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豚汁模型!

鉄道模型のごった煮をゆるくほそぼそ楽しむブログ

2024'11.29.Fri
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2020'10.20.Tue
お久しぶりでございます。といっても、特に理由はないのですが。
 書こう書こうと思っていた記事なのですが、延び延びになってしまっていました。

 唐突ではありますが、「推せるレイアウト建設」と題して製作していたレイアウトを、TMSレイアウトコンペ(以下レイコン)に出品したところ、努力賞を受賞することができました。ありがとうございます。

 
(↑盾をいただきましたが、噂通り天賞堂製なんですね。しかも包み紙にも書いてあるw)
 さて、今回はじめてレイコンに出したわけですが、TMSの編集を行っている機芸出版社はたいそうアナログな会社で、昨今では当たり前になったオンライン投稿なぞには全く迎合しない、ある意味では古風な会社なのです。
 というわけで、戸惑いつつ投稿したという経緯もありますので、ここいらでレイコンの応募の仕方なぞをまとめてみようと思います。そこまで難しくはないので、漠然と憧れがあった人が、レイコン応募をモチベーションにレイアウト作りを始めてもらえたらなー、なんて思っています。

①まずやること→データシートをTMS編集部から取り寄せます
 鉄道模型趣味の毎年4月号(5月号?)に応募要項が掲載されます。そこに応募の詳細と、データシートなるものを取り寄せるためのあて先が載っているので、ハガキでデータシート一式の送付を希望する旨を書いてTMS編集部に送ります。そうすると、↓のような封書が届きます。

 右の書面が詳しい要項、左の青字で書かれた紙がデータシートです。ここに必要事項を書いていきます。データシートの一番上に書かれている部門とは、A部門が周回、またはそれに近い機能を持つ、いわゆるレイアウトを、B部門はジオラマやセクション、モジュールなど、単体では車両を走行させる機能を持たないものを言います。ちなみに私が受賞したのはA部門です。
 鉄道名も記入する欄があります。特に名前を決めていなかったので、その場で「老軽鉄道」というふざけたネーミングにしましたw 要項に「あまりにふざけたものは不可」とありましたが、この程度は大丈夫なようです。
 あとは特に気を付けるべきところもないですが、本名と職業を書くとそのまま紙面に乗りますw ペンネームでもいいかどうかは、よくわかりません(ペンネームでもいいと噂では聞いたので、どうしてもペンネームで、という人は両方記しておくといいのではないでしょうか。

②編集部に送付するもの→データシート・プラン図・写真・簡単な説明文
 データシートに関しては言及しました。写真と説明文については後述します。ここではプラン図について。
 プラン図とは、1/10や1/20で書かれた線路配置図のことで、1mm方眼紙を使うように指定されています。コレ、結構売っている場所がないので困りましたw
 特に面倒だったのがカーブ半径の記入で、市販のレールを使った単純なエンドレスの場合や、きっちりカーブの角度を測って作られたレイアウトの場合はいいですが、私のレイアウトはとりあえずエンドレスになればいいやとばかりにその場の思い付きでトミックスレールをつないだので困りました。
 苦肉の策として私がとった方法は、つないだトミックスレールの両端がレイアウトのx軸方向・y軸方向のどの位置にあるのかのデータをひとつひとつ取り、x軸とy軸を直線でつなぎ、どこがトミックスレールのC-〇〇〇-〇〇なのかをすべて書き込むという手法を取りました。
 実際はカーブレールなのに図上では直線であり、これで大丈夫なのかと応募時には不安になりましたが、努力賞を受賞したということは大丈夫だったということでしょう。

③説明文を書く
 TMS編集部から送られてきたものの中に、400字詰め原稿用紙が2枚同封されていました。ということは、800字程度で説明文を書いて来いというものだと私は解釈しました(それより長くても短くてよいかはわかりません。
 手書きでももちろん良いですが、パソコンで書き出し、プリントアウトしたものを同封する形でも大丈夫です。その際は、後述する写真を収めた記録用メディアに.txt(テキスト形式)と.doc(ワード形式)のファイル両方を添付することが求められます。txtはともかく、docファイルを作れない人もいらっしゃるかと思いますが、ネット上にはtxtファイルをdocファイルに変換してくれるサービスがあるので、心配することはありません。
 ちなみにどんな文章を書いたかというと、このブログに書いたことを800字程度にまとめただけですw

④写真を撮る
 写真についても今どきアナログな方法を取っていて、プリントとCD-ROMなどの記録用メディアに収めたものを送付することになっています。プリントについては後述します。記録用メディアについてはCDのほかUSBメモリやSDカードなどでもいいようですが、返送してもらえないので、送っても惜しくないCDで送るのが無難でしょう。保存形式は.jpgです。.rawも送ってよいようですが、jpgも同封することが求められています。
 写真についてはいまさら語ることもないと思いますし、TMS2020年4月号に模型写真の上手な撮り方について詳述されていますので、それを参考にするのがいいと思います。

(↑TMS No.939、これ、レイアウトコンテストにこれから出そうと思っている人は必携の書だと思います)
 少しだけ記述しておくと、光はカメラ内蔵のフラッシュでなく、太陽光かもしくは複数方向からライティングをすること。カメラ設定のF値(絞り)を大きくし、被写界深度を大きくとること。絞りを大きくしたので露光時間を多くとる必要があるため、三脚を使い、ボタン、もしくはタイマーを使って撮影する(シャッターボタンを手で押すとブレるため)こと。被写界深度を合成できるカメラを使うと便利なこと。などが挙げられます(カメラ用語について分からない人は、詳しく書くと長くなるんでググってください。すみません。
 ほかに気を付けるべきことは、線路が写っている写真には車両を入れること、同じ車両を同じ位置に置かないこと(これはあまり重要ではない気がします)、カメラを斜めにせず、水平にして撮影することが求められています。

 応募に際して必要な写真は、アップで寄った写真の他、プラン図と同じようにレイアウト(ジオラマ)の真上から撮った写真と、異なる二方向から撮った写真を送らなければいけません。

(↑真上から撮った写真と、異なる2方向から撮った写真)
 また、構図は上からや水平方向からだけでは飽きが来るので、何か台に乗せて下から撮ってみるのも面白いかもしれません。
 
(↑下から撮影した例)
 撮影した写真は記録用メディアに収めるのと同時に、プリントをする必要があります。大手カメラショップではプリントサービスを行っているので、そこでプリントしてもらうのが無難だと思います。コンビニでもプリントできますが、画質は若干落ちますね。プリントした写真にはファイル名と簡単なキャプションを裏に書き込んでおく必要があります。言うまでもないことですが、写真は加工をしてはいけません。

⑤送付!
 必要なものをすべてを入れてTMS編集部に送ったら、あとはできることはありません。ポストの前で拝んだら、忘れてしまいましょう(無理か!
 ちなみに、2020年は4月に締め切りで発表は9月でした。


 というわけで長々と書いてきましたが、思ったよりも簡単でした。みなさんもぜひレイアウトを作って参加しましょう! 車両作品よりも受賞のハードルは低いと思いますよ!
 ところで、このレイアウトの目標は「TMSに載る!」でした。その目標は今のところ達成してはいませんが、果たしてどうなるでしょうか?(どうなるもこうなるも、まだ話は来ていない(^^;
 それではまた~。

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2020'05.22.Fri
引き続き仕上げていきます、とはいいつつ、「レイアウトに終わりなし」の格言の通り、すべて終わりはないのですが。

神社の参道の入り口にプラ棒で鳥居を立てました。ここから線路沿いに歩いて階段を上がると小さな神社があります。
道路にも白線を引きました。タムタムオリジナルのテープですが、剥がれやすいので上から艶消しクリアーを吹いて固定しました。テープのほうが手軽ですが、耐久性を考えると塗装したほうがベターかもしれません。

 小さな踏切も設置しました。併用軌道みたいになっているところで踏切もなにもあったもんじゃないと思いますが、ここは立派な参道なので、一応道を示しました。

 踏切を渡って階段を登ると神社に行きつきます。さんけいのキットにタミヤのウェザリングマスターできつい汚しを加えています。


 看板類もつけました。ネットのホーロー看板の画像や自作の「けた下高さ」の画像を作成しました。が、自宅のプリンターが文字が印字できればOKという超安物であるため、無地のはがきの大きさの厚紙を用意して、そこにコンビニプリントしたものを切り抜いて貼り付けています。耐久性を心配しましたが、今のところ艶消しクリアーを吹いても平気です。

 鉄橋から目線を引くとこんな感じ。平屋の民家の前の花壇は、プラの破片に草を貼り付け、その上にプラ板をドリルで穴をあけた際に出るカスに色を付けて表現しています。
 お気づきかとは思いますが、人形も少し配置しています。山間の県道沿いの集落なので、あくまで少人数にとどめています。

 電柱も立てました。GMの電柱に塗装とウェザリングを施しただけです。
 また、ガードレールもKATOのジオタウンのものを取り付けています。今までは車が踏み外したら谷底へ真っ逆さまでしたので、安全性が確保されました(笑)

 橋の中央には、作業員避難用の踏板も設置しました。実はこの形状だとすぐに抜けてしまうのは内緒です(^^;









 とりあえず、第一期工事はここでおわりです。読んでいただいた方々、ありがとうございました。コメントを数多くいただいたまさるさんには特段の御礼を申し上げます。
 レイアウトを作り始めた初回にも言及しましたが、今までレイアウトと言えば作っては壊しの繰り返しだった私が、ここまで完成した状態のレイアウトに仕上げられたのは、自分でも驚きの一言です。やはり最初からコンセプトをしっかりと持ち、自分の知識量と力量にあわせたプランニングをすることが大事なのかもしれませんね。
 まだまだやりたいことがありますので、今後も少しずついじっていきたいと思っています。

 というわけで・・・

 無謀にも応募してみました! 結果は8月頃だそうです。参加賞かな。。。

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2020'03.30.Mon
今まで作ってきたレイアウトの中で、シーナリーをつけて走らせられるところまで来たレイアウトはここまでなかったわけですが、小さいサイズで、コンセプトをしっかり持って臨んだおかげか、ようやく「レイアウトを作りましたた」と言えるまでになったと思います。
 というわけでここからは表題の通り「ラストスパート」です。

 針葉樹は以前に作ったので、広葉樹を作りました。このあたりの素材は最近KATOから相次いで出たので助かりました。
 まずプラ製の広葉樹の幹に、天然素材樹木なる素材を小さくちぎって、プラ幹の枝の先端に瞬着でつけていきます。この天然素材樹木、おそらくジオラマの世界では有名なオランダフラワーという素材で、なかなか取り扱っている店がなく困っていましたが、助かりました。
 瞬着で固定できたら、ターフ系の素材を枝にまとわりつかせていきます。葉の素材は秋らしくいろいろな色にしたいので、↑のように各種用意しました。

 紅葉系の色としては↑の「日本の紅葉」シリーズをの細かい粒のもの調達。それぞれ、からちゃ・深緋・金糸雀です。緑はターフの緑褐色を使用しています。
 撒くだけで秋らしい情景になるので、いい素材だと思います。特に「からちゃ」の使い勝手がいいです。茶に染まった葉から、枯れかけの葉まで、使いどころは様々だと思います。

 目立つところに植えていきます。

 特にクランプフォーリッジを使った簡易表現の山の手前に、立体感を出すために多く植樹しています。
 トンネルの上の落石防護柵は、すっかり忘れていたので慌てて取り付けましたw 上はプラ棒とTOMIXのワイドレール用の柵から作った自作品。下はGMのものをそのままつけています。

 あわせて、クランプフォーリッジで簡易表現した山にも、KATOの紅葉素材をふりかけています。近くで見ると何ともですが、遠くから見ると、まばらに色づく秋の山っぽくて気に入っています。紅葉の表現で一面赤や黄色にしている作例を見ますが、実はそういう山は観光用に整備されたほんの一握りで、実物では針葉樹や常緑広葉樹の中にまばらに色づいているものなのです。

 山関連で言うと、コンクリート壁にコケを生やしました。といっても、エナメル塗料のオリーブグリーンとフラットブラウンをドライブラシの要領でこすりつけるように塗っただけのお手軽表現です。

 畑にも緑を入れました。段ボール製の畝の間隔が狭いので、どうしようか悩みましたが、まずは原液のボンドを出して均一にならし、KATOのグリーンミックスを撒いたら、固まりかけくらいのところで畝の盛り上がっていないところを爪楊枝でひっかいて除去しました。
 あんまり納得はしていないのですが、まあこれでいいかといった具合です。ボンドじゃなくて、マットメディウムで固定すればよかったですかね。

 家は、↑のようにプラ棒で枠を作っておきました。これは、建物を取り外し可能にするために、位置を決めるためのものです。草をどこに撒くかの目安ということもありますが、ゆくゆくは照明を入れるためということもあります。
 同時に、庭の部分にはKATOのグリーンミックスを撒き、生垣としてKATOのフォーリッジを長方形に切って生垣「風」にしています。ここも色々考えたのですが、簡易表現にとどめました。完成しないのでw

 同じくIORI工房の文化住宅も生垣を作りました。色が違うのは特に意味はないです。

 今回ぜひやりたかったこととして、架線を取り外して非電化でも楽しめるようにするというものがありました。そのための準備として、架線を取り付ける予定のところには磁石を仕込んでおいたのですが、肝心の架線柱側の機構をどうするかについては棚上げしていました。
 とりあえず、ナットを入れて固定はタミヤのプラパテで塗装兼用とし、コンクリートで固定用の足があるようにすることにしました。あんまり目立つんでどうかなと思いましたが、他に思いつかないのでとりあえずはそのままです。架線柱はTOMYTECのローカル用です。

 設置した感じはこの通り。目立ちますが、まあコンクリートで留めているというように見えなくもない、といったところでしょうか。
 過去記事を見ていて気が付いたんですが、バラストに一度も言及してないらしいですね。バラストはKATOの明灰色の細目を使い、塗装はエナメルのフラットブラックとフラットブラウンを混ぜたものを、薄め液でシャバシャバに溶いて染めています。常道としてはエアブラシを使うのですが、出すのが面倒だったw

 完成まであと1割というところでしょうか。せっかくなのでTMSのレイアウトコンペにも出したいので、それまでには、というところでしょう。あとは、他の方にどこかでお披露目もしたいですね。こんな状況では・・・ですが


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2020'03.12.Thu

 ずいぶん前の画像ではじまって恐縮ですが、この画像の一番下にある家、ここに家を一軒建てたいというのは構想段階から決まっていたのですが、その選定にずいぶんと難儀していました。

(↑画像はTOMYTECのHPより引用)
 今までは右側の、洋館付きの平屋の建物を使う予定で製作していました。ただし、こんな洋館のついた家は、都会ならともかく、田舎の県道から逸れた農道にあるような家には似合いません。田舎のお金のある家なら、もっと敷地を買いますよね。
 本来ならもうすこし「みすぼらしい」家が理想なんですが、こういう田舎のどこにでもありあそうな家ってのはこれくらいしか製品がないんですよね。あとはKATOの鉄道官舎キットくらいしかないですが、あれも社宅感が出すぎてしまってダメ。自作も考えましたがしかし、当初のコンセプトは「建物の自作をしない」です。理由はそうすると面倒くさくなって完成しなくなるから。完成させて遊ぶのが目的なので、妥協して完成させるつもりでした。
 そんな風にうんうん悩んでいたところで、すばらしいニュースが。
こういう家が欲しかった! というわけで、某即売会でさっそく求めました。

 レーザーカットのペーパーキットで明治期の客車・貨車を主にリリースしているIORI工房さんの公営住宅です。瓦の違いで二種あるようです。Aということはさらにバリエーション展開があるのかしら?

 非情に考えられたペーパーキットで、難なく箱にできました。レーザーカットなのでカッターを使っての切り出し作業がないので、プラモを作っているのと同じ感覚で組み立てられます。ちなみに接着はサーフェーサーとタミヤセメントの併用で、内部の角には補強としてプラ角棒を仕込んであります。

 窓枠も仕込んで、塗装まで済ませました。まずは外壁の塗装を済ませてから窓枠をはめ込んでいます。
 外壁はガイアのサーフェーサーEVOオキサイドレッドです。屋根との接地面は紙の白を生かしてそのままです。屋根はちょうどいい色が手元になかったので、タミヤのNATOブラックとレッドブラウンの混色。
 窓枠はタミヤエナメルの銀で塗ってから木工用ボンドで接着しています。木工用ボンドなら塗装を侵しませんからね。

 新旧比較です。ずいぶんみすぼらしくなりましたwいい感じです。

 あわせて、前回から進んだ変化について。

 書くのをすっかり忘れていたんですが、田んぼに枯れた稲を撒いておきました。刈り取った後で、放置されているようなイメージです。麻ヒモをほぐして細かく刻んだものを固着させ、アクリル絵の具の黄色を叩くように置いていって、稲特有の黄色みを表現しています。


山のハゲが気になるので、そこは後で直すとして、通称「裏側」セクションの線路わきに草を撒きました。お決まりのKATO扱いの草素材です。同時に、トンネルや石垣にもウェザリングを施しました。主にパステルの白をすり込むようにして汚しています。




 レイアウトづくりも終盤戦に差し掛かろうとしています。やはり当初のコンセプト「製作方法はなるべく簡単に、積極的に先達の技法は真似する」は正しかったw はじめてレイアウトとして遊べるくらいには完成しそうです。
 もう一息というところですが、今回はここまでです。

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2020'02.09.Sun
どこまで書いたか毎度忘れるので、前の記事を見ながら書いています。
 今回は線路のある築堤と川の護岸の整備を行います。まずは護岸の工事から。
 
 以前に言及したかは忘れましたが、想定している季節は稲刈りが終わってひと段落着いた晩秋あたりなので、護岸はアシ系の背の高い草が枯れている光景にしたいということで、これを使います。レンジやガスのふきんとして使われている、毛が細くて長い、科学雑巾と呼ばれているものです。レイアウトの世界では昔から使われているもので、どうやら川越鐡道が発祥であるよう。
 
 任意の大きさに切り出し(切り出しには一度古新聞などで型取りするのが簡単です)たら、水性アクリルで染めていきます。今回はMrカラーでもいいはずですが、今回はタミヤのバフ、オリーブグリーン、デザートイエローを使いました。薄め液は半分くらい入れて希釈しています。
 今回は冬枯れに近いものにするので、バフを多めに、オリーブグリーンを少なめにしています。夏の情景にするなら、オリーブグリーンを多めですね。
 塗料が乾いたら、毛が塗料によってくっついてしまっているので、こすり合わせたり歯ブラシを使ったりして剥がします。
 
 そして、貼り付けです。実は型取りをミスって切り出しなおしたのは内緒。
 とりあえず河川敷の砂利敷でないところにはこれを貼り付けています。もともとの地面との間に段差が生まれるので、必要なところは紙粘土などを使って埋めています。

 
 築堤も草をはやしていきます。以前の状況はこんな感じ。茶色はタミヤのテクスチャーペイントです。
 
 貼り付けているのは、麻ヒモをほぐしたものを細かくしたものです。これをボンドで直接貼り付けていきます。科学雑巾同様背の高い草を想定したものですが、科学雑巾よりも背が低くなります。
 
 全て麻ヒモで覆った後、KATOのコースターフでそれ以外の草を撒きます。晩秋の想定なので、淡めの緑を多く使っています。
 
 コースターフを使ったので、ついでに道路まわりにも草を順次撒いていきます。ここも淡いコースターフを使っていますが、その下と上にミックスのカラーパウダーでサンドするように撒いています。

 今回はここまで。次回は建物の建て替えでしょうか。

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茨城県古河市在住。「いばらぎ」ではなく「いばらき」です。
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