賽は投げられ、準備も整いました。いざ大阪へ! というわけで出発から到着の朝までの模様をお送りします。
自宅を出たのは6時ごろ。そこから都心までは1時間半ほどかかります。
私が乗る高速バスは東京駅から出発しますが、その前に我々倶楽部の聖地、上野駅に立ち寄ります。経由しているとはいえ、言ってみれば寄り道です。
実はこの日、2月10日のホームライナー飲み会の際にご都合で来られなかったかずさんとSEKKIさんが、その埋め合わせもかねて結団式を行われていたんですね。(←リンクでSEKKIさんのレポへ)私が乗るのは夜行バスなので時間に余裕があり、上野駅にいる間だけご一緒させていただくことになりました。
挨拶をして早々に上野口特集のRail81号をおもむろに取り出すかずさん。写真雑誌なので少しお高いですが、この値段を出すだけの価値はある本でした。カン付きのEF57はくつる、滅茶苦茶カッコよかったです。やっぱりデッキつきの機関車は痺れます。
その間も185系を撮ったりしつつ、今宵のハコが入線してきます。
能登の間合い運用のため、いつまで運転されるのか定かではない485系使用のホームライナー古河3号。我々の間では同じみなこの列車が今宵の会場とのことです。
加工しているのでここでは分からないですが、いい表情にキマっています。
お二方はこのまま古河まで行かれるようなので、私はこの辺で失礼することにしました。少し前に電光掲示板を見たときに「あけぼの」の文字が躍っておりまして、その時間までいてもまだバスの時間に間に合うことから、あけぼのを見送ってから東京駅に向かうことにしました。
この日は平日と言うこともあってか、撮影に来ている同業の方々はそれほどでもなく、このように障害物無く撮ることができました。
北陸が無くなり、北斗星が一往復になった現在でこの列車が存続しているのが不思議で仕方ありません。
やはり、栄光の上野駅13番線には夜行列車が入ってこそですね。
あけぼのを見送った後はいい加減東京駅に向かうことにします。重い荷物を背負いながら、バスの発着場所へと急ぎます。
集合場所についてみると、自分を含め20代の大学生と思しき人たちがそこそこおりました。春休み期間中ですから、平日のほうが空いていると見込んで観光にやってきたのでしょう。関西方面のイントネーションで談笑している人たちの手には、ディズニーランドのおみやげと思しき袋が下がっておりました。
やがて時間になり、バスは私を乗せて関西へと走り始めます。平日だからガラガラだろうとタカをくくっていたのですが、座席は見事に満席。
そして、4列シートの車なので居住性は最悪ですね。後で思うことですが、これはきたぐにの中段以上の居辛さです。窓側だったのでカーテンが締め切られており、圧迫感であまりよく寝られませんでした。サンライズで行ったSEKKIさんたちは正解だと文章を書いていてつくづく思います。(←リンクでSEKKIさんのレポへ)もっとも、財布と相談するとまた夜行バスという選択肢になるんでしょうけどw
夜もふけて朝の8時。バスは大阪駅に到着します。本来ならバスの写真を撮るべきなのですが、眠気のせいでそこまで頭が回りませんでしたw
さあ、念願の関西一人旅です。コインロッカーに大きな荷物を預け、スルッと関西の引換券を切符に交換すべく、阪急の梅田駅へと向かいます。