2019'08.31.Sat
第一回の続きです。
尾小屋の山を下り、小松駅前でレンタカーを返したあとは、一路福井へ向かいます。
尾小屋でずいぶん時間を使ってしまったので、もう夕暮れは近いです。まずはえちぜん鉄道三国芦原線のこの電車で三国港へ。
三国港駅、無人駅でしたが、個人的にはかなり好きな部類の駅です。プラットホームと平行に出入り口があるのも、スペースの取れないレイアウト向きの造形をしていますね。
日没まであまり時間もないので、夕飯にすることにします。三国港まで来たとなれば、夕飯はもちろん海鮮です。
どうですかこのブリの照りっぷりは。そして何より甘エビの甘さと言ったらなかったです。流石はすぐそこが日本海な港と言ったところです。噛みしめながら食べました。
個人的な旅のポリシーとして、ほかのところの金を抑えてでも、食べ物はその土地の名物を食べると決めているので、やはり北陸に来たら海のものにお金を使うことになりますね。
この日はここで日没タイムアップ。福井に帰って駅前でバルブ撮影でもしようかと思っていたのですが、あいにくこの日はお祭りで駅前まで電車が入ってこない日。駅前のビジホでふて寝と相成りました。
翌日は、前日に海鮮を食っていて乗り逃した路線を攻めます。まずはえちぜん鉄道のもう一つの路線である勝山永平寺線に乗車します。
ちなみにいつもだったら車両を撮りまくるところですが、愛環のおさがりと元119系はあまり趣味対象として興味がわかないので、スナップ程度にとどめました。時間もないですしね。ではなぜ勝山永平寺線に行ったかというと、以前からずっと行ってみたい駅がありました。
終点の勝山駅の一つ手前、比島駅です。道路との距離がとても近い駅で、まさしく地方私鉄という感じの駅で、写真で見てからとても気になっていた駅です。
こういうジオラマ欲しいなあと何度思ったか。昨今では無粋な柵やフェンスが設置されてしまうことが多い中、人と電車の距離がとても近い、雰囲気のある駅です。
比島駅を堪能した後は、比島は利用客が少なく普通電車でも通過してしまう電車も多いので、勝山駅までテクテク歩きます。時折やってくる電車をスナップしながら、ちょっとしたハイキングです。
勝山駅に到着すると、保存してあるテキ6がお出迎え。厳密にいえば機関車のようですが、こういう電動貨車が一家に一台欲しいですね(?)
勝山駅から福井駅まで一気に戻り、お次は福井鉄道です。
今回の旅で思わぬ発見だったのが、この元名鉄の電車、なかなかカッコイイんですね。福井での塗装もかなり似合っています。スカーレット一色よりもイケメンなのではないかと思います。
福井駅前、ずいぶんと利便性の高い構造になっていました。路面電車を中心に、かなり頭とお金を使って整備されていて、とても好印象でした。あとで書きますが、富山駅もかなり便利な構造で、金沢は見た目ばっかりで置いて行かれているなあというのが正直な感想です。
この元名鉄車に乗って、車庫のある北府を目指します。
北府に着きました。使わない車両が並べて置いてありますね。一番後ろの600形はもちろん、土日なのでドルトムント市電も動きませんが、ここに来た目的は別にあります。はてどこにいるやら。。。
ああ、いました。これに会いたくて来たのに、車庫の中でしたかなり残念。現役で稼働する最後の地方私鉄電動貨車といってもいいと思われるデキ11、引退の噂もあるだけに、全身を見たかったのですが、日ごろの行いが悪いようです。夏でも外に出ていると聞いてはいたのですがねえ。。。
ちなみに、200形にも期待して行ったのですが、車庫の奥にチラッといるのを(おそらく)確認。デキ11のすぐ後ろにいるはずです。庫内にいたということは、整備をしているんですかね? 保存の動きがあるとかないとか話も聞こえてきますが、とはいえこちらも見ることはできず、再訪を誓いました。
お次は武生まで行って、JRで金沢に戻ります。余談ですが、福井鉄道とJRの武生駅ってずいぶん離れてるんですね。暑い中結構歩きました。
金沢まで戻ったら、初日に行きそびれた北陸鉄道浅野川線へ。ここにも大変魅力的な車庫があります。
終点の鶴来駅です。本社機能があった時期もあるようで、立派な駅です。現在では終点ですが、最近までもう少し先の加賀一の宮まで線路は伸びていました。
この先は線路が残っていましたがすでに廃線で、少し歩いたところからどうやら遊歩道兼サイクリングロードになっているようです。加賀一の宮駅の駅舎も残っているようですが、今回は時間の関係でパス。
車庫の調査でやってきたわけですから、北陸に滞在できる時間は限られていますので、再訪の際に立ち寄れることを願って、鶴来駅をあとにしました。車庫取材の成果については同人誌にて。
このあとやってきた電車でそのまま野町まで乗り通し、バスを使って金沢駅へ戻りました。
この日は高岡に宿をとってあったので、3セクで金沢から高岡へ。高岡に宿をとったのは、2日目の余った時間で万葉線を見に行けるかもしれないという算段があったからなのですが、ほかで時間を使ってしまい、この日はタイムアップ。素泊まり3500円の安旅館に投宿しました。
このレベルで4000円を切るのは立派です。部屋のドアが襖なので、アレな目的では使えない気がしますが(^^; 小さいですが浴場付きなのでオススメです。場所は高岡大仏のほど近くにあるので、興味がおありの方は探してみては。
相変わらずの地方都市の場末の飲み屋で痛飲となり、2日目終了です。お疲れさまでした。氷見産だというアジ、めっちゃうまかったです。
翌日は3日目と相成りますが、ある理由でかなりの早起きが予定されていました。しこたま飲んでいますが、はたして起きれるのかどうか・・・?
つづく
尾小屋の山を下り、小松駅前でレンタカーを返したあとは、一路福井へ向かいます。
尾小屋でずいぶん時間を使ってしまったので、もう夕暮れは近いです。まずはえちぜん鉄道三国芦原線のこの電車で三国港へ。
三国港駅、無人駅でしたが、個人的にはかなり好きな部類の駅です。プラットホームと平行に出入り口があるのも、スペースの取れないレイアウト向きの造形をしていますね。
日没まであまり時間もないので、夕飯にすることにします。三国港まで来たとなれば、夕飯はもちろん海鮮です。
どうですかこのブリの照りっぷりは。そして何より甘エビの甘さと言ったらなかったです。流石はすぐそこが日本海な港と言ったところです。噛みしめながら食べました。
個人的な旅のポリシーとして、ほかのところの金を抑えてでも、食べ物はその土地の名物を食べると決めているので、やはり北陸に来たら海のものにお金を使うことになりますね。
この日はここで日没タイムアップ。福井に帰って駅前でバルブ撮影でもしようかと思っていたのですが、あいにくこの日はお祭りで駅前まで電車が入ってこない日。駅前のビジホでふて寝と相成りました。
翌日は、前日に海鮮を食っていて乗り逃した路線を攻めます。まずはえちぜん鉄道のもう一つの路線である勝山永平寺線に乗車します。
ちなみにいつもだったら車両を撮りまくるところですが、愛環のおさがりと元119系はあまり趣味対象として興味がわかないので、スナップ程度にとどめました。時間もないですしね。ではなぜ勝山永平寺線に行ったかというと、以前からずっと行ってみたい駅がありました。
終点の勝山駅の一つ手前、比島駅です。道路との距離がとても近い駅で、まさしく地方私鉄という感じの駅で、写真で見てからとても気になっていた駅です。
こういうジオラマ欲しいなあと何度思ったか。昨今では無粋な柵やフェンスが設置されてしまうことが多い中、人と電車の距離がとても近い、雰囲気のある駅です。
比島駅を堪能した後は、比島は利用客が少なく普通電車でも通過してしまう電車も多いので、勝山駅までテクテク歩きます。時折やってくる電車をスナップしながら、ちょっとしたハイキングです。
勝山駅に到着すると、保存してあるテキ6がお出迎え。厳密にいえば機関車のようですが、こういう電動貨車が一家に一台欲しいですね(?)
勝山駅から福井駅まで一気に戻り、お次は福井鉄道です。
今回の旅で思わぬ発見だったのが、この元名鉄の電車、なかなかカッコイイんですね。福井での塗装もかなり似合っています。スカーレット一色よりもイケメンなのではないかと思います。
福井駅前、ずいぶんと利便性の高い構造になっていました。路面電車を中心に、かなり頭とお金を使って整備されていて、とても好印象でした。あとで書きますが、富山駅もかなり便利な構造で、金沢は見た目ばっかりで置いて行かれているなあというのが正直な感想です。
この元名鉄車に乗って、車庫のある北府を目指します。
北府に着きました。使わない車両が並べて置いてありますね。一番後ろの600形はもちろん、土日なのでドルトムント市電も動きませんが、ここに来た目的は別にあります。はてどこにいるやら。。。
ああ、いました。これに会いたくて来たのに、車庫の中でしたかなり残念。現役で稼働する最後の地方私鉄電動貨車といってもいいと思われるデキ11、引退の噂もあるだけに、全身を見たかったのですが、日ごろの行いが悪いようです。夏でも外に出ていると聞いてはいたのですがねえ。。。
ちなみに、200形にも期待して行ったのですが、車庫の奥にチラッといるのを(おそらく)確認。デキ11のすぐ後ろにいるはずです。庫内にいたということは、整備をしているんですかね? 保存の動きがあるとかないとか話も聞こえてきますが、とはいえこちらも見ることはできず、再訪を誓いました。
お次は武生まで行って、JRで金沢に戻ります。余談ですが、福井鉄道とJRの武生駅ってずいぶん離れてるんですね。暑い中結構歩きました。
金沢まで戻ったら、初日に行きそびれた北陸鉄道浅野川線へ。ここにも大変魅力的な車庫があります。
終点の鶴来駅です。本社機能があった時期もあるようで、立派な駅です。現在では終点ですが、最近までもう少し先の加賀一の宮まで線路は伸びていました。
この先は線路が残っていましたがすでに廃線で、少し歩いたところからどうやら遊歩道兼サイクリングロードになっているようです。加賀一の宮駅の駅舎も残っているようですが、今回は時間の関係でパス。
車庫の調査でやってきたわけですから、北陸に滞在できる時間は限られていますので、再訪の際に立ち寄れることを願って、鶴来駅をあとにしました。車庫取材の成果については同人誌にて。
このあとやってきた電車でそのまま野町まで乗り通し、バスを使って金沢駅へ戻りました。
この日は高岡に宿をとってあったので、3セクで金沢から高岡へ。高岡に宿をとったのは、2日目の余った時間で万葉線を見に行けるかもしれないという算段があったからなのですが、ほかで時間を使ってしまい、この日はタイムアップ。素泊まり3500円の安旅館に投宿しました。
このレベルで4000円を切るのは立派です。部屋のドアが襖なので、アレな目的では使えない気がしますが(^^; 小さいですが浴場付きなのでオススメです。場所は高岡大仏のほど近くにあるので、興味がおありの方は探してみては。
相変わらずの地方都市の場末の飲み屋で痛飲となり、2日目終了です。お疲れさまでした。氷見産だというアジ、めっちゃうまかったです。
翌日は3日目と相成りますが、ある理由でかなりの早起きが予定されていました。しこたま飲んでいますが、はたして起きれるのかどうか・・・?
つづく
PR
Post your Comment
カレンダー
リンク
カテゴリー
プロフィール
HN:
仲
性別:
男性
職業:
学生
自己紹介:
茨城県古河市在住。「いばらぎ」ではなく「いばらき」です。
ブログ内検索
忍者カウンター