というわけでお久しぶりです。絶賛放置中ですがやめたわけではないです。とりあえず保守がてらに戦利品でも晒しておくことにします。
難というのはナンバーが付いておらず、しかも余りもないということ。しかし、この製品は元々非電暖車がプロトタイプのため宮原や広島所属の番号しか入っておらず、肝心の宇都宮車の番号は付属していないのですよね。ですから、この難は別に気にならないです。
それに加えてあまり特定ナンバーにこだわるほうでもないので、所持している上越型の余り番号から見繕ってやろうと思っています。
ま、真実は朗堂の交換用ナンバーをわざわざ通販してまで手に入れるのが面倒なだけですが(^^;
スニ40は別に買わなくてもよかったのですが、200円という安さと品番が3桁時代の製品ということで勢い余って購入。しばらくは予備車としての在籍が続きそうです(^^;
マニ60は尾久の救援車だったオエ61 21にでも改造しようと思っています。21番はオハユニ61からの改造車なので、窓を埋めれば簡単に再現できるはず。手すりやテールライトもそれなりにはしてあげたいなと思ってます。
スハ43は、旧客は何両あっても困らないのでジャンク箱にあったロットが古くて安いものを拾ってきました。
単にそのままなのも面白くないので、1両は緩急車化改造されたオハフ45-200にでも改造しようかとたくらんでいます。一番端の窓を小さく加工して、あとは銀河か何かのテールライトでも取り付けてあげれば車体の加工は済むし、楽勝! ……かと思ってたんですが、これだけお手軽な改造なのにネットで作例が見当たらない……。何かこれ以外に難しい改造でもあるのかしら。テールライト点等化は若干面倒そうだとは思いますが……。
Nゲージの世界でワフといえばKATOのワフ29500や河合のワフ各種などがありますが、ローカル線の蒸気列車に高確率でついていたこのワフは不思議とプラでの製品化がありませんでした。ワフ25000なんかよりよっぽどメジャーな形式だと思うんですけどね…。
金属キットなので半田付け必須ですが、動力者でもないですし小さいので、瞬着でもどうにかなるんではないかと思っています。あるいは、半田付けの練習台にでもしましょうかね。
……なんとかGW中には大阪レポを終わらせたいですなあ…(トオイメ
ソファでもお構いなく眠り続け、時刻は8時半。お礼を言うのも早々にMさん宅を後にし、阪急の特急で再び梅田駅を目指します。
阪急の車内で一眠りした後は、いよいよお待ちかねの日本海の登場です。きたぐにと共に今改正で臨時格下げの列車であり、大阪に来た目的の一つでもありました。
到着する時間は30分前ということで、他の同業者とのもみ合いも覚悟しましたが、平日と言うこともあり、そこまでの人出とはならなかったのが幸いです。
この日は人身事故の影響で更に30分ほどの遅延が出ておりまして、売店で買ったおにぎりをむさぼり、日本海到着までしばしの休息。
これからの予定に関して遅延を知らせる電光掲示板を見ながら考えていると、後ろから私に声が掛かります。
「仲ちゃん!」
この日到着したばかりのSEKKIさんとまもさん、そして大阪で合流のmattunさんとkitkatさんです。日本海を撮りに行く時点でお会いできることは薄々感づいてはいましたが、ホームグラウンドから遠く離れた大阪で出会うことは感慨深いものがありますね。
挨拶もそこそこに、それぞれが撮影できる場所にいそいそと散っていきます。私は対岸の環状線ホームから、おそらくは人生で初めてとなるローズピンクのEF81が大阪駅に入線してきました。
これですよ、これです。ローズピンクに青の客車。嗚呼、私にはEG灯の仄かな明かりまで見えます(←喜多局関係者に多く見られるビョーキです
隣にはUSJに直通する桜島線用の103系が入線してきました。それにしてもドギツイ塗装ですね(^^;
この後、京都方面に行かれるSEKKIさんたちに別れを告げ、私は大和路快速に乗車し一気に久宝寺に向かいます。目的は勿論ウグイス色の103系です。
しかしこれが前日の大阪環状線同様に上手いこと来てくれません。撮影効率を考えて、おおさか東線と大和路線の双方を撮影できる駅をわざわざ選んだんですがね。しかもまたしても反対方向からは普通に来るという(^^;
最初に来たこの1本以外は全て201系か221系でした。
本来なら103系をこういうアングルで撮れるはずなんですよ。はずなんですよorz
これ以上は時間の浪費なので、1時間半ほどで久宝寺を後にし、今度は兼ねてから撮りたいと思っていた阪急に移動します。
ここではわざわざ普通電車(=103系)の大阪行きを選び、しばしMT54モーターの音を堪能します。コンプレッサーが新しくなっていたのか、この時代の車両でよく聞いた「ドドドドドド」という音が聞けなかったのは残念でしたが、昔の面影を残す103系は大変おいしゅうございました。
大阪駅についた後は通路を渡って梅田駅へ行き、京都本線に乗車します。巡光時間帯も考えて、選んだ駅は上新庄駅。高架ではありますが、ストレートの長い駅で阪和線の南田辺と似たロケーションですね。
力走する5300系。阪急の車両を撮っていて思うのは、先頭車がダブルパンタのためタイミングがつかみにくいこと。かつて京王6000系を撮ったときにも同じようなことがあったのを思い出しました。
老兵3300系がホームに進入してきます。こうやって車両を大切に使う関西の会社は素晴らしいですね。ちなみにもっと古い2300系は反対方向からの列車しか来ませんでした。つくづく反対方向のほうに縁がある私です(^^;
7300系のうち唯一リニューアル更新工事を受けた7320Fにも遭遇。これに関してはツイてました。
と、何本か撮っているうちにここで疲労が限界に。本当は宝塚・神戸線方面も回りたかったのですが、あまり良い撮影地が見つからなかったためと、一通りの車両の顔(京都線用と宝塚・神戸線用の車両とで形式は違いますが、顔はほぼ同じです)は撮ったので潔く撤退することに。また関西に来ることがあれば、今津線の3100系や嵐山線の6300系、更には能勢電鉄あたりまで足を伸ばして見たいものです。
それに加えて、どうやらどこかで撮影をした際に三脚を置き忘れていたことにここで気づきました。安物ではありましたが少しガックリ。ここまででかなり疲労が溜まっていましたが、これで更にガックリ来ましたね。
まだ少し時間がありましたので、梅田から御堂筋線経由で南海のなんば駅でしばしスナップ。早々に切り上げて、集合場所である大阪駅に戻ることにしました。梅田駅のすぐそばにヨドバシカメラがあるのは分かっていましたので、三脚を買いなおすべくヨドバシに立ち寄ることにいたしました。
前のレポートへ/次のレポートへ
しかし、ここって木とか架線柱とかあって結構撮りづらくないですかね?(^^; 撮れても2、3人が限度なんじゃないかと思います。まあ、黄色い線からはみ出せばその限りではありませんが。何度も言うようですが、撮影は黄色い線の内側で行いましょう(^^ヾ
とはいえ、来るのは201系ばかり。関東では全廃されてしまったとはいえ、関西ではそこかしこにいますので目が慣れてしまったとでもいいましょうか(^^;
この後も何本か201系を見送りますが、狙いの103系はなかなか来ません。やっと来たはいいものの、構図が甘く再チャレンジ。
しかしこの後が待っても待っても来ません。
反対方向からは何本も来るんですけどねえ……。
結局これ以上は望めないと判断し、次の撮影地に向かうことにしました。
一駅戻って京橋で降り、そこから京阪に乗り換えます。撮影地はこれまた有名な大和田駅。
が
到着した時点で既に露出は大変厳しく、何とか撮影しては見るもののISOを上げざるを得ないため撮る写真はザラザラしてしまいます。
なんとかまともに見えるのだけ紹介します。
来てすぐに撮った6000系、のはずなんですが、この時点で露出は相当に厳しいです。
8000系も来ましたがご覧のとおり。ちなみに8030番代は来ませんでした
5扉ですがラッシュ時以外は3扉となり、締め切ったドア部には釣っておいたシートを降下させ、締め切ったドア部にも座れるようにするという特異な構造を持つ5000系。各停運用に重宝されているようでした。
オリジナルの面影を色濃く残す2600系。次回来る機会があってそのときに残っていれば、正面から順光で撮りたいですな(^^;
陽も落ちたので、大阪駅に預けてあった荷物をいったん取りに戻り、荷物を引き取った後は京都に向かうべくまずは阪急の特急で烏丸まで9300系でひとっとびです。
(※写真は別の日に撮影したものです)
この車両、飛ばすことも勿論いいですが、車内の落ち着いた雰囲気とゆったりとしたシートで実に気持ちがいいですね。気持ちよすぎて烏丸で降りるはずが気がついたら終点の河原町でした(^^; 私が疲労でダウンしているころ、東京ではまもさんが既に一杯ひっかけていたようです(^^;
一駅戻って今度こそ烏丸で降り、市営地下鉄の烏丸線に乗り換えて京都で降ります。
日没後であるのに京都に来たのは、準備編の時にちょろっと話した、ありがたくも泊まらせていただけることになった方(以下Mさん)が京都にお住まいだからです。
待ち合わせ時間よりも少し早く着いた私は、普通電車はオール103系の奈良線を撮るべく三脚を立てつつ、到着をお待ちすることにしました。数年間にわたる付き合いとはいえ、ネットで知り合った人ですから顔を合わせるのは初めてです。ですので、三脚を目印にしていただくようメールでお伝えしました。
するとすぐに「○○さんですよね?」と私の旧HNで話しかけてこられる方が。どうやらこの方がMさんであるようです。旧HNというところがいかにも数年来、といったところですね(^^;
この後おいしいお好み焼きやさんに案内していただくことになっていたので、私が「夕飯にします?」とたずねると、「まだ撮ってて大丈夫ですよ」とのこと。もう夕飯時でしたが、ありがたくも撮影を続行させてもらいました。
そのおかげかは分かりませんが、
103系は勿論、
スーパーはくとに、
117系の原色まで撮ることができました。少しとどまっていただけで大変な成果です。本当にありがとうございました(^^)
もう一本103系を撮って、いい加減撤収することに。
この後、件のお好み焼きやさんに移動するのですが、何を話したかなど道中のことは疲労と荷物の重さが原因で正直記憶がぶっ飛んでいますorz
移動は京福を使ったのですが、もう疲れでカメラを出すどころではありませんでした(^^; モボ101は来なかったので、まあよしといたしましょう。
そしてこのお好み焼き屋さん、それがまあうまいことうまいこと。京都ということで上品なのかと思ったのですが、大阪風の豪快なお好み焼きで、値段を考えるとものすごいボリューム。大食漢を自称する私でしたが、お好み焼き1枚(Mさんと二人で違う味のものを1枚ずつ注文し、それぞれをはんぶんこしたのです)でお腹いっぱいになる日が来ようとは……。普段家で食べるのとはまた違う、ソースもマヨネーズもべっちゃりなお好み焼きはジャンクっぽくて美味しかったです。
食べ終わって少し休憩した後は、Mさんの自宅に向かいました。ご親切に貸して頂いたカードリーダーを使って撮ってきた写真の確認をしたり、またまたご親切にお風呂を借りたりと、もう感謝の言葉しかございません。
といいつつこの不肖仲は、お勉強しているMさんを横目にさっさとソファで就寝してしまったのでした…。思えば、高速バスで寝たのが3時間ほどで、それ以外で寝たのが梅田~河原町だけで後は歩き回っていたのですから、そりゃあ眠くもなるはずです(^^; 本当は翌朝も始発電車で行動するつもりだったのですが、このままだとこれからの行動に支障が出ると思い(SEKKIさんはワクワクで一日中起きておられたようですが(^^;)、目的の一つだった某列車に間に合うよう、翌朝8時半に携帯のアラームをかけ、午前2時に倒れこむようにして就寝したのでありました。
Special Thanks ! Mr.M !
降り立った朝の八時はラッシュもラッシュですごい混雑。天下の大動脈梅田ですから、それは当たり前です。
切符に交換してもらった後は、東京でバスの中での夜食用に購入したおにぎりが余ったので、それをベンチで食べました。眠気を覚ますのと、ラッシュを避ける意味合いもこめてしばし休憩です。平日であったこの日、通勤ラッシュの中を走り回ったら迷惑ですからね(^^;
この時点で外の天気は小雨。朝というのもあってカメラを振り回せる天気ではありません。ひとまず移動することにして時間をつぶすことにします。
梅田から市営地下鉄御堂筋線で難波まで乗り、難波からは南海本線で住吉大社駅を目指しました。
京浜急行の800系と共に、大手私鉄では片扉の最後の砦である7000系。過剰なまでに載せたクーラーがイカします。(※別の日に撮ったものです)
予定が詰まっていたので本格的な撮影はしなかったのですが、それにしても南海には未だに片扉車がいるのですね。しかも普通になんばに乗り入れてくる。もう一度大阪に行く機会があれば、今度は南海も撮影対象に入れねばなりませんね。
住吉大社からすぐ隣の阪堺電鉄住吉電停まで歩きます。歩いても5分ほどの距離で、目的だった住吉電停のクロスポイントにて撮影を行います。二路線が交わりますので、撮影効率を考えてのチョイスです。
当初の予定では、まず着いたら大阪環状線の103系を狙う予定でした。しかし、外は雨が降っており一眼レフでの撮影は、この後の故障などのことを考えるとあまり推奨できません。というわけで、傘を差しながらコンデジで撮影を行うことにしました。コンデジ買っておいてよかった(^^;
着いてまず撮った一枚。傘を差しながらコンデジを構えていますが、これなら何とかなりそうです。
と思っていたら、第一目標だった車が来てしまいました。もっと苦戦すると思っていたのですが…。このモ160形、季節が冬だった(非冷房のため夏季は運用が減少します)こともあるでしょうが、昭和初期の車両がこうして日常的に使われているというのはすごいことですね。
それにしてもこの駅舎、年季が入っていますね…。結構貴重なものだったりするのではないでしょうか。
ここで、阪堺を撮っているうちに雨がポツポツになって来ました。これなら次の撮影ポイントまでには止みそうです。雨がこのまま降り続いたらどうしようかと頭をひねって考えていたので、これはなんとも嬉しい誤算です。
(※写真は天王寺駅前電停に到着後撮影したものです)
目的の車がすぐに来たこともあって30分ほどで切り上げ、折よく来たモ172の釣り掛けサウンドにしばしうっとり。住吉から天王寺駅前までのショートトリップです。唸りを上げるモーター音と、直接響く線路の継ぎ目を渡ったことによる振動がなんとも溜まりません。
天王寺駅に着くと、今度は阪和線に乗り換えます。この路線、戦前は私鉄であり、その当時のホームが今も使われていて印象的ですね。まあ環状線や大和路線とはホームが離れているので乗り換えには少し不便かもですけど(^^; しかし、東京駅とは比べ物にならないので許せます(笑)
阪和線の狙いは青い103系です。あまり関西の情報は仕入れていないのでどれくらいの103系が動いているか分からなかったのですが、何ということはなくすぐにきてくれました。ちなみに、撮影場所は南田辺駅です。
写真からも分かると思いますが、雨が上がっているとはいえギリギリの撮影条件です(^^;
高運車が来なかったのは少し残念でしたが、1時間半ほどの滞在でかなりの数の編成を撮ることができました。
それにしても、関西ではこんな4・6両の快速列車にまでクロスシート車を入れるなんて、東の人間からすれば考えられないことです。思いつく限りだと東武の6050系くらいでしょうかね。
(画像を整理していて気づいたことですが、LEDが全く切れていません。どれだけのスローシャッターだったかがこれで分かると思います(^^;)
ここでは381系のくろしお(私はしっかり撮りましたぜ! SEKKIさん!)と、
オーシャンアローを撮って撤退。オーシャンアローという名称も近いうちになくなるそうで、いい記録になったのでしょうかね。サイドのサインは見えていませんが(^^; まだ時間に余裕があったので兼ねてから気になっていた羽衣支線に乗るべく鳳を目指します。
ちなみに、SEKKIさんのレポの中でこのページの一番最後の写真に出てきた「麺屋」という立ち食いうどん屋、ちょうど私が前日に昼飯をここで食べていたことになります(^^; ちなみに食べたのはカレーでした(爆)
この羽衣支線、以前から路線図を見て気になっていたのです。何故こんなところに一駅だけの路線があるのかと不思議でならなかったのです。
結果、何のことは無いただの短路線でした(^^; どんな路線なのか分かったので由としましょう。一番大きく形の変わっている更新車だったのが少し残念でしたが。
南海経由でなんばまで戻り、今度は近鉄奈良線に乗り換えて鶴橋まで移動し、そこで撮影です。
それにしてもこの場所、複々線であるため車両がバンバン来ます。近鉄の鋼製普通列車は大別して↑の車両と、
↑の車両しかない(意訳すると、みんな同じ顔なので区別がつかない(^^;)ので、とりあえず適当に数を撮ったら撤収することにしていました。
いやー、本当に電車がよく来る場所です。例えば、
こんな感じで列車が発車していきます。いわば列車と列車の間に挟まって撮影をするわけで、かなりスリルがあるというか、怖いというか…(^^;
念のため言っておきますと、立ち入り禁止区域・黄色い線の外側での撮影は行っておりませんので念のため。また、鶴橋駅ホームの今里方は撮影場所が大変狭いですので、十分気をつけて撮影を行ってください。
他にも、
乗り入れてくる阪神の1000系や、
最古参の特急車12200系などもスナップでき、短いながらも充実した撮影となりました。
鶴橋からは再びJRに戻り、大阪環状線を撮るべき桜ノ宮を目指します。