2017'01.26.Thu
旅行に行ったという話はしましたが、ではどこに行ったのか。表題の通り四国に行ってまいりました(今回は文章ばかりです)
今回この時期に四国に行くことになった理由は主に次の3点で、
①琴電のレトロ電車が走る
②3年会っていない松山在住の友人に会う(結局先方の都合で会えなかったのですが)
③長い休みが取れるうちに、移動に時間のかかるエリアを回っておきたい
まあなんのこっちゃというところですが、今回の旅行ではやはり③を痛感しました。四国マジ山。山しかない。四国の下2/3は山。一つ向こうの街に行くためには山ひとつ越えなきゃいけないというところで、色々とイメージを覆されました。
さてそれでは四国へとさっそく向かうわけですが、大学時代ならば費用の節約のために深夜バスを選択していたところでしょうが、さすがに座りすぎて「けつの肉がボロボロ取れる夢」(※1)を見るのは嫌なので、今回は松山行のスカイマーク、すなわちLCCを初めて使ってみました。
実は飛行機は高校時代の修学旅行以来で、一人で乗るのははじめてという、乗り物系オタクとしてはあるまじき体たらく。車なら散々乗りまわしたんですがね。
結論から言って、LCCいいですね。成田の第三ターミナルという一番端っこの滑走路から飛ぶので、その分駅から歩かなければならないですし、席も前の席との距離がかなり狭く圧迫感のあるものでしたが、それを差し引いても松山まで片道一万円弱というのは大変に魅力です。普通なら3万円してもおかしくないですが、機内での食事なんて持ち込んだコンビニおにぎりで充分派の私には、LCCのサービスで充分でした。
四国に乗り込んだのちの移動手段ですが、四国という土地は大変に都市間高速バスが発達しておりまして、JRの特急はかなり不便というか、正直太刀打ちできないな、というのが実際載ってみての感想です。
そんな中あえてJRのみで移動しようと考えたのは、25歳以下ながら四国内全線乗り放題で、特急自由席にも乗り放題、しかも連続3日で9500円という大変お得な「四国若者応援きっぷ」の存在が大きかったです。この切符、発売期間が非常に限られますが、定期的に売っているみたいなので、25歳以下の方にはかなりオススメな切符です。もっとも、これを書いている人間はもうすぐ使えなくなってしまうのですが。
といういらない情報を発表をしたところで、まずは松山から。
松山と言えば道後温泉に漱石記念館、松山城といったあたりが定石かと思いますが、唯一道後温泉の外観を見たくらいで、全く観光らしい観光はしてきませんでした。
個人的な話で恐縮ですが、その泉質はもちろんのこと、温泉は秘境であればあるほどいいと思っている時代錯誤な人間(※2)なので、まあいいか、ということで外観の写真すらスマホで適当に撮っただけです。
ではまずどこに行ったのかというと、ここに行きました。
と、写真だけ出されても分からないと思うので解説しておくと、伊予鉄道の高浜という駅です。最近地方私鉄のレトロ駅とか、小車庫とか、そういったものにハマっておりまして、この駅も駅舎もさることながらシチュエーションも最高の駅です。どういう駅かというと、
中央のエントランスを出るとすぐに港というわけです。この港は瀬戸内海の小島を結んでいる定期航路のある港なのですが、昨今見られなくなりつつある電車→船の乗り継ぎが今もなお昔ながらの形態で残っている貴重な駅なのです。1枚目の写真でチラッと写っていますが、昔ながらの売店が健在なのもこの駅が気に入っている一つでもあります。
加えて、訪れて気に入ったポイントがこちら。
通常、バスの発着というと駅前のロータリーで行われることが多いですが、この駅は港がすぐ前にあるという特殊性からスペースが取れず、線路に沿う形で側道が敷かれ、そこにバスが発着するようになっています。加えて、手前の階段は駅本屋から直接行けるようになっており、スペースの問題と利便性を両取りした、非常に合理的な形状のバス停と言えます。
模型の話に移りますが、レイアウトにおいて駅前のスペースに何があるとリアリティが生まれるかという命題に対し、私はバスの発着場であると思っています。しかしスペース上の問題で、Nゲージと言えどもバスが発着するだけのロータリーはなかなか設置することができません。そういった事例に対する解決策として、高浜駅はかなり参考になる駅ではないかと思っています。
高浜には本当に駅を見に来ただけなので、申し訳程度ながら車両も添えておきます。
一大勢力となった元京王3000系は井の頭線時代に何度も撮影しているので有難みも半減ですが、私が写真を撮るようになったころにはもう5000系は動物園線から撤退してしまった後なので、片鱗にだけでも触ることができてうれしい限りです。
このあとは古町にある車庫に赴きました。この車庫も特徴的な車庫なのですが、長くなってきたのでその話は次回にしたいと思います。
それではまた次回にお会いしましょう(^^)ノ
(※1)人気移動旅番組、水曜どうでしょうのミスターこと鈴井貴之氏が乗車時間14時間を誇る東京発博多行深夜バスはかた号に乗った際に見た夢。
(※2)温泉のためだけにわざわざ静岡の寸又峡に仲間を連れまわすくらいには秘境好き。
今回この時期に四国に行くことになった理由は主に次の3点で、
①琴電のレトロ電車が走る
②3年会っていない松山在住の友人に会う(結局先方の都合で会えなかったのですが)
③長い休みが取れるうちに、移動に時間のかかるエリアを回っておきたい
まあなんのこっちゃというところですが、今回の旅行ではやはり③を痛感しました。四国マジ山。山しかない。四国の下2/3は山。一つ向こうの街に行くためには山ひとつ越えなきゃいけないというところで、色々とイメージを覆されました。
さてそれでは四国へとさっそく向かうわけですが、大学時代ならば費用の節約のために深夜バスを選択していたところでしょうが、さすがに座りすぎて「けつの肉がボロボロ取れる夢」(※1)を見るのは嫌なので、今回は松山行のスカイマーク、すなわちLCCを初めて使ってみました。
実は飛行機は高校時代の修学旅行以来で、一人で乗るのははじめてという、乗り物系オタクとしてはあるまじき体たらく。車なら散々乗りまわしたんですがね。
結論から言って、LCCいいですね。成田の第三ターミナルという一番端っこの滑走路から飛ぶので、その分駅から歩かなければならないですし、席も前の席との距離がかなり狭く圧迫感のあるものでしたが、それを差し引いても松山まで片道一万円弱というのは大変に魅力です。普通なら3万円してもおかしくないですが、機内での食事なんて持ち込んだコンビニおにぎりで充分派の私には、LCCのサービスで充分でした。
四国に乗り込んだのちの移動手段ですが、四国という土地は大変に都市間高速バスが発達しておりまして、JRの特急はかなり不便というか、正直太刀打ちできないな、というのが実際載ってみての感想です。
そんな中あえてJRのみで移動しようと考えたのは、25歳以下ながら四国内全線乗り放題で、特急自由席にも乗り放題、しかも連続3日で9500円という大変お得な「四国若者応援きっぷ」の存在が大きかったです。この切符、発売期間が非常に限られますが、定期的に売っているみたいなので、25歳以下の方にはかなりオススメな切符です。もっとも、これを書いている人間はもうすぐ使えなくなってしまうのですが。
といういらない情報を発表をしたところで、まずは松山から。
松山と言えば道後温泉に漱石記念館、松山城といったあたりが定石かと思いますが、唯一道後温泉の外観を見たくらいで、全く観光らしい観光はしてきませんでした。
個人的な話で恐縮ですが、その泉質はもちろんのこと、温泉は秘境であればあるほどいいと思っている時代錯誤な人間(※2)なので、まあいいか、ということで外観の写真すらスマホで適当に撮っただけです。
ではまずどこに行ったのかというと、ここに行きました。
と、写真だけ出されても分からないと思うので解説しておくと、伊予鉄道の高浜という駅です。最近地方私鉄のレトロ駅とか、小車庫とか、そういったものにハマっておりまして、この駅も駅舎もさることながらシチュエーションも最高の駅です。どういう駅かというと、
中央のエントランスを出るとすぐに港というわけです。この港は瀬戸内海の小島を結んでいる定期航路のある港なのですが、昨今見られなくなりつつある電車→船の乗り継ぎが今もなお昔ながらの形態で残っている貴重な駅なのです。1枚目の写真でチラッと写っていますが、昔ながらの売店が健在なのもこの駅が気に入っている一つでもあります。
加えて、訪れて気に入ったポイントがこちら。
通常、バスの発着というと駅前のロータリーで行われることが多いですが、この駅は港がすぐ前にあるという特殊性からスペースが取れず、線路に沿う形で側道が敷かれ、そこにバスが発着するようになっています。加えて、手前の階段は駅本屋から直接行けるようになっており、スペースの問題と利便性を両取りした、非常に合理的な形状のバス停と言えます。
模型の話に移りますが、レイアウトにおいて駅前のスペースに何があるとリアリティが生まれるかという命題に対し、私はバスの発着場であると思っています。しかしスペース上の問題で、Nゲージと言えどもバスが発着するだけのロータリーはなかなか設置することができません。そういった事例に対する解決策として、高浜駅はかなり参考になる駅ではないかと思っています。
高浜には本当に駅を見に来ただけなので、申し訳程度ながら車両も添えておきます。
一大勢力となった元京王3000系は井の頭線時代に何度も撮影しているので有難みも半減ですが、私が写真を撮るようになったころにはもう5000系は動物園線から撤退してしまった後なので、片鱗にだけでも触ることができてうれしい限りです。
このあとは古町にある車庫に赴きました。この車庫も特徴的な車庫なのですが、長くなってきたのでその話は次回にしたいと思います。
それではまた次回にお会いしましょう(^^)ノ
(※1)人気移動旅番組、水曜どうでしょうのミスターこと鈴井貴之氏が乗車時間14時間を誇る東京発博多行深夜バスはかた号に乗った際に見た夢。
(※2)温泉のためだけにわざわざ静岡の寸又峡に仲間を連れまわすくらいには秘境好き。
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茨城県古河市在住。「いばらぎ」ではなく「いばらき」です。
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