが、丸亀製麺は大阪の会社なので私は外敵だと思っております(笑)
して、メインイベントとは何かと申されれば、
琴電名物、古典電車のイベント走行です。4両が動態保存されていますが、今日は琴電オリジナルの500号と、元近鉄の23号です。
雨でなければ沿線で走行写真をとらえたいところなのですが、かねてからの大雨で沿線で待つ気もなく、また手持ちの装備では曇天時にロクな写真が撮れないことは明確なので、潔くその板張りの車内と、響き渡る吊りかけサウンドを堪能することにしました。
23号は車内がニス塗りのまま残ったので、木のぬくもりを感じさせる車内が素晴らしいです。
何より素晴らしいのが、この編成で一般車として営業をしてしまうこと。つまり、乗車券さえ払えば乗れてしまうのです。むしろ特別料金を支払ってもいいとさえ思うのですが、そうしない会社の姿勢に頭が下がります。ちなみに上毛電鉄のデハ101も同じ形態での運転なので、関東の方で吊りかけサウンドを堪能したい方は、ぜひイベント時の上毛電鉄へ。
吊り掛けサウンドを堪能しているうち、あっという間に終点の高松築港です。
琴電は保線の状況があまりよくなく、乗り心地はまあ酷いもんです(笑) 乗馬してるのかというくらいに板バネが跳ねます。まあ、この電車に乗っている人で乗り心地を求める人はいないのでその辺は大丈夫でしょう。加えて、琴電の吊り掛け車はおそらく発電ブレーキを搭載(ブレーキ時にもモーター音がしていたための推測であり、資料をあたったわけではないです)していて、力行時のみならず減速時にも吊り掛けモーターの轟音を楽しむことができます。一度で二度お得とはまさにこのこと(?)ですね。
さて、名残惜しいですが旧型車は車庫に入ってしまいますので、今度は仏生山にある車庫を見に行くことにします。
さっそく4ドアの元京急700形がお出迎え。京急最晩年の大師線に間に合って、乗ったことがありましたっけ。
さらに2ドアの元京急600形もいます。この1070形と元京王5000系の1100形は乗車する機会に恵まれず。車外からスナップするにとどまりました。
そして、いましたいました。仏生山と言えばデカ。デカといえば仏生山です。
この手の工場特性一点ものハンドメイド感溢れる車両は、もうほどんと見られなくなりましたが、仏生山ではまだまだ現役というのは驚くべきことです。床下機器や台車は何度も入れ替わっているようで、それでも生き続けるサイボーグのような車両です。
駅を出ると、駅舎のすぐ脇に、まるで展示されるかのように120号が止まっています。これも大正生まれな琴電オリジナルの貴重な車両です。実はもう1両、300号が仏生山で休んでいるはずなのですが、あいにく姿を見かけず。工場の中かと思い工場の周りをウロウロしていると、留置中の車両の奥に床下だけチラリと発見。なんてこったい。
というわけで仏生山めぐりはウロウロして終わりました。
今まで仏生山は3路線の拠点工場なだけあってもっと大きな施設だと思っていたのですが、必要最小限度の狭いスペースに、これでもかと線路を敷きまわした模型のような工場であることが分かりました。スイッチバックも多用されており、苦しい線路配置であることが嫌でもわかります。が、趣味的にはとても楽しい工場でした。
仏生山で300号を見れなかった腹いせに、志度線沿線で保存されている335号を見学。屋根付きで大切に保存されていました。中にも自由には入れて、しかも状態がいいというのも、きちんと管理がされている証だと思いました。
そんなこんなで、四国での楽しい旅も終わりが近づきます。名残惜しいですが仕方ありません。うどんを食べて(本日2食目)、高松駅の改札をくぐりました。
宇和島ですれ違いになり、高松では車庫の奥にいて、もう出会えないと思っていたキハ185も、最後の最後で記録することができました。キハ185は剣山やむろとなど、徳島をメインにしていて、高松に入ってくるうずしおの運用はとても少なく、いい記録になりました。
ラストはやはり、サンライズ瀬戸で帰京です。二度目の乗車ですが、相変わらず快適ですこと。
広島に行くときに利用した際は同行者(妹)がいたためにシングルツインでしたが、今回は一人旅であるためソロ(上段)を選択。
荷物が散乱してて見苦しいですが、中はこんな感じ。身長180cmの私でも足が伸ばせて大変に快適です。ちなみに比較としてあけぼののソロも載せておきます。
あけぼのソロも十分に快適だったのですが、ベッドはサンライズの方が広いですね。収納スペースもサンライズの勝ちです。まあ、当たり前と言えば当たり前ですが。
そんなこんなで、最後が締まらないで申し訳ないですが、3泊4日にわたって滞在した四国旅行のレポートを終わりにしたいと思います。ここまで長々とお付き合いいただいた方、ありがとうございました。
最近は興味のある車両も少なくなってきたのですが、以前にちょこっとお話ししたように、地方私鉄の小車庫に大変興味がありまして、今後は時間を見つけてめぐってみたいと思っています。
最後にもう一度、ありがとうございました。それではまたお会いしましょう(^^)ノ
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茨城県古河市在住。「いばらぎ」ではなく「いばらき」です。
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