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豚汁模型!

鉄道模型のごった煮をゆるくほそぼそ楽しむブログ

2025'04.19.Sat
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2012'11.29.Thu
IMG_5319s.jpg そろそろということで、青森駅を出ることにした一行。国鉄時代の上野口好きが集まった面々ですから、当然この後も国鉄ゆかりの施設に向かうことになります。もうどこかはお分かりですよね。
 こちらは青森駅に止まっていた北斗星用のEF510。今まで、最近製造される車両ってのは鉄道車両としての風格が無くてカッコ悪いと思っていたんですが、この北斗星用のEF510はなかなかどうしてカッコいいと思っています。赤いEF81の牽く北斗星よりも、なんとなくこちらのほうがしっくりきてしまうのは気のせいでしょうかね?
 なんにせよ、北斗星の模型を手に入れる機会があれば是非とも欲しい1両です・・・・・・・・・いやいやまさか、HOなんかに手を出そうなんて思ってませんよ・・・・・・本当ですよ?(^^;

IMG_5341s.jpg コインロッカーに荷物を預け、かつての車両搬入口とともに保存されている八甲田丸を見に行くことにします。
 船だけでも保存するのは大変だと思われますが、この車両搬入のための桟橋をモニュメント的に残したことも、この街が青函連絡船をどれだけ誇りに思っていたかが分かるというものです。
 かつてどれだけのワムやトラ、そして「北東航」の札が挿されたマニやオユたちがここの桟橋のジョイントを響かせたことでしょう。このモニュメントは、青函連絡船が単なる船ではなかったことを如実に示すものとして、後世に伝えるべきと思います。

defb53b9.jpeg 幾度と無く通り超えた陸奥湾を眺めながら、何度と無く荒波を潜り抜けた難航路、津軽海峡をその先に見据える八甲田丸。
 第一線の花形で、腕自慢の益荒男で鳴らしたこの船も、今や在宅介護サービスを受けるおじいちゃん、というところになるでしょうか。
 それでもまだかつての海を見守り続ける、そういう気概が衰えてもなおこの船からは感じられます。
 時代の生き証人です。本当に大事にして欲しいと思います。

bde6820d.jpeg 中に入ってみます。
 かつての船室には昭和の青森を再現した展示が並びます。それはそれでよかったのですが、雑魚寝席(笑)を一区画でもいいので残して欲しかったな、とは思いました。
 操舵室の中にも入れます。船長気分で望遠鏡を覗くひさしさん。かつて乗組員だった方から直接、機器類ひとつひとつに至るまで解説をつけてくださり、一緒にいたまさるさんと共に感心しきりでした。
 まさるさんが羽織っていた東京「喜多」鉄道管理局のドカジャンを「東京『北』鉄道管理局って、あれかい?」と、その方が聞いていたのが印象的でした。やはり、当時にとっては重要な響きだったのですね。

IMG_5389s.jpg どでかく描かれたJNRの文字。色は赤とクリーム、または紺とクリームの違いはありますが、この文字に象徴される国鉄の誇りはまだ輝きを失っていません。
 JRになってからも少しの間青函連絡船は運航されていて、その間はJRマークを掲げて走ったはずですが、やはりこの船にはこのマークが一番似合います。誇りですからね。

IMG_5400s.jpg さて、車両甲板に下りてみます。
 船の科学館にあった羊蹄丸の中に入れなくなった後は、車両甲板が見られるのも全国でここだけになりました。函館の摩周丸はアスベスト問題で入れませんからね。
 それにしても狭いスペースです。よくぞここまで入れ込んだなあ、というのが正直な感想です。

ae6219e9.jpeg 私が見たかったのはなんといってもこれ。キハ82です。
 キハ181もそうなのですが、この時期の特急車のデザインのなんと美しいことか。丸みを帯びた、それでいて機能も損なわない先頭部のデザインはまだまだ見習わなければならないと思います。
 サビが浮いていたり特急のエンブレムがなくなっていたりと、状態は悪そうに見えますが、内部(内部がチラッと見えるのですが、これがもう完璧でした。鉄道博物館所蔵車などにも国鉄時代そのままと思います)の様子などを見るに状態はいいほうであると思います。再塗装は厳しいところに置いてあるとは思いますが、是非とも整備を行って欲しいものです。


IMG_5417s.jpg 青函連絡船を語る上で忘れちゃいけないのがこの車両。控車のヒ600です。
 貨車を連絡船に積み込む際に、当然入換用のDD13やDE10に押されてソロソロと車両甲板に入っていくわけですが、機関車は重いので船の中には入れません。そこで、船との間をこの控車で長さを稼いでいたわけですね。
 余談ですが、ここで展示されている車両にDD16がありますが、青森駅や函館駅で入換を行っていたのってDD13かDE10じゃなかったでしたっけ? DD16が入換をしているのは見たことが無いのですが・・・。北のDD16といえば、各地に散らばってそこそこの活躍をしており、近年は苗穂工場での入換機が有名でしたが、連絡線の入換を行った記録は見当たりません。このあたりはよくわからないところです。保存されている31号機も、五稜郭区にあって瀬棚線の運用に就いていたカマのようですし。

IMG_5398s.jpg 船の船首部分で見つけたものですが、これは面白い。
 想像でしかありませんが、据え置きの連結器が備え付けられていて、ここに貨車を繋げた後、下にあるホースを貨車のブレーキホースに繋いで、空気ブレーキを航送中にもかけておけるようにするもののようです。右にあるハンドルがブレーキ弁で、左の計器が空気圧を示すものでしょうね。 
 車両ごとにリンクとボルトで船体に固定していましたが、どうやら編成全体もこれで固定していたようですね。

DSCN4642s.jpg 八甲田丸を堪能していたらもうお昼の時間です。いきなりで恐縮ですが、これが我々のお昼ご飯。
 青森魚菜センターののっけ丼です。まあ細かいシステムはお店のサイトに書かれていますので、ここではレポートのみということで。
 当たり前の感想になってしまいますが、やはりそこは津軽海峡。どの刺身もうまいうまい。おかげで、味噌汁を買おうとしていたのに足りなくて、余計に払ってしまいました(^^;(右下に見えているのがおつりです
 刺身もあれば乾物、それに蒸したエビ・カニなどもあり、更にはしおからなどもありました。あーでもないこーでもないと悩んでいるうちに、皆さん食べ終わってしまったらしく外で一服されていました。お待たせしてしまってすみません(^^;

IMG_5424.jpg その後は会場を再び八甲田丸の前に移して、アオモリ横断ウルトラクイズの決勝戦です。決勝戦に進んだのはなるさんとひさしさん。そして司会のトメさん・・・・・・じゃなかった、mattunさん。
 いろいろとこねくり回して話を作ることは出来ますが、やはりこの模様は是非とも映像で見て欲しい(笑) 見ている側も(というか見ている側のほうが?)楽しい決勝戦でした。
 ちなみに勝者のなるさんは、TOMYTECの101系京浜東北線方向幕をゲット。あのシリーズ、ちょくちょく欲しいものが出るんですけど、なかなかお金が回せないんですよねえ。


 この後は、予定通りあおもりまちなか温泉という銭湯に。
 以前北海道に行ったときに、旅先での風呂は気持ちいいと記しましたが、特別温泉宿などにとまらないのならば風呂の行程は入れるべきだと痛感しました。
 もう一夜を共に過ごした(?)仲間であるわけですから、そんな仲間とゆったり風呂に入るのだからこれ以上の贅沢はありません。SEKKIさんに背中を流してもらう(若輩なのにスミマセン)場面もあったり、ちょっと缶ジュースを買いに行ったらなるさんが軽食コーナーでビールを頼んでいるし(その後、皆さん呑まれたようです(^^;)、いろいろと印象深いお風呂になりました。

 さて、ゆっくりしていたら時間はもう4時半です。いそいそとまちなか温泉を出て、青森駅に戻ります。
 ここでよもやの雨。八甲田丸の写真でも分かるように、あんなに快晴だったのに、です。そんな雨の中を、買出し班のSEKKIさんたちが駆け出していきます。
 えっ、何を買い出すかって? そんなの決まってるじゃないですかあ。

 だって、帰りもあけぼのに乗るんですよ!

 第五部に続く



 

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2012'11.21.Wed
DSCN4624s.jpg さて翌朝、携帯のアラームで予定通り秋田の手前で起床。
 起きておられた方もいらっしゃるようですが、日の出の瞬間は爆睡しておりました(^^; 試験前は徹夜だと相場は決まっているのです(意味不明
 既に車窓には日本海が見えておりますが、以前に見たときよりもずいぶんと波は穏やかなようです。これは青森での天気も期待できそうですね。

 と、ここでまもさんから入電。「SEKKIさんに連絡してるんですが帰ってこないんです」とのこと。後で聞いたところ、どうやらトリップしてて気づいてらっしゃらなかったようです(^^;

DSCN4636s.jpg 私の寝床であるBソロから、ほかの皆さんが就寝なさった(かどうかは知りませんが(^^;)B寝台に戻ってみます。
 前日の宴からは打って変わってのまったりモード。もうすぐ青森ということで、旅の余韻というものでしょうか。こういうのも夜行列車の醍醐味のひとつですね。
 手前3列がツアー同行の方々の寝床のはずですが、果たしてベッドメイクしなかった不届きものはどなたですかね・・・・・・(^^;






DSCN4631s.jpg そんなこんなで朝ごはんです。
 実はこのあけぼのという列車、高崎を過ぎると目立った長時間営業停車というのが無いのです。ですから、朝食の確保は上野で行わなければならないというわけです。
 普通はコンビニおにぎりが妥当なところですが、しかし、今回の朝食はmattunさんが発見した花善さんの鶏めし! なんとも豪勢な朝食です。さて中身は・・・・・・

DSCN4633s.jpg じゃーん! 実にウマそうですね・・・。
 食べてみた感想としては、これが実にウマい。駅弁であることを考えると、850円でこのボリュームは全く買って損はありませんね。
 しかも、なんと大館駅のホーム上で受け取ることができれば、出来立ての暖かいまま持ってきてくれます。これはうれしい。
 あ、今回はmattunさんに全てお任せしてしまったのですが、花善さんの駅弁を受け取るには色々と条件があるようですので、そこのところは各自確認でよろしくお願いします。

DSCN4637s.jpg さて、そんなこんなで青森についてしまった(←ここ重要)我々。皆さん口々に「もっと乗っていたかった・・・」。私もです(^^;








IMG_5294s.jpg ここまで牽いてきたEF81もご苦労さんでした。
 はまなすのときもそうでしたが、やはり青森駅ではすぐに機関車を解放してしまう様子。撮影する方は気をつけるとよろしいかと思います。


IMG_5318s.jpg そのあとは急いで反対側にも回ってDE10もパチリ。
 そうそう、カマ当てクイズはこの入れ替えDEでも実施されているのです。



27fdcfc5.jpeg 当然というか恒例となったあのカタチの箱を開ける、今回の勝者なるさん。
 聞けば模型は昔かじったっきりやっていないそうですが、しかし周りからは「復活しなよー、待ってるからー」の声が多数。
 なるさんいけません、ここから先は修羅の道ですぜ。

 そして同時に、アオモリ横断ウルトラクイズのペーパーテストの結果発表もありました。リアル世代の方々にかなわないのは当たり前ですが、なんとかnoto92さんをかわしてブービー賞に滑り込みました。伊達に水曜どうでしょうを見ているわけではございません(意味不明



c2f79595.jpeg その後は快晴の青森駅ですがすがしい潮風を浴びながらまったりする一同。
 そんななか一人がこんなものを発見すると、どこからともなくツアーメンバーが集まって「うおー、すげー」「残ってるのかー」の大合唱。喫煙所が近くにあったのですが、一服中のお客様にとってはさぞ不気味な集団に思えたことでしょう。
 青函トンネルが出来る前の青森駅には、青函連絡船が発着していたわけですが、列車を降りて連絡船へ向かう直通の通路がホーム上にあったんですね。俗に言う青森ダッシュというやつです。
IMG_5331s.jpg あっ、なるさんが走って行ってしまいました。いくら夜行列車で青森に着いたからって、青函連絡船は来ないですよー!

 って、行っちゃったし・・・・・・。




DSCN4638s.jpg 行ってしまったなるさんは仕方ないのでそのままにして(^^;)、そのほかの一同は青森駅を出ての散策と相成りました。
 最後はお馴染みの場所から。かつて雪まみれの485や583の写真が多く撮られたところですね。今ではホーム全てが埋まることはもうないですが、全ての番線、それもそれぞれのホームギリギリまで車両が詰まっていた時代があったわけですが、それを象徴するポイントがここのアングルだと思っています。かつては、写真いっぱいに写真の一番奥までごちゃごちゃした交流機器が並んだことと思います。



 第四部に続く
 

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2012'11.12.Mon
 今日は、蕨にて川口ポポ鉄クラブと、上越線レイアウトでお馴染みの鉄っちゃん倶楽部の合同運転会がありましたので、今後の参考にするべくはせ参じてきました。
 思っていた以上に両レイアウトとも素晴らしく、大いに刺激を受けて、今こうして文章を書いています。

 ・・・・・・と、ここまででしたら通常記事にはいたしません。二つのレイアウトを紹介するだけだと、レンタルレイアウトで自分の車両を走らせたわけではないですから、完全に他人のふんどしで記事を書くことになるわけで、そんなことは致しません。
 当たり前といえば当たり前ですが、私のような田舎の人間がせっかく東京(注:私のような茨城生まれの茨城育ちという田舎人間にとってみれば、埼玉県蕨市はもう東京なのです)に出るのですから、それに乗じて秋葉原などに出かけるのは自明の理であります(そうか?
 何かいい掘り出し物はないかと、朝っぱらから秋葉原をウロチョロする仲。その一環で立ち寄ったMONTA(IMONの中古部門)で、さらに何か出物はないかと棚を物色。
 ・・・・・・したのがいけませんでした。本当は全く買うつもりが無かったのに、あれよあれよという間に、「おっ、これは安すぎじゃないか・・・?」を皮切りに、店員に「これ見せてくれます?」から、更にモーターとライトなどの状態の確認、そしてしばし熟慮。最後には秘密の呪文、「えーい、買ってしまえ!」(ここまで数分



IMG_5608s.jpg 買ってしまいました。

 いや、もともと買うつもりでいたのですが、KATOから485のフルリニューアルが発表されたので買い控えていたのです。それを、かなーりお得な値段(半値は楽に切ってます)で見つけてしまったのです。仕方ないのです。運命だったのです(この辺でもう何を言ってるか分かっていない
 KATOの489系白山、見れば見るほどカッコいいです。素晴らしいです。安さの理由は、付属品が完璧でないことと、ケースの割れがあることです。しかし、車両そのものの状態はいたって良好。これは買う以外の選択肢は無いのです。絶対にそうなんです!(力説
 蕨での運転会の際に、これから蕨鉄道(模型の楽しめるバーが蕨にあります)にしけこむ予定のまもさんと終わり際に少しお話したのですが、まもさんが「欲しい模型って突然目の前に出てくることがあるよね」と仰ってましたが、まさにそれがこの製品(先日の東武200系もそうでしょうね)なんだと思います。それを感じるくらいに、ここのところの出会いはかなり衝撃的です。この勢いで女性と(以下略

 おまけ
IMG_5610s.jpg ついでにTAMTAMも覗いてきたのですが、オリジナル製品と銘打ってウレタンを発売していたので、物は試しで買ってみることにしました。
 実験台になってもらうのは、以前にケースを自作した際は車体が大きすぎて入らなかった583系。使用感は案外悪くありません。これなら移動にも充分耐えられるのではないですかね。
 CASCOからも同じようなウレタンが出ていまして、価格も同じくらいですからもう後は好みなのではないでしょうか。あとは、CASCOは安定供給があまり出来ていないようなので、この製品が安定的に供給できるかくらいの差しか出ないような気がします。
 前にも書きましたが、運転会の際の持ち運びを考えると1つのケースへの収納は必須課題となりますので、CASCO製品とあわせて買う機会が増えてくることでしょう。ウレタンだけならばそこまで負担にならないですしね。

 それでは、またしても衝動買いしてしまった記録をお送りしました。
 それでは今度こそ、またお会いしましょう(^^)ノ

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2012'11.11.Sun
 あけぼのレポをお送りしている最中ではございますが(この台詞も二回目)、直近でいくつか変化がありましたのでご報告を。
 といいますか、単なる衝動買いが続いたので、溜まらないうちに記事にしてみますということです(^^;

 まずは、あけぼのに乗った際に頂いた2両の車両を編成に組み込むべく車両を整備(有体に言えば衝動買い(^^;)したので、まずはそちらから。
 ちなみに、ところどころカメラの設定をミスっているところがあるので、そこはどうかお目こぼし下さいませorz

IMG_5595s.jpg まず、かずさんから頂いたオロネ10は、こんな編成に組みこんでみました。1972年から1980年まで見られた急行おがです。1980年に14系化されるまではこの姿で活躍しました。
 上野~秋田を奥羽本線経由で運転するという特殊性からか、記録を見るとこの時期には、碓氷峠を通過する特殊性のため連結されていた、急行妙高以外の主力列車の運用に入ることは少なくなっていたオハフ33や、中には茶色い客車が数両入っていることも珍しくなかったようです。また、本来は北オク所属の車で構成されるはずが、秋アキや秋カタ、仙センなどの表記も見られました。いわゆる寄せ集め急行というやつですね。
 模型の話に移ります。以前nRataさんで運転した際にオール旧客の急行津軽を走らせましたが、その際に使った旧型客車が多く入っています。実車も寄せ集めならモデルでも寄せ集めですね(^^;
 先頭は宇都宮区のEF58・・・・・・のつもりです。KATOの小窓車ですが、電暖用のランプが付いていませんからね。ちなみに、以前書いたようにナンバーなしのジャンク車がタネですので、ヒサシ付き車の余りナンバーをあてがったため、実車には存在しない仕様となっています。

IMG_5596s.jpg 12系仕様の急行津軽は一度も載せていなかったと思うので載せてみます。
 以前に繋いでいた旧客は後ろのおがに連結したため旧客の余りは無いですが、12系を使えばこのように2編成並べることはできます。時代的には、津軽が78年に12系化されましたので、78~80年までの並びということになるでしょうか。

IMG_5598s.jpg さて、今度はSEKKIさんから頂いたEF81を料理してみます。
 まずは最初に、当局に所属するEF81の紹介から。手前から、頂いた東日本色、北斗星仕様、国鉄仕様となります。




IMG_5599s.jpg 頂いたEF81は、こんな編成を組んでみました。方向幕のシールやヘッドマークの準備がまだなのですが、1990年から1997年まで走った24系の寝台特急鳥海を編成にしました。我々上野好きがあこがれる、オール白帯の美しい編成です。
 この列車は、現在運行されているあけぼのに統合される形で消滅した列車で、運転経路は現在のあけぼののルートと同じルートで走っていました(ちなみに、当時のあけぼのは陸羽東線を経由していました。アオモリ横断ウルトラクイズにもこれに関する問題がありましたね)。
 モデルは、格安でオークションに出ていたマイクロのゆうづる基本セットに、銀座4Fで手に入れたジャンクのオハネ24を2両増結し、9両編成としたものです。車両には本当にお金かかってません。7000円くらいじゃないですかね・・・(^^;
 直後にKATOの素晴らしいゆうづるが出たせいで、この製品は本当に人気無いですよね。まあ、私もマイクロを買わないでKATOのを買ったクチなんですけどね。私も当時、「あっぶねー、KATOからゆうづる出るのか。買わなくてよかったー」と思いましたもの(^^; 実際、KATOの方が造形力は上ですが、少しくらい劣ってても走らせれば分かんないじゃん、という人には安くておススメですよ。実際、著しい差異が認められるのは室内くらいで、あとは雰囲気の問題だと思いますから。
 ただ安く上げただけではつまらないので、この編成には浮いた分のお金であるギミックを仕込むことにしました。この画像からも分かるのですが、何だか分かりますでしょうか?

IMG_5601s.jpg じゃーん! 室内灯を仕込んでみました(^^)
 使用したのは、メーカー謹製のものではなく、F-MODELSという秋葉原のショップが出しているillumiという室内灯です。
 以前にKATOやTOMIXの室内灯には手を出したことがあり、どんな感じかは知っていたのですが、その2種類のどちらよりもこの室内灯は素晴らしいです。何が素晴らしいって、室内が均一に光るんです。従来のものは、光源から離れれば離れるほど光は暗くなるものでしたが、画像を見ても分かるように非常に均一的です。これはいい。
 お値段も、通常の室内灯と変わらないくらいのものですし、室内灯の形状もTOMIXのそれに近い感じになっていますから、使いやすいですね。
 以前から室内灯に興味があって、一部ネット上では有名な”夕庵式”という室内灯を作ってみるつもりでしたが、これはKATO車のみに対応したものであるため、TOMIXやマイクロエースの車両には適合しません。現在計画されている「全夜行列車室内灯組込計画」なるプロジェクトを遂行する上でKATO車以外の車両がネックだったのですが、これで解決できそうです(いつになることやら。

 ちなみに、上で紹介した鳥海はあけぼのの全身にあたる列車であるわけですが、実はおがもあけぼののルーツをたどると登場する列車だったりします。鳥海にしても旧客時代の編成も所有していますし、それに20系客車はあけぼのの編成使用で導入してあります。これであけぼのにまつわる編成が4本も揃ったことになります。しかし、肝心の現行あけぼのを所有しておらず、この辺は他の皆さんにお任せしようと思う所存であります・・・(^^;

IMG_5602s.jpg オール白帯編成ということで、どこからか(たぶん井堀方面から)「ローピンにも牽かせろ!」という声が聞こえてきた気がしましたので、つなげてみますね。
 やっぱりかっくいー。




IMG_5605s.jpg さて、最後に紹介するのは、これこそ衝動買いの中の衝動買い、マイクロの東武200系後期車です。完全に流れを無視しています(^^;
 もともとスペーシアよりもデザイン的に好きな車両で、マイクロから出たときは新品でも買ってしまおうかと考えたほどでした。
 当たり前ですが、闇雲に買っていては財布が持ちませんのでその場はやむなく我慢。国鉄型の上野口もしくはその上野口の車両と顔を合わせる車両に限定する、というルールにのっとってその場はスルーしました。
 それから今までの間に、上野好き以外の方と運転会をやる機会が何度もあったのですが、その中でJR化以降の車両や私鉄車両が走っているのを多く見て、やはり普通に走らせる分にはカラフルな車両も楽しいと思い直すようになっていました。
 そんなことを常々考えていたところ、近くのハード○フにこれがなんと6000円で転がっているではないですか。専門店以外での中古店でよくある不動車なのでは、ということも頭をよぎったのですが、新サービスである10日間返金保証というサービスに負けて購入してしまいました。
 家に帰って早速走らせてみたところ、動力もライトもまったく問題なし。これはいい買い物をしました。こういった類の車両はレイアウトでも映えますので、運転会をやる際にはぜひとも持ち込みたい車両ですね(^^)
 ちなみに、この車が当局の初シングルアームパンタ車だったりします。どれだけ古い車両ばかりを集めているかがこの辺でよくわかります(^^;


 さて、買った話はこれくらいにして、ここからは皮算用の話。ここからは文字だけになりそうなので、それでもいいという方のみどうぞ。
 読まない方は、ここまでです。それではまたー(^^)ノ
 

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2012'11.06.Tue
 さて、水上を出発し上越国境をものともせず、ずんずん進んでいくEF81とあけぼのの編成。我々もあけぼの車内で酒の勢いがどんどん進んでいきます(笑)
 酒の入った不良修学旅行生たちのひそひそ酒宴は、酒飲み番長2(なるさん、酒飲み番長1は小山でお留守番です)を中心にまったく終わる気配を見せません。そして、一人先に就寝した担任の先生(mattunさん)に注意される始末。カーテンの隙間からにゅっと出てきた顔は滅茶苦茶不機嫌そうでした(^^;

IMG_5281s.jpg そんな一幕がありながらも長岡に到着。
 前回きたぐにに乗った際はこの駅で記念撮影がありましたし、その前に個人的にムーンライトえちごに乗ったときは深夜のこの駅で降りて乗り換えています。そういう意味では、私にとっては印象深い駅です。
 そういえば、そうですそうです。この駅ではEF64-1000からEF81に機関車交換が行われる駅でした。就寝したmattunさん以外の全員が完全に酔っ払っている中、カマ当てクイズが行われたのでした。

IMG_5283s.jpg 運転停車の時間をもらったしおりで確かめながら、待つこと数刻。入替灯も誇らしげに二台が並びます。
 このカメラでは性能が悪くてカマ番号は見えないものの、確認したところEF81-139です! これは私が予想したカマです!
 他にも同じ予想だった方がいましたので、ジャンケンで景品GET権を決めたところ、見事勝利! 何もせず参加しただけの私がこんな早くにもらってもいいものかと思いましたが、ありがたく頂戴することにしました。
 そして景品を私に手渡そうとするSEKKIさんの手には、予想通りといいますか、予想通りで本当にいいの!? と言いたくなるほど、見慣れたというかさっきまさるさんの時に見たばかりのお馴染みの形のハコが……。

DSCN4651s.jpg やったー!\(^o^)/

 本当にEF81です。本当にもらっていいんでしょうかと、旅から帰ってきてこの写真を撮っている今でも思います。
 本体と同じくらいにうれしいのが、記念品特別仕様のケースです。訳あって裏が見せられないのが残念なのですが、本当にこれは実用性と記念性を兼ね備えた、すばらしいプレゼントだと思います。ありがとうございました。

 と、私に景品が渡されるとともに、かずさんが「タイミングがいいから……」となにやら私に渡してきます。しかも、また先ほど同じような箱をもらったばかりですよ……!?

DSCN4653s.jpg なんと、KATOの10系ロネまでもらってしまいました。
 以前、チャットで「他は余分に持ってるんですけど、ロネだけ余裕が無いんですよね」と私が何気なく話したのを覚えてくださっていたようで、なんとわざわざ持ってきていただいたのでした。これは本当に予想していなかったことで、本当にビックリでした。
 「余剰車でしかも銀屋根だから……」とかずさんは仰ってましたが、いやいや単品販売が無くなった今では本当に貴重です。ほしいと思ってすぐに手にはいるものじゃないですしね。

 せっかく頂いたので、これら2両とも何かしら形にしてあげたいと思っています。
 お二方、本当にありがとうございました。

 さて、宴会は長岡でいったんお開きとなり、各自自分の寝台に戻っていきます。私は、せっかくあけぼのに乗ったのではじめての個室を体験するべく、下り列車はBソロを別口で取っておいたのでした。

DSCN4618s.jpg こちらがBソロ上段の内部です。立てないのは当たり前ですが、寝るだけなら身長180cmの私でも足を伸ばして寝られましたし、居住性はかなりいいのではないかと思います。2段寝台と同じ値段ですし、一人旅行ならぜひともオススメですね。
 そして、机の上に何かプリントのようなものが転がっています。目玉イベントの一つとして「アオモリ横断ウルトラクイズ!」なるものが開催されており、上野駅やあけぼのの問題などが100問載せられている予選のペーパーテストを、酒が入って眠い目をこすりながら解いているわけなのであります(^^; それにしても、よくもまあこんなことを幹事の皆さん方は思いついたと思います。そして、よく実行したなあとも思いました。だって解いているだけでもすごい問題量ですもん(^^;
DSCN4620s.jpg
 ちなみに、反対側はこんな感じになってます。
 これだけ広ければ、一人旅行なら十分すぎる広さだと思います。







DSCN4617s.jpg ペーパーテストの回答も終わり、ガラにもなく外の暗闇を見ながら黄昏れてみます。
 窓際に頂いた車両2両を置いて、しばしニヤニヤ。やはり夜汽車には独特の楽しさとワクワクがあります。明るかったころとはまったく違う景色が、朝起きたら窓一面に広がっているわけですからね。
 しおりや写真を撮影した時間から鑑みるに、どうやら村上駅を過ぎたあたりで私は就寝と相成ったようでした。
 ペーパーテストの用紙を提出する秋田駅まで、しばし眠ることにいたしました。

 つづく
 

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