2012'10.15.Mon
以前はKATOから発売されたNゲージのEF57でしたが、今回は実物のEF57です。
保存されている場所はここ、宇都宮駅東公園。かつて全てのEF57がねぐらにした宇都宮で余生を送っています。
柵越しならいつでも見ることが出来ますが、毎年鉄道の日前後のお休みの日1日に限り、柵の中に入ることが出来ます。その日を狙っていってきました。
保存されているのはEF57-7です。調子がよかったため最後まで残り、更には「張り出したパンタこそEF57だ」として、運用離脱後も保管されていたEF57-1を押しのけて保存された幸運の持ち主です。
ご覧のように保存のための屋根がかかっているため、真正面から完全に撮ることはできません。普段なら文句の一つも出るところですが、戦前製の電気機関車がここまで見事な状態に保たれていることを思うと、むしろこの柱のかぶった写真こそがこのカマを被写体とした最高の写真なのではないかと思います。
旧型電機はこの角度こそが一番美しいと思っています。
張り出したデッキと差し込み式の尾灯、それにゴツゴツした下回りに露出しているエアータンク。
プレート式の黒いナンバープレートもその渋さをよりいっそう引き立てます。
計器類もこのようにほぼ欠品もなく、いかに大事にされてきたかが分かります。
車体の金属部はさすがにヘタってきており、随所に板金が必要と思われる箇所もありますが、下回りをはじめそれ以外はほとんど割れのない見事な状態であり、驚きと言う言葉でしか表現できそうにありません。
このカマの一番幸せなところは、多くの人と戯れ、人の記憶に残り続けていることです。
幾多もの保存車が存在を忘れられ、そして朽ち果てていきますが、このカマで遊んだ子供たちが大人になり、そして大人になって子供を生んで、またここにきて彼らの子供がこの機関車と遊ぶことでしょう。こうして残り続けていくことがどれだけ貴重なことか。
博物館ではないところで保存されているもので、このような幸せな機関車はなかなかありません。ましてや蒸気機関車ではなく電気機関車だというのだから驚きです改めて、保存に尽力されている方々に盛大な拍手を
そんなわけで、今回のレポートは終わりですが、この公開の翌日に二日連続で鉄しましたので、それの予告もかねて最後に写真をアップしておきますね。どこに行ったかは、この写真一枚でわかることでしょう。それではー(^^)ノ
保存されている場所はここ、宇都宮駅東公園。かつて全てのEF57がねぐらにした宇都宮で余生を送っています。
柵越しならいつでも見ることが出来ますが、毎年鉄道の日前後のお休みの日1日に限り、柵の中に入ることが出来ます。その日を狙っていってきました。
保存されているのはEF57-7です。調子がよかったため最後まで残り、更には「張り出したパンタこそEF57だ」として、運用離脱後も保管されていたEF57-1を押しのけて保存された幸運の持ち主です。
ご覧のように保存のための屋根がかかっているため、真正面から完全に撮ることはできません。普段なら文句の一つも出るところですが、戦前製の電気機関車がここまで見事な状態に保たれていることを思うと、むしろこの柱のかぶった写真こそがこのカマを被写体とした最高の写真なのではないかと思います。
旧型電機はこの角度こそが一番美しいと思っています。
張り出したデッキと差し込み式の尾灯、それにゴツゴツした下回りに露出しているエアータンク。
プレート式の黒いナンバープレートもその渋さをよりいっそう引き立てます。
計器類もこのようにほぼ欠品もなく、いかに大事にされてきたかが分かります。
車体の金属部はさすがにヘタってきており、随所に板金が必要と思われる箇所もありますが、下回りをはじめそれ以外はほとんど割れのない見事な状態であり、驚きと言う言葉でしか表現できそうにありません。
このカマの一番幸せなところは、多くの人と戯れ、人の記憶に残り続けていることです。
幾多もの保存車が存在を忘れられ、そして朽ち果てていきますが、このカマで遊んだ子供たちが大人になり、そして大人になって子供を生んで、またここにきて彼らの子供がこの機関車と遊ぶことでしょう。こうして残り続けていくことがどれだけ貴重なことか。
博物館ではないところで保存されているもので、このような幸せな機関車はなかなかありません。ましてや蒸気機関車ではなく電気機関車だというのだから驚きです改めて、保存に尽力されている方々に盛大な拍手を
そんなわけで、今回のレポートは終わりですが、この公開の翌日に二日連続で鉄しましたので、それの予告もかねて最後に写真をアップしておきますね。どこに行ったかは、この写真一枚でわかることでしょう。それではー(^^)ノ
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茨城県古河市在住。「いばらぎ」ではなく「いばらき」です。
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